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公開番号2025024546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128734
出願日2023-08-07
発明の名称半導体ユニットおよび半導体モジュール
出願人株式会社東芝,東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01L 25/07 20060101AFI20250213BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コストを抑制することができる半導体ユニットおよび半導体モジュールを提供することである。
【解決手段】実施形態の半導体ユニットは、半導体チップと、第1導電部材と、第2導電部材と、第1絶縁部材と、ケースと、第2絶縁部材と、を持つ。第1絶縁部材は、半導体チップ、第1導電部材および第2導電部材を封止する。ケースは、半導体チップ、第1導電部材、第2導電部材および第1絶縁部材を含む半導体パッケージの周囲に配置される。ケースでは、第1導電部材の第1側に配置される第1部分と第2導電部材の第2側に配置される第2部分とが一体である。第2絶縁部材は、半導体パッケージを封止する。ケースの強度は、第1絶縁部材の強度および第2絶縁部材の強度より大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
半導体チップと、
前記半導体チップの第1側に配置され、前記半導体チップと導通する第1導電部材と、
前記第1側の反対側を第2側としたとき、前記半導体チップの前記第2側に配置され、前記半導体チップと導通する第2導電部材と、
前記第1導電部材の一部および前記第2導電部材の一部を除いて、前記半導体チップ、前記第1導電部材および前記第2導電部材を封止する第1絶縁部材と、
前記半導体チップ、前記第1導電部材、前記第2導電部材および前記第1絶縁部材を含む半導体パッケージの周囲に配置され、前記第1導電部材の前記第1側に配置される第1部分と前記第2導電部材の前記第2側に配置される第2部分とが一体であるケースと、
前記ケースの内側に配置され、前記半導体パッケージの一部を除いて前記半導体パッケージを封止する第2絶縁部材と、を有し、
前記ケースの強度は、前記第1絶縁部材の強度および前記第2絶縁部材の強度より大きい、
半導体ユニット。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第1導電部材と前記ケースの前記第1部分との間に配置され、前記第1導電部材と導通する第3導電部材と、
前記第2導電部材と前記ケースの前記第2部分との間に配置され、前記第2導電部材と導通する第4導電部材と、を有し、
前記第2絶縁部材は、前記第3導電部材の一部および前記第4導電部材の一部を除いて、前記半導体パッケージ、前記第3導電部材および前記第4導電部材を封止する、
請求項1に記載の半導体ユニット。
【請求項3】
前記第1絶縁部材および前記第2絶縁部材は、同種の材料を主成分とする、
請求項1または2に記載の半導体ユニット。
【請求項4】
前記第1絶縁部材の線膨張係数および前記第2絶縁部材の線膨張係数のうち、大きい方を大係数とし小さい方を小係数としたとき、前記大係数と前記小係数との差は、前記大係数の50%より小さい、
請求項1または2に記載の半導体ユニット。
【請求項5】
前記半導体パッケージの構成部材の間を導通接続する第1接合材と、
前記半導体パッケージと前記第3導電部材および前記第4導電部材との間を導通接続する第2接合材と、を有し、
前記第1接合材の融点は、前記第2接合材の融点より高い、
請求項2に記載の半導体ユニット。
【請求項6】
前記第1接合材の融点と前記第2接合材の融点との差が、30K以上である、
請求項5に記載の半導体ユニット。
【請求項7】
請求項1または2に記載の複数の半導体ユニットが電気的に並列接続される、
半導体モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体ユニットおよび半導体モジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電力変換装置は、複数の半導体モジュールを直列接続して形成される。半導体モジュールは、複数の半導体ユニットを並列接続して形成される。半導体ユニットには、コストを抑制することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3258200号公報
特許第4385324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、コストを抑制することができる半導体ユニットおよび半導体モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の態様1の半導体ユニットは、半導体チップと、第1導電部材と、第2導電部材と、第1絶縁部材と、ケースと、第2絶縁部材と、を持つ。第1導電部材は、半導体チップの第1側に配置され、半導体チップと導通する。第1側の反対側を第2側とする。第2導電部材は、半導体チップの第2側に配置され、半導体チップと導通する。第1絶縁部材は、第1導電部材の一部および第2導電部材の一部を除いて、半導体チップ、第1導電部材および第2導電部材を封止する。ケースは、半導体チップ、第1導電部材、第2導電部材および第1絶縁部材を含む半導体パッケージの周囲に配置される。ケースでは、第1導電部材の第1側に配置される第1部分と第2導電部材の第2側に配置される第2部分とが一体である。第2絶縁部材は、ケースの内側に配置され、半導体パッケージの一部を除いて半導体パッケージを封止する。ケースの強度は、第1絶縁部材の強度および第2絶縁部材の強度より大きい。
【0006】
実施形態の態様2は、態様1の半導体ユニットにおいて、第3導電部材と、第4導電部材と、をさらに有する。第3導電部材は、第1導電部材とケースの第1部分との間に配置され、第1導電部材と導通する。第4導電部材は、第2導電部材とケースの第2部分との間に配置され、第2導電部材と導通する。第2絶縁部材は、第3導電部材の一部および第4導電部材の一部を除いて、半導体パッケージ、第3導電部材および第4導電部材を封止する。
【0007】
実施形態の態様3では、態様1または2の半導体ユニットにおいて、第1絶縁部材および第2絶縁部材は、同種の材料を主成分とする。
【0008】
実施形態の態様4では、態様1から3のいずれか一つの半導体ユニットにおいて、第1絶縁部材の線膨張係数および第2絶縁部材の線膨張係数のうち、大きい方を大係数とし、小さい方を小係数とする。大係数と小係数との差は、大係数の50%より小さい。
【0009】
実施形態の態様5は、態様2の半導体ユニットにおいて、第1接合材と、第2接合材と、をさらに有する。第1接合材は、半導体パッケージの構成部材の間を導通接続する。第2接合材は、半導体パッケージと第3導電部材および第4導電部材との間を導通接続する。第1接合材の融点は、第2接合材の融点より高い。
【0010】
実施形態の態様6では、態様5の半導体ユニットにおいて、第1接合材の融点と第2接合材の融点との差が、30K以上である。
(【0011】以降は省略されています)

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