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公開番号
2025031053
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137016
出願日
2023-08-25
発明の名称
画像照射装置
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
個人
主分類
B60K
35/23 20240101AFI20250228BHJP(車両一般)
要約
【課題】画像生成ユニットからの出射光を第1および第2反射鏡で順次反射させることにより画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置において、画像生成ユニットの放熱機能を高めることができる構成とする。
【解決手段】第1ハウジング52の下壁部52bにおいて、第1および第2反射鏡70、80の中間位置の下方に位置する領域を、装置後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面部52bBとして構成し、この傾斜面部52bBに、画像生成ユニット20がヒートシンク40を介して支持された構成とする。その際、ヒートシンク40として、その本体部40Aの下面から延びる複数の放熱フィン40Bが、下壁部52bに形成された複数のフィン挿通孔52cに挿入された構成とし、かつ、複数の放熱フィン40Bの前端面40Baが傾斜面部52bBの面直方向に対して下向きの方向に延びるように形成されたものとする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置において、
上記表示用画像を生成する画像生成ユニットと、上記画像生成ユニットから出射した光を上記画像表示部へ向けて順次反射させる第1および第2反射鏡と、上記画像生成ユニットならびに上記第1および第2反射鏡を収容するハウジングとを備えており、
上記第1反射鏡は、上記第2反射鏡よりも装置後方側に配置されており、
上記画像生成ユニットは、上記第1反射鏡と上記第2反射鏡との間において上記第1および第2反射鏡よりも下方側に配置された状態で、上記ハウジングの下壁部にヒートシンクを介して支持されており、
上記ハウジングの下壁部は、上記第1および第2反射鏡の中間位置の下方に位置する領域が装置後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面部として構成されており、
上記ヒートシンクは、上記画像生成ユニットを支持する本体部と、上記本体部から下方へ向けて装置前後方向に延びるように形成された複数の放熱フィンとを備えており、かつ、上記傾斜面部に形成されたフィン挿通孔に上記複数の放熱フィンが挿入された状態で配置されており、
上記ヒートシンクは、上記複数の放熱フィンの前端面が上記傾斜面部の面直方向に対して下向きの方向に延びるように形成されている、ことを特徴とする画像照射装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
上記ハウジングの下壁部は、上記第2反射鏡の下方に位置する領域が水平面部として構成されており、かつ、上記水平面部と上記傾斜面部とを接続する接続領域の傾斜角度が徐々に変化するように形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の画像照射装置。
【請求項3】
上記ヒートシンクは、上記本体部の前部領域が上記接続領域に沿って延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項2記載の画像照射装置。
【請求項4】
上記ヒートシンクは、上記複数の放熱フィンの後端面が上記傾斜面部の面直方向に対して下向きの方向に延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
【請求項5】
上記ヒートシンクは、上記複数の放熱フィンの下端面が水平面に沿って延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
【請求項6】
上記第1反射鏡は、上記画像生成ユニットからの出射光を上下方向に関して上記第2反射鏡よりも装置後方側において収束させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の画像照射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、車載用の画像照射装置として、車室内に配置された状態で、フロントウインドウ(すなわちウインドシールド)やその車室内側に配置された透光板等の画像表示部に表示用画像を映し出すように構成されたものが知られている。
【0003】
「特許文献1」には、このような画像照射装置として、表示用画像を生成する画像生成ユニットと、この画像生成ユニットから出射した光を画像表示部へ向けて順次反射させる第1および第2反射鏡とを備えたものが記載されている。
【0004】
この「特許文献1」に記載された画像照射装置においては、その画像生成ユニットならびに第1および第2反射鏡がハウジングに収容された構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-162704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような画像照射装置において画像生成ユニットの放熱機能を高めるためには、画像生成ユニットがヒートシンクを介してハウジングの外壁部に支持された構成とするとともに、そのヒートシンクとして、複数の放熱フィンを備えた構成とした上で、これらがハウジングの外壁部に形成されたフィン挿通孔に挿入される構成とすることが好ましい。
【0007】
また、このような画像照射装置においてハウジングをコンパクトに構成するためには、画像生成ユニットを装置斜め上後方へ向けて配置することにより、その出射光が装置後方側に位置する第1反射鏡に入射しやすくなるように構成することが好ましい。
【0008】
しかしながら、このようにした場合、ハウジングとしては、その下壁部の一部領域を装置後方へ向けて下方側に傾斜した傾斜面部として構成した上で、この傾斜面部に複数の放熱フィンを挿通させるためのフィン挿通孔を形成することが必要となる。そして、このようにした場合には複数の放熱フィンがハウジングの下方空間へ向けて傾斜面部の面直方向に延びることとなるため、ハウジングの下壁部において傾斜面部の装置前方側に位置する領域と複数の放熱フィンの前端面との間に楔状の狭い空間が形成されてしまい、この空間に熱溜りが生じてしまう。そしてこれにより画像生成ユニットの放熱機能が低下してしまう。
【0009】
なお、このような課題は、車載用以外の画像照射装置においても同様に生じ得る課題である。
【0010】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、画像生成ユニットからの出射光を第1および第2反射鏡で順次反射させることにより画像表示部に表示用画像を映し出すように構成された画像照射装置において、画像生成ユニットの放熱機能を高めることができる画像照射装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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