TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025029835
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134698
出願日
2023-08-22
発明の名称
接着剤、物品及び物品の製造方法
出願人
東ソー株式会社
,
公益財団法人相模中央化学研究所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
175/04 20060101AFI20250228BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】ポリオレフィン基材の表面改質の有無によらず、該ポリオレフィン基材に対して強固に接着する接着剤層を形成することができる接着剤を提供すること。
【解決手段】ウレタン樹脂(A)を含有する接着剤であって、該ウレタン樹脂(A)が、ポリイソブチレンポリオールに由来する構成単位を含む、接着剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ウレタン樹脂(A)を含有する接着剤であって、
前記ウレタン樹脂(A)が、ポリイソブチレンポリオールに由来する構成単位を含み、
前記ウレタン樹脂(A)の分子量分布指数が2.0~4.0である、接着剤。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ウレタン樹脂(A)の重量平均分子量が6000~31000である、請求項1に記載の接着剤。
【請求項3】
前記ポリイソブチレンポリオールが、下記式(b1)で表される構造を含む、請求項1に記載の接着剤。
TIFF
2025029835000017.tif
44
149
[式(b1)中、*
3
及び*
4
は、ポリイソブチレン鎖と結合する結合手を示す。]
【請求項4】
前記ポリイソブチレンポリオールが、下記式(c1)で表される構造を含む、請求項1に記載の接着剤。
TIFF
2025029835000018.tif
14
149
[式(c1)中、aは、1以上の整数を示し、*
5
は、ポリイソブチレン鎖と結合する結合手を示す。]
【請求項5】
前記ポリイソブチレンポリオールの一分子あたりの水酸基数が1.0超3.0以下である、請求項1に記載の接着剤。
【請求項6】
前記ポリイソブチレンポリオールの一分子内に含まれる重合開始剤由来の構造が1つである、請求項1に記載の接着剤。
【請求項7】
前記ポリイソブチレンポリオールに由来する構成単位の含量が、前記ウレタン樹脂(A)の全質量を基準として、75.0~99.9質量%である、請求項1に記載の接着剤。
【請求項8】
前記ウレタン樹脂(A)が、ジフェニルメタン-4,4’-ジイソシアネート、ジフェニルメタン-2,4’-ジイソシアネート、2,4-トルエンジイソシアネート及び2,6-トルエンジイソシアネートからなる群より選ばれる少なくとも一種に由来する構成単位を含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項9】
前記ウレタン樹脂(A)が、
ポリイソブチレンポリオールに由来する構成単位を含む、重量平均分子量が6000~16000であるポリウレタン(A1)と、
ポリイソブチレンポリオールに由来する構成単位を含む、重量平均分子量が21000~31000であるポリウレタン(A2)と、を含む、請求項1に記載の接着剤。
【請求項10】
前記ポリウレタン(A1)の含量が、前記ウレタン樹脂(A)の全質量を基準として、50質量%以上である、請求項9に記載の接着剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、接着剤、物品及び物品の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ポリプロピレン等のポリオレフィンを含有する基材(以下、「ポリオレフィン基材」という。)は、工業的に広く普及している。ポリオレフィン基材は、金属材料と比較して軽量かつ安価であり、成形及び加工が容易といった利点がある。
【0003】
ポリオレフィン基材は、金属基材と比較して表面が濡れ難いことが知られている。表面の濡れ難さは、例えば、接着剤や塗料を塗布する際にハジキ等の欠陥を発生させる要因となる。また、表面が濡れ難い基材は、一般的に密着性が劣り、接着不良や塗膜剥離を起こしやすい。このため、従来から、基材の組成変更、表面改質等によって、基材と接着剤や塗料との接着性を改善する検討が行われている。
【0004】
例えば、特許文献1には、ポリオレフィン系樹脂に対してラジカル重合開始剤、不飽和カルボン酸単量体及び芳香族ビニル単量体を溶融混練することにより、接着性等の特性を改善した変性ポリオレフィン系樹脂組成物を得る方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-13230号公報
【非特許文献】
【0006】
Merlino,F.;Yousif,A.M.;Billard,E.;Dufour-Gallant,J.;Turcotte,S.;Grieco,P.;Chatene,D.;Lubell,W.D.J.Med.Chem.2016,59,4740-4752.
Oyama,R.;Abe,M.J.Org.Chem.2020,85,8627-8638.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記特許文献1に記載されているような基材の組成を変更する方法は、実用面及びコスト面で問題がある。また、基材の表面改質(例えばコロナ処理)によって接着性を改善する方法も、大型の装置が必要なため多額の設備投資が必要となるといった問題がある。そのため、基材の組成変更や基材の表面改質を行うことなく、ポリオレフィン基材と接着剤層との接着性を改善する手法の開発が求められる。
【0008】
そこで、本開示のいくつかの側面は、ポリオレフィン基材の表面改質の有無によらず、該ポリオレフィン基材に対して強固に接着する接着剤層を形成することができる接着剤を提供することを目的とする。本開示の他の一側面は、ポリオレフィン基材と上記接着剤を用いて形成された接着剤層とを備える物品を提供することを目的とする。本開示のさらに他の一側面は、上記物品の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示のいくつかの側面は、以下に示す[1]~[16]を提供する。
【0010】
[1]
ウレタン樹脂(A)を含有する接着剤であって、
前記ウレタン樹脂(A)が、ポリイソブチレンポリオールに由来する構成単位を含み、
前記ウレタン樹脂(A)の分子量分布指数が2.0~4.0である、接着剤。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東ソー株式会社
ケトン捕捉剤
1日前
東ソー株式会社
簡易型液体クロマトグラフ
12日前
東ソー株式会社
セルロース樹脂含有樹脂組成物
16日前
東ソー株式会社
直鎖パラフィン改質用触媒組成物
8日前
東ソー株式会社
組成物、ウレタン樹脂、および塗膜
12日前
東ソー株式会社
エチレン-酢酸ビニル共重合体ペレット
1日前
東ソー株式会社
希釈槽および希釈配管を備えたオートサンプラー
12日前
東ソー株式会社
クロロスルホン化プロピレン系重合体組成物及び接着剤
1日前
東ソー株式会社
熱圧成形用接着剤組成物並びに熱圧成形体及びその製造方法
10日前
東ソー株式会社
熱圧成形用接着剤組成物、熱圧成形体の製造方法及び熱圧成形体
10日前
東ソー株式会社
Cr-Si系焼結体
8日前
東ソー株式会社
吸着剤の廃棄処理方法
8日前
東ソー株式会社
カーボンナノチューブを含む導電性高分子組成物、及び導電性高分子膜
9日前
東ソー株式会社
Cr-Si系焼結体の製造方法
8日前
個人
消火塗料
25日前
個人
粘着テープ
18日前
ベック株式会社
被覆材
23日前
ぺんてる株式会社
固形描画材
16日前
日榮新化株式会社
粘着テープ
1か月前
三商株式会社
屋外用塗料組成物
26日前
アイカ工業株式会社
パテ組成物
16日前
日榮新化株式会社
掲示パネルセット
1か月前
株式会社エフコンサルタント
被覆材
10日前
東ソー株式会社
ホットメルト接着剤
1か月前
アイカ工業株式会社
塗材仕上げ工法
1か月前
日本特殊塗料株式会社
塗り床材組成物
1か月前
コニシ株式会社
プライマー組成物
1か月前
アイカ工業株式会社
光硬化型圧着組成物
1か月前
株式会社大阪ソーダ
撥水撥油性表面処理剤
1か月前
デンカ株式会社
蛍光体
1か月前
デンカ株式会社
蛍光体
1か月前
花王株式会社
レオロジー改質剤
8日前
アイカ工業株式会社
無溶剤型コーティング剤
2か月前
アイカ工業株式会社
バランスウエイト用組成物
1か月前
デンカ株式会社
蛍光体粉末
26日前
大日本印刷株式会社
塗工液及び容器
1か月前
続きを見る
他の特許を見る