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公開番号2025031012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136940
出願日2023-08-25
発明の名称爪やすり
出願人株式会社グリーンベル
代理人個人,個人
主分類A45D 29/04 20060101AFI20250228BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】やすり目の上から削りくずを取り除く操作を頻繁に行うことなく目詰まりを防止できるとともに、爪を速く削る研削性を効果的に高めることができる爪やすりを提供する。
【解決手段】
爪やすりは、板状の基材10と、複数の貫通孔20とを具備する。複数の貫通孔20は、基材10に形成され、やすり目としての開口部21を両端に有し、少なくとも一方の開口部21の形状は多角形である。貫通孔20の両端の開口部21のうち、一方の開口部21の形状は多角形であり、他方の開口部21の形状は円形であることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状の基材(10)と、
前記基材(10)に形成され、やすり目としての開口部(21)を両端に有し、少なくとも一方の前記開口部(21)の形状は多角形である複数の貫通孔(20)
とを具備する爪やすり。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記複数の貫通孔(20)の両端の前記開口部(21)のうち、一方の前記開口部(21)の形状は多角形であり、他方の前記開口部(21)の形状は円形である、請求項1に記載の爪やすり。
【請求項3】
前記基材(10)は、前記開口部(21)が形成される研磨領域(30)を表面に有し、
前記開口部(21)の形状としての前記多角形は、三角形、四角形、及び六角形より選択される1種であり、形状が三角形、四角形、及び六角形のうちの1種である前記開口部(21)は、前記研磨領域(30)を平面充填するように配列される、請求項1又は請求項2に記載の爪やすり。
【請求項4】
前記開口部(21)の形状としての前記多角形は、正六角形であり、形状が正六角形である前記開口部(21)は、前記研磨領域(30)においてハニカム状に配列される、請求項3に記載の爪やすり。
【請求項5】
前記基材(10)は、18-8ステンレス鋼から形成される、請求項4に記載の爪やすり。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、爪やすりに関し、特に、目詰まりが起こり難く、高い研削性と繊細な仕上げ研磨のための操作性とを両立できる爪やすりに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
爪やすりは、爪切りのてこ板に付属として形成される他、爪やすり単体としても各種の爪やすりが市販されている。特許文献1には、板状の基材に溝状のやすり目が形成されている爪やすりが記載されている。特許文献1に記載の爪やすりによれば、例えば基材の両面に粗さの異なるやすり目を設けることによって、1つの爪やすりによって、爪を速く研削できるとともに、仕上げとして爪を研磨することもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-114283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の爪やすりにおいては、爪の削りくずがやすり目の上に溜まることによって、やすり目が目詰まりすることがある。従って、爪を研削、又は研磨する操作に加えて、やすり目の上から削りくずを取り除く操作を頻繁に行うことが必要となる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、やすり目の上から削りくずを取り除く操作を頻繁に行うことなく目詰まりを防止できるとともに、爪を速く削る研削力を効果的に高めることができる爪やすりを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に開示する爪やすりは、板状の基材(10)と、複数の貫通孔(20)とを具備する。前記複数の貫通孔(20)は、前記基材(10)に形成され、やすり目としての開口部(21)を両端に有し、少なくとも一方の前記開口部(21)の形状は多角形である。
【0007】
本願に開示する爪やすりにおいて、前記貫通孔(20)の両端の前記開口部(21)のうち、一方の前記開口部(21)の形状は多角形であり、他方の前記開口部(21)の形状は円形である。
【0008】
また、本願に開示する爪やすりにおいて、前記基材(10)は、前記開口部(21)が形成される研磨領域(30)を表面に有する。前記開口部(21)の形状としての前記多角形は、三角形、四角形、及び六角形より選択される1種であり、形状が三角形、四角形、及び六角形のうちの1種である前記開口部(21)は、前記研磨領域(30)を平面充填するように配列される。
【0009】
更に、本願に開示する爪やすりにおいて、前記開口部(21)の形状としての前記多角形は、正六角形であり、形状が正六角形である前記開口部(21)は、前記研磨領域(30)においてハニカム状に配列される。
【0010】
更に、本願に開示する爪やすりにおいて、前記基材(10)は、18-8ステンレス鋼から形成される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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