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公開番号
2025018656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122559
出願日
2023-07-27
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
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個人
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個人
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個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250130BHJP(信号)
要約
【課題】ユーザが移動する経路上に存在する障害物等の物体をユーザが回避することを支援するために必要な携帯端末のリソースを削減できるようにする。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザが保有する第1携帯端末の位置を示す位置情報と、ユーザが移動する予定の経路を示す経路情報と、を取得する取得部131と、ユーザとは異なる他ユーザが保有する第2携帯端末の位置の軌跡に基づいて、経路上に所定の物体が存在する可能性があるか否かを判定する判定部133と、経路上に物体が存在する可能性があると判定部が判定したことを条件として、第1携帯端末に関連付けられた撮像部が撮像することと、撮像部によって撮像された撮像画像を予め定められた送信先に送信することと、の少なくとも一方を開始させるための開始情報を、第1携帯端末に送信する送信部132と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザが保有する第1携帯端末の位置を示す位置情報と、前記ユーザが移動する予定の経路を示す経路情報と、を取得する取得部と、
前記ユーザとは異なる他ユーザが保有する第2携帯端末の位置の軌跡に基づいて、前記経路上に所定の物体が存在する可能性があるか否かを判定する判定部と、
前記経路上に前記物体が存在する可能性があると前記判定部が判定したことを条件として、前記第1携帯端末に関連付けられた撮像部が撮像することと、前記撮像部によって撮像された撮像画像を予め定められた送信先に送信することと、の少なくとも一方を開始させるための開始情報を、前記第1携帯端末に送信する送信部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記送信部は、前記経路上に前記物体が存在する可能性があると前記判定部が判定し、かつ前記第1携帯端末の位置と前記物体の位置との間の距離が閾値以下になったことを条件として、前記開始情報を送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記送信部は、前記開始情報を前記第1携帯端末に送信した後に、前記第1携帯端末の位置と前記物体の位置との間の距離が前記閾値より大きくなったことを条件として、前記撮像部が撮像することと、前記撮像部によって撮像された撮像画像を前記送信先に送信することと、の少なくとも一方を終了させるための終了情報を、前記第1携帯端末に送信する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記撮像画像に前記物体が写っているか否かを判定し、
前記送信部は、前記撮像画像に前記物体が写っていないと前記判定部が判定したことを条件として、前記物体が前記撮像部の撮像範囲外であることを前記ユーザに通知する情報を、前記第1携帯端末に送信する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記撮像画像に前記物体が写っているか否かを判定し、
前記送信部は、前記撮像画像に前記物体が写っていないと前記判定部が判定したことを条件として、前記撮像部の撮像範囲を広げるように前記撮像部を制御する制御情報を、前記第1携帯端末に送信する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記判定部は、前記撮像画像に前記物体が写っているか否かを判定し、
前記送信部は、前記撮像画像に前記物体が写っていないと前記判定部が判定したことを条件として、前記撮像部による撮像の向きを変更するように前記撮像部を制御する制御情報を、前記第1携帯端末に送信する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記判定部は、前記開始情報を受信した前記第1携帯端末が前記撮像部による撮像及び前記撮像画像の送信の少なくとも一方を開始できたか否かを判定し、
前記送信部は、前記第1携帯端末が前記撮像部による撮像及び前記撮像画像の送信の少なくとも一方を開始できなかったと前記判定部が判定したことを条件として、前記撮像画像が取得できないことを前記ユーザに通知する情報を、前記第1携帯端末に送信する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記送信部は、前記経路上に前記物体が存在する可能性があると前記判定部が判定した場合であって、前記物体を基準とした所定範囲内における複数の前記軌跡の数又は密度が基準値以上である場合に、前記開始情報を送信しない、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記判定部は、前記経路上に存在する可能性があると判定した前記物体が前記経路上に固定された固定物であるか否かを判定し、
前記判定部は、第1時点において前記物体が前記固定物であると判定した場合に、前記第1時点より後の第2時点において、前記軌跡に基づくことなく前記経路上に前記物体が存在する可能性があると判定する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記送信部は、前記判定部が前記第1時点において前記物体が前記固定物であると判定した場合に、前記第1時点より後の第2時点において前記経路を移動する予定の前記ユーザに前記経路上に前記物体が存在する可能性があることを通知する情報を、前記第1携帯端末に送信する、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが保有する携帯端末による撮像に関する処理を行うための情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、視覚障がい者等のユーザを目的地に到達させるためのナビゲーションシステムであって、ユーザの携帯端末から周囲の画像を送信し、送信された画像に基づいて他人からユーザにアドバイスを与えられるようにするシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-117094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザが移動する経路上に障害物等の物体が存在する場合に、ユーザに対して物体を回避するための指示が与えられることが望ましい。特許文献1に記載されたシステムでは、画像に基づいて物体を回避するための指示をユーザに与えるためには常に携帯端末が画像を撮像及び送信する必要があるため、携帯端末の電池容量及び通信容量等のリソースが多く消費されるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザが移動する経路上に存在する障害物等の物体をユーザが回避することを支援するために必要な携帯端末のリソースを削減できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の情報処理装置は、ユーザが保有する第1携帯端末の位置を示す位置情報と、前記ユーザが移動する予定の経路を示す経路情報と、を取得する取得部と、前記ユーザとは異なる他ユーザが保有する第2携帯端末の位置の軌跡に基づいて、前記経路上に所定の物体が存在する可能性があるか否かを判定する判定部と、前記経路上に前記物体が存在する可能性があると前記判定部が判定したことを条件として、前記第1携帯端末に関連付けられた撮像部が撮像することと、前記撮像部によって撮像された撮像画像を予め定められた送信先に送信することと、の少なくとも一方を開始させるための開始情報を、前記第1携帯端末に送信する送信部と、を有する。
【0007】
前記送信部は、前記経路上に前記物体が存在する可能性があると前記判定部が判定し、かつ前記第1携帯端末の位置と前記物体の位置との間の距離が閾値以下になったことを条件として、前記開始情報を送信してもよい。
【0008】
前記送信部は、前記開始情報を前記第1携帯端末に送信した後に、前記第1携帯端末の位置と前記物体の位置との間の距離が前記閾値より大きくなったことを条件として、前記撮像部が撮像することと、前記撮像部によって撮像された撮像画像を前記送信先に送信することと、の少なくとも一方を終了させるための終了情報を、前記第1携帯端末に送信してもよい。
【0009】
前記判定部は、前記撮像画像に前記物体が写っているか否かを判定し、前記送信部は、前記撮像画像に前記物体が写っていないと前記判定部が判定したことを条件として、前記物体が前記撮像部の撮像範囲外であることを前記ユーザに通知する情報を、前記第1携帯端末に送信してもよい。
【0010】
前記判定部は、前記撮像画像に前記物体が写っているか否かを判定し、前記送信部は、前記撮像画像に前記物体が写っていないと前記判定部が判定したことを条件として、前記撮像部の撮像範囲を広げるように前記撮像部を制御する制御情報を、前記第1携帯端末に送信してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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