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公開番号
2025024958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129365
出願日
2023-08-08
発明の名称
ロードコーン転倒検知システム、及び転倒検知方法
出願人
首都高メンテナンス西東京株式会社
,
西尾レントオール株式会社
,
株式会社アドバンスクリエート
代理人
個人
主分類
E01F
9/608 20160101AFI20250214BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】ロードコーンの転倒を検知する新しい転倒検知システムを提供する。
【解決手段】ロードコーン転倒検知システム(100)は、ロードコーン(1)の内部に収容された状態で地面に載置される一又は複数の転倒監視装置(10)と、転倒監視装置(10)に電源ケーブル(21)を介して電力を供給する転倒検知装置(20)と、を備える。転倒監視装置(10)は、ロードコーン(1)の内部を照射する発光部(22)と、受光部(23)と、受光部(23)の受光量の変化に応じて電源ケーブル(21)を流れる電流量を変化させる転倒監視部(241)と、を備える。転倒検知装置(10)は、電源ケーブル(21)を介して供給する電力に基づいてロードコーン(1)の転倒を検知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ロードコーンの内部に収容された状態で地面に載置される一又は複数の転倒監視装置と、
前記転倒監視装置に電源ケーブルを介して電力を供給する転倒検知装置と、を備えるロードコーン転倒検知システムにおいて、
前記転倒監視装置は、
前記ロードコーンの内部を照射する発光部と、
受光部と、
前記受光部の受光量の変化に応じて前記電源ケーブルを流れる電流量を変化させる転倒監視部と、を備え、
前記転倒検知装置は、前記電源ケーブルを介して供給する電力に基づいて前記ロードコーンの転倒を検知する、
ロードコーン転倒検知システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のロードコーン転倒検知システムであって、
微分回路をさらに備え、
前記発光部は、所定の周波数で発光期間と非発光期間とを交互に繰り返すように構成され、
前記受光部は、受光量に応じて生成される転倒監視用電流を前記微分回路に出力し、
前記転倒監視部は、前記微分回路の出力に基づいて前記ロードコーンが転倒したか否かを判定し、前記ロードコーンが転倒したと判定した場合に前記電源ケーブルを流れる電流量を変化させる、
ロードコーン転倒検知システム。
【請求項3】
請求項2に記載のロードコーン転倒検知システムであって、
前記転倒監視部は、前記微分回路の出力に基づいて前記転倒監視用電流の高周波成分を監視し、所定の時間範囲内における前記高周波成分の周波数が所定周波数以下の場合に、前記ロードコーンが転倒したと判定する、
ロードコーン転倒検知システム。
【請求項4】
請求項1に記載のロードコーン転倒検知システムであって、
前記転倒監視部は、前記電源ケーブルの接地側と非接地側とを短絡させることにより前記電源ケーブルを流れる電流量を変化させるように構成され、
前記転倒検知装置は、前記電源ケーブルを流れる電流量が所定値を超えた場合、又は前記電源ケーブルの電圧が所定値未満になった場合に前記ロードコーンの転倒を検知する、
ロードコーン転倒検知システム。
【請求項5】
請求項2に記載のロードコーン転倒検知システムであって、
前記転倒検知装置は、所定の周波数の矩形波を出力することにより前記発光部に電力を供給し、
前記発光部は、前記矩形波に従って前記発光期間と前記非発光期間とを交互に繰り返すように構成される、
ロードコーン転倒検知システム。
【請求項6】
請求項2に記載のロードコーン転倒検知システムであって、
前記所定の周波数は、100ヘルツ以上に設定される、
ロードコーン転倒検知システム。
【請求項7】
請求項1に記載のロードコーン転倒検知システムであって、
前記転倒検知装置は第一報知手段をさらに備え、
前記第一報知手段は、前記ロードコーンの転倒を検知した場合に前記ロードコーンの転倒を音又は光により報知する、
ロードコーン転倒検知システム。
【請求項8】
請求項1に記載のロードコーン転倒検知システムであって、
ユーザが携帯可能に構成された一又は複数の受信機と、
前記転倒検知装置に備わる送信手段と、をさらに備え、
前記受信機は、受信手段と、第二報知手段と、を有し、
前記転倒検知装置は、前記ロードコーンの転倒を検知した場合に前記送信手段を介して所定の信号を送信するように構成され、
前記第二報知手段は、前記所定の信号を前記受信手段が受信した場合に、前記ロードコーンの転倒を音又は振動により前記ユーザに報知する、
ロードコーン転倒検知システム。
【請求項9】
ロードコーンの内部に収容された状態で地面に載置される一又は複数の転倒監視装置と、
前記転倒監視装置に電源ケーブルを介して電力を供給する転倒検知装置と、を用いたロードコーン転倒監視方法において、
前記ロードコーンの内部を照射し、
前記ロードコーンの内部を反射した光を受光し、
受光量の変化に応じて前記電源ケーブルを流れる電流量を変化させ、
前記電源ケーブルを介して供給する電力に基づいて前記ロードコーンの転倒を検知する、
ロードコーン転倒検知方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロードコーン転倒検知システム、及び転倒検知方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
高速道路などの道路上で工事を行う場合、工事を行う場所を複数のロードコーン等により区画して明示することが義務付けられている。
【0003】
このような工事現場において、ステレオカメラが取得した映像を監視することによりロードコーンの転倒を検知する監視システムが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-59859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ステレオカメラ等の撮像装置を要さずにロードコーンの転倒を検知する新しい転倒検知システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係るロードコーン転倒検知システムは、ロードコーンの内部に収容された状態で地面に載置される一又は複数の転倒監視装置と、転倒監視装置に電源ケーブルを介して電力を供給する転倒検知装置と、を備える。転倒監視装置は、ロードコーンの内部を照射する発光部と、受光部と、受光部の受光量の変化に応じて電源ケーブルを流れる電流量を変化させる転倒監視部と、を備える。転倒検知装置は、電源ケーブルを介して供給する電力に基づいてロードコーンの転倒を検知する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ロードコーンの転倒を検知する新しい転倒検知システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るロードコーン転倒検知システムの側面図である。
図2は、一実施形態に係るロードコーン転倒検知システムの平面図である。
図3は、一実施形態に係る転倒検知装置の構成図である。
図4は、一実施形態に係る転倒監視装置の構成図である。
図5は、一実施形態に係る発光部から出射された光が進む方向を説明するための図である。
図6は、一実施形態に係る短絡回路を説明するための図である。
図7は、一実施形態に係る携帯受信機の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0010】
-実施形態-
図1及び図2は、一実施形態のロードコーン転倒検知システム100(以下、単に転倒検知システム100と呼ぶ)の構成を説明するための図である。図1は、実際に路上等に設置した状態の転倒検知システム100を側面から見た図を示す。図2は、図1を、ロードコーン1を除いた状態で真上から見た平面図を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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