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公開番号2025026667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024216124,2023188459
出願日2024-12-11,2019-03-11
発明の名称画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/105 20140101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ISPを適用するブロックであっても、各サブブロックの処理を並列に実行すること。
【解決手段】画像復号装置200は、イントラ予測による予測信号を生成する予測信号生成部242Cを備え、予測信号生成部242Cは、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、かかるブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、サブブロックの幅が、第1閾値未満になる場合は、かかるブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、サブブロックの幅が、第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、上述のブロックのブロックサイズが、32画素である場合、かかるブロックは、2分割され、上述のブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、かかるブロックは、4分割される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像復号装置であって、
イントラ予測による予測信号を生成する予測信号生成部を備え、
前記予測信号生成部は、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が、第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを特徴とする画像復号装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
画像符号化装置であって、
イントラ予測による予測信号を生成する予測信号生成部を備え、
前記予測信号生成部は、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が、第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを特徴とする画像符号化装置。
【請求項3】
イントラ予測による予測信号を生成する工程を有し、
前記工程において、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを特徴とする画像復号方法。
【請求項4】
画像復号装置で用いるプログラムであって、コンピュータに、
イントラ予測による予測信号を生成する工程を実行させ、
前記工程において、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、
前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像復号装置、画像復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ブロックをサブブロックに分割し、サブブロックごとにイントラ予測を順次実行する「Intra Sub-Partitions(ISP)」 という技術が知られている(例えば、非特許文献1及び非特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-037936号公報
【非特許文献】
【0004】
Versatile Video Coding (Draft 4)、JVET-M1001
CE3:Intra Sub-Partitions Coding Mode(Tests 1.1.1 and 1.1.2)、JVET-M0102
Jiang Jie、Guo Balong、Mo Wei、Fan Kefeng共著、Block-Based Parallel Intra Prediction Scheme for HEVC、Journal of Multimedia、Vol.7、No.4、2012年8月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のISPでは、あるサブブロックのイントラ予測を行う際に、同一ブロック内の直前に処理したサブブロックの復号画像を参照する。よって、各サブブロックの処理は、直列に実行する必要がある。特に、ハードウェアで実装した際に、かかる処理が処理速度のボトルネックとなる可能性があるという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ISPを適用するブロックであっても、各サブブロックの処理を並列に実行することができる画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の特徴は、画像復号装置であって、イントラ予測による予測信号を生成する予測信号生成部を備え、前記予測信号生成部は、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が、第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを要旨とする。
【0008】
本発明の第2の特徴は、画像符号化装置であって、イントラ予測による予測信号を生成する予測信号生成部を備え、前記予測信号生成部は、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が、第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを要旨とする。
【0009】
本発明の第3の特徴は、画像復号方法であって、イントラ予測による予測信号を生成する工程を有し、前記工程において、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを要旨とする。
【0010】
本発明の第4の特徴は、画像復号装置で用いるプログラムであって、コンピュータに、イントラ予測による予測信号を生成する工程を実行させ、前記工程において、イントラサブ分割を適用するブロックにおいて、前記ブロック内の全てのサブブロックの予測信号を生成する際に、前記サブブロックの幅が第1閾値未満になる場合は、前記ブロックに隣接する復号済みブロックの画素を参照し、前記サブブロックの幅が、前記第1閾値以上になる場合は、直前に処理したサブブロックの復号済み画素を参照し、前記ブロックのブロックサイズが、32画素である場合、前記ブロックは、2分割され、前記ブロックのブロックサイズが、32画素より大きい場合、前記ブロックは、4分割されることを要旨とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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