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公開番号2025025675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130695
出願日2023-08-10
発明の名称光走査装置およびそれを備えた画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G02B 26/10 20060101AFI20250214BHJP(光学)
要約【課題】発光モジュールを容易に位置調整して固定可能な光走査装置およびそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】光走査装置は、光源部と、ポリゴンミラーと、第1走査レンズと、第2走査レンズと、収容部と、を備える光走査装置である。光源部は、レーザー光を出射する発光モジュールを複数有する。収容部は、光源部と、ポリゴンミラーと、第1走査レンズと、第2走査レンズと、を収容する。発光モジュールは、レーザー光を出光する発光素子と、カップリングレンズと、ブラケットと、を有する。カップリングレンズは、発光素子から出射されたレーザー光を主走査方向に略平行に変換するとともに副走査方向に集光させる。発光モジュールは、隣り合う突出部の間において、上下方向に並べて配置されるとともに、ブラケットが、接着剤を介して両側の突出部に固定される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
レーザー光を出射する発光モジュールを複数有する光源部と、
上下方向に延びる回転軸回りに回転して前記光源部から出射された前記レーザー光を反射し、像担持体の周面を主走査方向に走査させるポリゴンミラーと、
前記ポリゴンミラーによって反射された前記レーザー光を集光する第1走査レンズと、
前記第1走査レンズを通過した前記レーザー光を前記像担持体の周面に結像させる前記第2走査レンズと、
前記光源部と、前記ポリゴンミラーと、前記第1走査レンズと、前記第2走査レンズと、を収容する収容部と、
を備え、
前記発光モジュールは、
前記レーザー光を出光する発光素子と、
前記発光素子から出射された前記レーザー光を主走査方向に略平行に変換するとともに副走査方向に集光させるカップリングレンズと、
前記レーザー光の出光方向に延びて前記カップリングレンズを内部に保持する筒状のブラケットと、
を有し、
前記収容部は、
前記回転軸に直交する方向に拡がる底壁部と、
前記底壁部の上面から上側に突出する複数の突出部と、
を有し、
前記発光モジュールは、隣り合う前記突出部の間において、上下方向に並べて配置されるとともに、前記ブラケットが、接着剤を介して両側の前記突出部に固定される、光走査装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
上下方向に並べて配置される前記発光モジュールのうち上側に配置される前記発光モジュールが固定される前記突出部間の最大幅は、下側に配置される前記発光モジュールが固定される前記突出部間の最大幅よりも大きい、請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
上下方向に並べて配置される前記発光モジュールのうち上側に配置される前記発光モジュールの前記接着剤と接触する領域における前記ブラケットの最外径は、下側に配置される発光モジュールの前記接着剤と接触する領域における前記ブラケットの最外径よりも大きい、請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
【請求項4】
上下方向に並べて配置される前記発光モジュールのうち上側に配置される前記発光モジュールの前記ブラケットは、外周面から突出して環状に形成された環状部を有し、前記環状部は、前記レーザー光の出光方向に複数並ぶ、請求項3に記載の光走査装置。
【請求項5】
前記接着剤が、紫外線硬化樹脂から成る、請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
【請求項6】
表面に感光層が形成された1つ以上の前記像担持体と、
前記像担持体を所定の表面電位に帯電させる帯電装置と、
前記帯電装置により帯電された前記像担持体の表面を露光して帯電を減衰させた静電潜像を形成する請求項1又は請求項2に記載の光走査装置と、
を備えた画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、露光走査により被走査面上に潜像を形成する光走査装置、およびそれを備えた複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の光走査装置は特許文献1に開示されている。この光走査装置は、光源部と、ポリゴンミラーと、第1走査レンズと、第2走査レンズと、収容部(光学箱)と、を有する。光源部は、レーザー光を出射する発光モジュール(光学ユニット)を複数配置する。ポリゴンミラーは、上下方向に延びる回転軸回りに回転して光源部から出射されたレーザー光を反射し、像担持体の周面を主走査方向に走査させる。第1走査レンズは、ポリゴンミラーによって反射されたレーザー光を集光する。第2走査レンズは、第1走査レンズを通過したレーザー光を像担持体の周面に結像させる。収容部は、光源部と、ポリゴンミラーと、第1走査レンズと、第2走査レンズと、を収容する。
【0003】
発光モジュールは、発光素子と、レンズと、ブラケットと、を有する。発光素子は、レーザー光を出光する。レンズは、発光素子から出射された前記レーザー光を主走査方向に略平行に変換する。ブラケットは、筒状に形成され、レーザー光の出光方向に延びてレンズを内部に保持する。2つの発光モジュールは、固定部材を介してユニット化され、固定部材は、収容部に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-0377836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の光走査装置によると、発光モジュールを位置調整して固定する際に、レーザー光の出光方向を中心に発光モジュールを周方向に回転させたり、上下方向に傾けて位置調整することが難しい問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み、発光モジュールを容易に位置調整して固定可能な光走査装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、光源部と、ポリゴンミラーと、第1走査レンズと、第2走査レンズと、収容部と、を備える光走査装置である。光源部は、レーザー光を出射する発光モジュールを複数有する。ポリゴンミラーは、上下方向に延びる回転軸回りに回転して光源部から出射されたレーザー光を反射し、像担持体の周面を主走査方向に走査させる。第1走査レンズは、ポリゴンミラーによって反射されたレーザー光を集光する。第2走査レンズは、第1走査レンズを通過したレーザー光を像担持体の周面に結像させる。収容部は、光源部と、ポリゴンミラーと、第1走査レンズと、第2走査レンズと、を収容する。発光モジュールは、レーザー光を出光する発光素子と、カップリングレンズと、ブラケットと、を有する。カップリングレンズは、発光素子から出射されたレーザー光を主走査方向に略平行に変換するとともに副走査方向に集光させる。ブラケットは、レーザー光の出光方向に延びてカップリングレンズを内部に保持し、筒状である。収容部は、底壁部と、複数の突出部と、を有する。底壁部は、回転軸に直交する方向に拡がる。突出部は、底壁部の上面から上側に突出する。発光モジュールは、隣り合う突出部の間において、上下方向に並べて配置されるとともに、ブラケットが、接着剤を介して両側の突出部に固定される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の第1の構成によれば、発光モジュールを容易に位置調整して固定可能な光走査装置およびそれを備えた画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の光走査装置5が搭載された画像形成装置100の全体構成を示す概略断面図
本発明の一実施形態に係る光走査装置5の斜視図
本発明の一実施形態に係る光走査装置5の斜視図
図2中のA-A断面図
本発明の光走査装置5の光源部46付近を拡大して示す斜視図
本発明の光走査装置5の発光モジュール30K、30Yの斜視図
本発明の光走査装置5の発光モジュール30C、30Mの斜視図
本発明の光走査装置5の発光モジュール30K、30Yの側面断面図
本発明の光走査装置5の発光モジュール30C、30Mの側面断面図
本発明の光走査装置5の光源部46の主走査方向に直交する断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
[1.画像形成装置100の構成]
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の光走査装置5が搭載される画像形成装置100の全体構成を示す概略断面図である。説明の便宜上、画像形成装置100が使用可能な設置状態(図1に示す状態)で鉛直方向を上下方向(Z1-Z2方向)と定義する。また、図1に示す画像形成装置100の紙面手前側の面を正面(前面)として前後方向(Y1-Y2方向)を定義する。また、設置状態の画像形成装置100の正面を基準として左右方向(X1―X2方向)を定義する。本実施形態では、左右方向(X1―X2方向)は、上下方向(Z1-Z2方向)及び前後方向(Y1-Y2方向)と直交している。
(【0011】以降は省略されています)

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