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公開番号
2025027672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132671
出願日
2023-08-16
発明の名称
機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法およびプログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04M
11/00 20060101AFI20250220BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】機器に異常が発生した場合において、利用者が当該機器の異常の発生を迅速に把握できる機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】利用者が保有する端末装置4と、複数の機器3それぞれの状態を示す機器状態情報を取得する機器状態取得部111と、複数の機器3それぞれについて、機器状態情報を最後に取得した時点からの経過時間が予め設定された基準時間を超えている場合、対応する機器3との間での通信異常が発生したと判定する異常判定部112と、通信異常が発生した場合、通信異常を示す機器状態情報を、端末装置4へ送信する機器状態通知部114と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者が保有する第1端末装置と、
複数の機器それぞれの状態を示す機器状態情報を取得する機器状態取得部と、
前記複数の機器それぞれについて、前記機器状態情報を最後に取得した時点からの経過時間が予め設定された基準時間を超えている場合、対応する機器との間での通信異常が発生したと判定する異常判定部と、
前記通信異常が発生した場合、前記通信異常を示す前記機器状態情報を前記第1端末装置へ送信する機器状態通知部と、を備える、
機器管理システム。
続きを表示(約 3,200 文字)
【請求項2】
前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報を、対応する機器を識別する機器識別情報に対応づけて記憶する機器状態記憶部と、
前記機器状態記憶部が記憶する、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報と前記機器識別情報とを、前記第1端末装置へ送信する機器状態通知部と、を更に備え、
前記機器状態取得部は、前記複数の機器それぞれの、前記機器状態情報と前記機器識別情報とを取得し、取得した前記機器状態情報と前記機器識別情報とを互いに対応づけて前記機器状態記憶部に記憶させ、
前記第1端末装置は、
表示部と、
前記第1端末装置へ送信される、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報と前記機器識別情報とに基づいて、前記複数の機器それぞれの状態を、前記機器識別情報に対応づけた表示態様を有する機器状態通知画像を形成して前記表示部に表示させる表示制御部と、を有する、
請求項1に記載の機器管理システム。
【請求項3】
前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報を、対応する機器が設置された設置場所を識別する場所識別情報に対応づけて記憶する機器状態記憶部と、
前記機器状態記憶部が記憶する、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報と前記場所識別情報とを、前記第1端末装置へ送信する機器状態通知部と、を更に備え、
前記機器状態取得部は、前記複数の機器それぞれの、前記機器状態情報と前記場所識別情報とを取得し、取得した前記機器状態情報と前記場所識別情報とを互いに対応づけて前記機器状態記憶部に記憶させ、
前記第1端末装置は、
表示部と、
前記第1端末装置へ送信される、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報と前記場所識別情報とに基づいて、前記複数の機器それぞれの状態を、前記場所識別情報で識別される場所に対応づけた表示態様を有する機器状態通知画像を形成して前記表示部に表示させる表示制御部と、を有する、
請求項1または2に記載の機器管理システム。
【請求項4】
複数の機器それぞれの前記機器状態情報に基づいて、前記複数の機器のうちの、異常が発生している機器の数と異常が発生している機器の割合との少なくとも一方を集計する異常発生状況集計部と、
前記複数の機器のうちの、異常が発生している機器の数と異常が発生している機器の割合との少なくとも一方を示す異常発生状況情報を前記第1端末装置へ送信する異常発生状況通知部と、を更に備える、
請求項1または2に記載の機器管理システム。
【請求項5】
前記機器状態記憶部は、更に、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報を、前記設置場所を予め設定された複数のグループに分類したときに前記設置場所が属するグループを示すグループ情報に対応づけて記憶し、
前記機器状態通知部は、前記機器状態記憶部が記憶する、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報と前記場所識別情報とともに、前記グループ情報を、前記第1端末装置へ送信し、
前記表示制御部は、前記第1端末装置へ送信される、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報と前記場所識別情報と、前記グループ情報と、に基づいて、前記複数の機器それぞれの状態を、前記場所識別情報で識別される前記設置場所および前記設置場所が属するグループに対応づけた表示態様を有する機器状態通知画像を形成して前記表示部に表示させる、
請求項3に記載の機器管理システム。
【請求項6】
前記異常発生状況集計部は、複数の機器それぞれの前記機器状態情報に基づいて、前記複数の機器それぞれが設置された建物毎に、1つの建物に設置された複数の機器のうちの、異常が発生している機器の数と異常が発生している機器の割合との少なくとも一方を集計し、
前記少なくとも一方が、予め設定された利用者に対して注意を喚起する注意喚起基準を満たすか否かを判定する注意喚起判定部を更に備える、
請求項4に記載の機器管理システム。
【請求項7】
前記異常発生状況集計部は、複数の機器それぞれの前記機器状態情報に基づいて、前記複数の機器それぞれが設置された建物を予め設定された複数の領域に分割したときの前記複数の領域毎に、1つの領域に設置された複数の機器のうちの、異常が発生している機器の数と異常が発生している機器の割合との少なくとも一方を集計し、
前記少なくとも一方が、予め設定された利用者に対して注意を喚起する注意喚起基準を満たすか否かを判定する注意喚起判定部を更に備える、
請求項4に記載の機器管理システム。
【請求項8】
前記複数の機器それぞれと局所ネットワークを介して通信可能である第2端末装置と、
前記第2端末装置から送信される、応答情報の送信を要求する応答要求情報を、広域ネットワークを介して取得すると、前記応答情報を、前記広域ネットワークを介して前記応答要求情報の送信元へ送信する応答部と、を更に備え、
前記複数の機器は、それぞれ、前記第2端末装置から送信される前記応答要求情報を、前記局所ネットワークを介して取得すると、前記応答情報を、前記局所ネットワークを介して前記第2端末装置へ送信し、
前記第2端末装置は、
前記応答要求情報の送信後における、前記複数の機器それぞれから送信される前記応答情報および前記応答部から送信される前記応答情報の取得状況に基づいて、通信状況を確認する通信状況確認部を有し、
前記異常判定部は、更に、前記通信状況を示す通信状況情報に基づいて、前記通信異常の発生箇所を判定する、
請求項1または2に記載の機器管理システム。
【請求項9】
過去の予め設定された集計対象期間内における、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報に基づいて、前記複数の機器それぞれについての異常の発生回数と異常の発生の継続期間との少なくとも一方を集計する異常発生状況集計部と、
前記異常の発生回数と前記異常の発生の継続期間との少なくとも一方が、予め設定された利用者に注意を喚起する基準である注意喚起基準を満たすか否かを判定する注意喚起判定部と、
前記異常の発生回数と前記異常の発生の継続期間との少なくとも一方が前記注意喚起基準を満たすと判定されると、対応する機器を識別する機器識別情報と、対応する設置場所を識別する場所識別情報と、の少なくとも一方を示す注意喚起対象情報を含み異常が発生したことを通知する異常発生通知情報を前記第1端末装置へ送信する異常発生状況通知部と、を更に備える、
請求項1または2に記載の機器管理システム。
【請求項10】
過去の予め設定された集計対象期間内における、前記複数の機器それぞれの前記機器状態情報に基づいて、前記複数の機器それぞれについての異常の発生回数と異常の発生の継続期間との少なくとも一方を集計する異常発生状況集計部と、
前記異常の発生回数と前記異常の発生の継続期間との少なくとも一方が、予め設定された利用者に注意を喚起する基準である注意喚起基準を満たすか否かを判定する注意喚起判定部と、
前記異常の発生回数と前記異常の発生の継続期間との少なくとも一方が前記注意喚起基準を満たすと判定されると、対応する機器の機器識別情報と、対応する設置場所の場所識別情報と、の少なくとも一方を示す注意喚起対象情報を含み異常が発生したことを通知する異常発生通知情報を前記第1端末装置へ送信する異常発生状況通知部と、を更に備える、
請求項3に記載の機器管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の貯湯式の給湯機の沸き上げ動作を制御する給湯機制御装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この給湯機制御装置は、複数の給湯機それぞれが設置された住宅において将来の給湯機以外の電気機器での総消費電力と各住宅での使用湯量とを予測し、複数の給湯機それぞれの消費電力と前述の総消費電力との総和が予め設定された消費電力閾値以下に低減されるように複数の給湯機それぞれの稼働スケジュールを生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-137215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載されたような給湯機制御装置において、給湯機との通信が遮断されてしまった場合、当該給湯機の消費電力を精度良く監視することができなくなり、その結果、複数の住宅全体における電力使用量のピークが稼働スケジュール生成時に想定したピークを大きく超えてしまう虞がある。このため、給湯機との通信状態を監視し、通信状態が劣化した場合、その旨を管理者に迅速に把握させることで、機器の通信状態の早期復旧を実現し、複数の給湯機の総消費電力の平準化制御を安定的に継続させることが要請されている。
【0005】
本開示は上記事由に鑑みてなされたものであり、機器に異常が発生した場合において、利用者が当該機器の異常の発生を迅速に把握できる機器管理システム、機器管理装置、機器管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る機器管理装置は、
利用者が保有する第1端末装置と、
複数の機器それぞれの状態を示す機器状態情報を取得する機器状態取得部と、
前記複数の機器それぞれについて、前記機器状態情報を最後に取得した時点からの経過時間が予め設定された基準時間を超えている場合、対応する機器との間での通信異常が発生したと判定する異常判定部と、
前記通信異常が発生した場合、前記通信異常を示す前記機器状態情報を前記第1端末装置へ送信する機器状態通知部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、異常判定部が、複数の機器それぞれについて、前述の機器状態情報を最後に取得した時点からの経過時間が予め設定された基準時間を超えている場合、対応する機器との間での通信異常が発生したと判定する。そして、機器状態通知部が、通信異常が発生した場合、通信異常を示す機器状態情報を利用者が保有する端末装置へ送信する。これにより、機器と機器管理装置との間で通信異常が発生した場合、通信異常が発生したことが迅速に端末装置へ送信されるので、利用者が当該通信異常の発生を迅速に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る機器管理システムの概略構成図
実施の形態1に係る機器管理システムのハードウェア構成を示すブロック図
実施の形態1に係る機器管理システムの機能構成を示すブロック図
(A)は実施の形態1に係る機器状態記憶部が記憶する情報の一例を示す図、(B)は実施の形態1に係る機器状態記憶部が記憶する情報の他の一例を示す図
実施の形態1に係る機器管理システムの動作の一例を示すシーケンス図
実施の形態1に係る端末装置の表示部に表示される機器状態通知画像の一例を示す図
実施の形態1に係る端末装置の表示部に表示される機器状態通知画像の一例を示す図
実施の形態1に係る機器管理システムの動作の一例を示すシーケンス図
(A)は実施の形態1に係る端末装置の表示部に表示される集計結果通知画像の一例を示す図、(B)は実施の形態1に係る端末装置の表示部に表示される集計結果通知画像の他の一例を示す図
(A)は実施の形態1に係る端末装置の表示部に表示される異常発生状況詳細通知画像の一例を示す図、(B)は実施の形態1に係る端末装置の表示部に表示されるメール閲覧画像の一例を示す図
実施の形態1に係るクラウドサーバが実行する機器管理処理の流れの一例を示すフローチャート
本開示の実施の形態2に係る機器管理システムの概略構成図
実施の形態2に係る機器管理システムのハードウェア構成を示すブロック図
実施の形態2に係る機器管理システムの機能構成を示すブロック図
実施の形態2に係る機器状態記憶部が記憶する情報の一例を示す図
実施の形態2に係る機器管理システムの動作の一例を示すシーケンス図
(A)は実施の形態2に係る端末装置の表示部に表示される通信途絶発生通知画像の一例を示す図、(B)は実施の形態2に係る端末装置の表示部に表示される通信状態確認催促画像の一例を示す図
実施の形態2に係る機器管理システムの動作の一例を示すシーケンス図
実施の形態2に係る端末装置の表示部に表示される機器状態通知画像の一例を示す図
実施の形態2に係るクラウドサーバが実行する機器管理処理の流れの一例を示すフローチャート
実施の形態2に係る端末装置が実行する通信異常発生箇所特定処理の流れの一例を示すフローチャート
本開示の実施の形態3に係る機器管理システムの機能構成を示すブロック図
実施の形態3に係る機器状態記憶部が記憶する情報の一例を示す図
実施の形態3に係る異常機器状態記憶部が記憶する情報の一例を示す図
実施の形態3に係る機器管理システムの動作の一例を示すシーケンス図
実施の形態3に係る端末装置に表示される集計結果通知画像の一例を示す図
(A)は実施の形態3に係る端末装置の表示部に表示される異常発生状況詳細通知画像の一例を示す図、(B)は実施の形態3に係る端末装置の表示部に表示されるメール閲覧画像の一例を示す図
実施の形態3に係る機器管理システムの動作の一例を示すシーケンス図
実施の形態3に係るクラウドサーバが実行する機器管理処理の流れの一例を示すフローチャート
(A)は変形例に係る端末装置の表示部に表示される機器状態通知画像の一部の一例を示す図、(B)は変形例に係る端末装置の表示部に表示される機器状態通知画像の一部の他の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施の形態1)
以下、本開示の実施の形態に係る機器管理システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る機器管理システムは、利用者が保有する第1端末装置と、複数の機器それぞれの状態を示す機器状態情報を取得する機器状態取得部と、複数の機器それぞれについて、機器状態情報を最後に取得した時点からの経過時間が予め設定された基準時間を超えている場合、対応する機器との間での通信異常が発生したと判定する異常判定部と、通信異常が発生した場合、通信異常を示す機器状態情報を第1端末装置へ送信する機器状態通知部と、を備える。
【0010】
本実施の形態に係る機器管理システムは、例えば図1に示すような、複数の住戸H[0,0]、H[0,1]、・・・、H[0,i]、・・・(iは0以上の整数)からなる住戸群を構成する建物である集合住宅B[0]、B[1]、・・・B[j]、・・・(jは0以上の整数)について使用される。ここで、集合住宅B[j]とは、例えば高圧一括受電方式により電力供給を受けるマンションである。各住戸H[j,i]には、機器3と、機器3と各住戸H[j,i]において構築された局所ネットワークNW2を介して通信可能な通信制御装置2と、局所ネットワークNW2を介して通信制御装置2と通信可能なブロードバンドルータ(以下、「BBR」と称する)8と、が設置されている。局所ネットワークNW2は、無線LAN(Local Area Network)または有線LANである。また、BBR8は、インターネットのような広域ネットワークNW1に接続されている。本実施の形態に係る機器管理システムは、集合住宅B[j]への電力供給を管理するいわゆるアグリゲータが管理する端末装置4と、クラウドサーバ1と、を備える。端末装置4とクラウドサーバ1とは、広域ネットワークNW1を介して通信可能となっている。また、クラウドサーバ1および端末装置4は、それぞれ、広域ネットワークNW1を介して利用者のメール情報を管理するメールサーバ6と通信可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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