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公開番号
2025030147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135178
出願日
2023-08-23
発明の名称
車両用冷房システム
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60H
1/32 20060101AFI20250228BHJP(車両一般)
要約
【課題】冷却性能を向上可能な車両用冷房システムを提供する。
【解決手段】車両用冷房システムAは、凝縮器12と蒸発器14とに亘って冷媒を流通させる冷媒路B1を有する冷媒モジュールBと、凝縮器12及び蒸発器14にて冷媒と熱交換する冷却液を流通させる冷却液流路C1を有する冷却液モジュールCと、外気と冷却流体との間で熱交換を行う冷房用熱交換器52を有する空調モジュールDと、を備え、冷房用熱交換器52が、蒸発器14を流通する冷媒又は冷却液で冷却可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
凝縮器と蒸発器とに亘って冷媒を流通させる冷媒路を有する冷媒モジュールと、
前記凝縮器及び前記蒸発器にて前記冷媒と熱交換する冷却液を流通させる冷却液流路を有する冷却液モジュールと、
外気と冷却流体との間で熱交換を行う冷房用熱交換器を有する空調モジュールと、を備え、
前記冷房用熱交換器が、前記蒸発器を流通する前記冷媒又は前記冷却液で冷却可能に構成されている車両用冷房システム。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記冷却流体が前記冷却液である場合には、前記冷房用熱交換器が前記蒸発器を流通する前記冷媒で冷却される請求項1に記載の車両用冷房システム。
【請求項3】
前記冷却流体が前記冷媒である場合には、前記冷房用熱交換器が前記蒸発器を流通する前記冷却液で冷却される請求項1に記載の車両用冷房システム。
【請求項4】
前記冷媒モジュールと前記冷却液モジュールと前記空調モジュールとが一体化されている請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用冷房システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用冷房システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車室内の冷房を行う車両用冷房システムが利用されている。このような車室内の冷房を行う車両用冷房システムに関する技術として、例えば下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1には冷凍サイクル装置について記載されている。この冷凍サイクル装置は、車両用空調装置に適用される。車両用空調装置は、冷房モードと暖房モードとを切換可能に構成されている。冷房モードでは、室内蒸発器や室外蒸発器にて吸熱した熱を、室外熱交換器により外気に放熱させて車室内の冷房を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-60580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の冷凍サイクル装置では、冷房モード時に、室内蒸発器が冷却用膨張弁にて減圧された低圧冷媒と送風空気とを熱交換させて低圧冷媒を蒸発させ、送風空気を冷却している。しかしながら、室内蒸発器の環境温度が高い場合には、室内蒸発器に導入される送風空気の温度が高くなり、室内蒸発器における冷却性能が悪化する。このため、冷却性能を改善するために、室内蒸発器に放熱フィンを設けて放熱性を高めたり、室内蒸発器を大きくして熱交換量を増大したり、圧縮機の出力を大きくして冷媒の温度を低減することが考えられる。しかしながら、放熱フィンを設ける場合には、放熱フィンが複雑な形状であるため放熱フィンを作製する金型が複雑になり、生産コストが増大する。また、室内蒸発器や圧縮機を大きくする場合にも、コストアップや電力消費量が大きくなり電費の悪化につながる。
【0006】
そこで、コストや電力消費量の増大を抑制しつつ、冷却性能を向上可能な車両用冷房システムが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用冷房システムの特徴構成は、凝縮器と蒸発器とに亘って冷媒を流通させる冷媒路を有する冷媒モジュールと、前記凝縮器及び前記蒸発器にて前記冷媒と熱交換する冷却液を流通させる冷却液流路を有する冷却液モジュールと、外気と冷却流体との間で熱交換を行う冷房用熱交換器を有する空調モジュールと、を備え、前記冷房用熱交換器が、前記蒸発器を流通する前記冷媒又は前記冷却液で冷却可能に構成されている点にある。
【0008】
このような特徴構成とすれば、外気と冷却流体との間で熱交換を行って冷房を実行する冷房用熱交換器を冷媒又は冷却液で冷却することができる。したがって、例えば放熱フィンのような放熱機構を設けなくても冷房用熱交換器が冷却されるので、コストアップすることなく冷却性能を向上できる。また、冷却性能を向上するために、蒸発器や圧縮機を大きくしなくてもよいので、電力消費量が増大することもない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る車両用冷房システムの回路構成図である。
第1の実施形態に係る車両用冷房システムの配置を示す図である。
第1状態の冷媒の流れを示す図である。
第2状態の冷媒の流れを示す図である。
第3状態の冷却液の流れを示す図である。
第4状態の冷却液の流れを示す図である。
第2の実施形態に係る車両用冷房システムの回路構成図である。
第5状態の冷媒の流れを示す図である。
第6状態の冷媒の流れを示す図である。
第2の実施形態に係る車両用冷房システムの配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る車両用冷房システムは、車室内の冷房を行うことができるように構成される。以下、本実施形態の車両用冷房システムAについて説明する。ただし、車両用冷房システムAは、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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