TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025009524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112587
出願日2023-07-07
発明の名称点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G06T 9/40 20060101AFI20250110BHJP(計算;計数)
要約【課題】符号化の圧縮性能を向上させること。
【解決手段】本発明に係る点群復号装置200において、ツリー合成部2020は、Predictive codingのAngularモードにおいて、センサータイプ或いは動作モードによって、実施する処理を切り替え、Angularモードであり、且つ、センサータイプがNon-Spinning LiDARデータを示す場合或いは動作モードが仰角成分の予測及び残差復号の有効化を示す場合、処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて、処理対象ノードの親ノード及び祖先ノードの値に基づいてイントラ予測を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
点群復号装置であって、
ツリー合成部を備え、
前記ツリー合成部は、
Predictive codingのAngularモードにおいて、センサータイプ或いは動作モードによって、実施する処理を切り替え、
前記Angularモードであり、且つ、前記センサータイプがNon-Spinning LiDARデータを示す場合或いは前記動作モードが仰角成分の予測及び残差復号の有効化を示す場合、処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて、前記処理対象ノードの親ノード及び祖先ノードの値に基づいてイントラ予測を行うことを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ツリー合成部は、前記親ノードの値に、前記親ノードの値と前記祖先ノードの値との差分を加えた値を、予測値として、前記イントラ予測を行うことを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記ツリー合成部は、前記親ノードの値に、直前に処理した枝におけるノード間の差分の平均値を加えた値を、予測値として、前記イントラ予測を行うことを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記ツリー合成部は、前記親ノードの値に、直前に処理した枝における親ノードの値に最も類似するノードと、前記ノードの子ノードとの間の差分を加えた値を、予測値として、前記イントラ予測を行うことを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項5】
前記ツリー合成部は、前記処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて複数のイントラ予測方法を有し、フラグに基づいて前記イントラ予測方法を切り替えることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の点群復号装置。
【請求項6】
点群復号方法であって、
Predictive codingのAngularモードにおいて、センサータイプ或いは動作モードによって、実施する処理を切り替える工程と、
前記Angularモードであり、且つ、前記センサータイプがNon-Spinning LiDARデータを示す場合或いは前記動作モードが仰角成分の予測及び残差復号の有効化を示す場合、処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて、前記処理対象ノードの親ノード及び祖先ノードの値に基づいてイントラ予測を行う工程と有することを特徴とする点群復号方法。
【請求項7】
コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、
前記点群復号装置は、
ツリー合成部を備え、
前記ツリー合成部は、
Predictive codingのAngularモードにおいて、センサータイプ或いは動作モードによって、実施する処理を切り替え、
前記Angularモードであり、且つ、前記センサータイプがNon-Spinning LiDARデータを示す場合或いは前記動作モードが仰角成分の予測及び残差復号の有効化を示す場合、処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて、前記処理対象ノードの親ノード及び祖先ノードの値に基づいてイントラ予測を行うことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、Predictive codingにおいて、Spinning LiDARデータを対象にデータの特性や偏りを考慮するAngularモードでイントラ予測を行う技術が開示されている。
【0003】
また、非特許文献2では、Predictive codingにおいて、Spinning LiDARデータを対象にデータの特性や偏りを考慮するAngularモードでインター予測を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
G-PCC codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00271
G-PCC 2nd Edition codec description、ISO/IEC JTC1/SC29/WG7 N00314
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1の方法では、Non-spinning LiDARデータに対して、データの特性や偏りを考慮せずイントラ予測を行うため、圧縮性能が損なわれるという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、符号化の圧縮性能を向上させることができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、ツリー合成部を備え、前記ツリー合成部は、Predictive codingのAngularモードにおいて、センサータイプ或いは動作モードによって、実施する処理を切り替え、前記Angularモードであり、且つ、前記センサータイプがNon-Spinning LiDARデータを示す場合或いは前記動作モードが仰角成分の予測及び残差復号の有効化を示す場合、処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて、前記処理対象ノードの親ノード及び祖先ノードの値に基づいてイントラ予測を行うことを要旨とする。
【0008】
本発明の第2の特徴は、点群復号方法であって、Predictive codingのAngularモードにおいて、センサータイプ或いは動作モードによって、実施する処理を切り替える工程と、前記Angularモードであり、且つ、前記センサータイプがNon-Spinning LiDARデータを示す場合或いは前記動作モードが仰角成分の予測及び残差復号の有効化を示す場合、処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて、前記処理対象ノードの親ノード及び祖先ノードの値に基づいてイントラ予測を行う工程と有することを要旨とする。
【0009】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、ツリー合成部を備え、前記ツリー合成部は、Predictive codingのAngularモードにおいて、センサータイプ或いは動作モードによって、実施する処理を切り替え、前記Angularモードであり、且つ、前記センサータイプがNon-Spinning LiDARデータを示す場合或いは前記動作モードが仰角成分の予測及び残差復号の有効化を示す場合、処理対象ノードの極座標変換後の座標値r、θ、φについて、前記処理対象ノードの親ノード及び祖先ノードの値に基づいてイントラ予測を行うことを要旨とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、符号化の圧縮性能を向上させることができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
4日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
4日前
KDDI株式会社
ロボットを基本動作させるためのアクチュエータへの指示を自動獲得する方法
4日前
KDDI株式会社
接続先変更処理を高度化する基地局装置、端末装置、制御方法、及びプログラム
4日前
個人
案件管理装置および端末装置
12日前
株式会社発明屋
電池指向の構造設計
19日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
4日前
株式会社イズミ
総合代行システム
8日前
個人
ダブルオークションシステム
8日前
富士通株式会社
プロセッサ
18日前
富士通株式会社
予測
11日前
合同会社IPマネジメント
料金収受システム
11日前
株式会社SUBARU
車両用操作装置
4日前
西日本電信電話株式会社
分析装置
11日前
マクセル株式会社
リーダライタ用ホルダ
11日前
個人
株式投資コンペティションシステム
11日前
トヨタ自動車株式会社
電池性能推定方法
11日前
株式会社アジラ
行動体存在推定システム
18日前
株式会社知財事業研究所
仮想認証システム
11日前
富士通株式会社
シーン検出
11日前
株式会社ノジマ
顧客情報管理システム
4日前
株式会社ノジマ
商品選択支援システム
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
11日前
株式会社デンソー
電子制御装置
4日前
クチュールデジタル株式会社
NFT処理方法
5日前
株式会社デンソー
電子制御装置
5日前
株式会社知財事業研究所
仮想空間相続システム
12日前
トヨタ自動車株式会社
方法
4日前
株式会社ROKU
情報処理装置、支援システム
4日前
株式会社ホリケン
重要事項説明個人情報保護システム
4日前
アスエネ株式会社
温室効果ガス排出量管理方法
12日前
個人
スマート工場システム
4日前
シャープ株式会社
表示装置及び表示方法
11日前
トヨタ自動車株式会社
不動産価値評価システム
11日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
4日前
株式会社ノジマ
商品の購入支援システム
4日前
続きを見る