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公開番号
2025024300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128320
出願日
2023-08-07
発明の名称
トナーカートリッジおよび画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250213BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】空気によってトナー収容部からトナーを排出するカートリッジにおいて、トナー収容部のトナー残りを低減し、トナー排出量を安定化させる。
【解決手段】トナー収容部と、トナー収容部の下方に設けられ、トナーの通過を規制するとともに空気の通過を許容する通気部材と、通気部材によってトナー収容部と仕切られた空気室と、空気室に設けられた空気受入口と、空気受入口からの空気により搬送されたトナーをトナー収容部から送り出すための開口と、開口と連通し、送り出されたトナーをトナー収容部の外部に供給する経路となる送出経路と、送出経路に設けられた、送出される前記空気の流速を調整することができる流速調整部材を有するトナーカートリッジを用いる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置に装着可能なトナーカートリッジであって、
トナーを収容するトナー収容部と、
前記トナーカートリッジが前記画像形成装置に装着された状態で、重力方向における前記トナー収容部の下方に設けられており、前記トナーの通過を規制するとともに空気の通過を許容する通気部材と、
前記通気部材によって前記トナー収容部と仕切られた空気室と、
前記空気室に設けられ、外部から送られてきた空気を受け入れる空気受入口と、
前記空気受入口からの空気により搬送されたトナーを前記トナー収容部から送り出すための開口と、
前記開口と連通し、送り出された前記トナーを前記トナー収容部の外部に供給する経路となる送出経路と、
前記送出経路に設けられた、送出される前記空気の流速を調整することができる流速調整部材と、
を有することを特徴とするトナーカートリッジ。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記送出経路は、可撓性を有する部材であり、
前記流速調整部材は、前記送出経路を押圧して前記送出経路を閉状態とし、前記送出経路への押圧を解除して前記送出経路を開状態とする
ことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項3】
前記送出経路は、前記開口から続く第1の送出経路と、前記第1の送出経路とは前記流速調整部材を介して離れている第2の送出経路を含み、
前記流速調整部材は、連通口を含み、前記第1の送出経路および前記第2の送出経路が前記連通口を介して連通することで前記送出経路が開状態となる位置と、前記第1の送出経路と前記第2の送出経路が連通しないことで前記送出経路が閉状態となる位置と、の間で移動することができる
ことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項4】
前記トナーカートリッジが前記画像形成装置に装着された状態で、重力方向における前記通気部材の下方には、前記トナーが滑り落ちる傾斜部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項5】
前記開口は、前記トナーカートリッジが前記画像形成装置に装着されたときに前記傾斜部の最下点に設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載のトナーカートリッジ。
【請求項6】
前記送出経路は前記トナー収容部の外部に連通するパイプであり、前記開口は前記パイプの端部であり、前記傾斜部の最下点より高い位置に設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載のトナーカートリッジ。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載のトナーカートリッジが装着される画像形成装置であって、
前記トナー収容部における前記トナーの量を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知した前記トナーの量に応じて前記流速調整部材を制御する制御部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記検知手段の検知した前記トナーの量が所定の閾値以下の場合、前記
流速調整部材を制御して前記送出経路を閉状態とする
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記送出経路が閉状態となって前記トナー収容部の内圧が上昇した後、前記流速調整部材を制御して前記送出経路を開状態とする
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
トナーカートリッジを装着可能な画像形成装置であって、
前記トナーカートリッジは、
トナーを収容するトナー収容部と、
前記トナーカートリッジが前記画像形成装置に装着された状態で、重力方向における前記トナー収容部の下方に設けられており、前記トナーの通過を規制するとともに空気の通過を許容する通気部材と、
前記通気部材によって前記トナー収容部と仕切られた空気室と、
前記空気室に設けられ、外部から送られてきた空気を受け入れる空気受入口と、
前記空気受入口からの空気により搬送されたトナーを前記トナー収容部から送り出すための開口と、
を有しており、
前記開口と連通し、送り出された前記トナーを前記トナー収容部の外部に供給する経路となる送出経路と、
前記送出経路に設けられた、送出される前記空気の流速を調整することができる流速調整部材と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナーカートリッジおよび画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真画像形成装置において、画像形成に使用されるトナーを収容したトナーカートリッジや、電子写真プロセスを行うためのプロセスカートリッジを装置本体に着脱可能とした構成が広く知られている。こうしたトナーカートリッジにおいて、例えば特許文献1のように、トナー収容部に空気を流入し、空気の圧力によってトナーを排出・搬送する構成がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-147884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係るトナーカートリッジにおいては、トナー収容部に流入した空気によってトナーを搬送する構成になっている。このため、空気の作用が及ばないトナーは搬送されず、トナーカートリッジにトナーが残ってしまう。また、空気の作用が強すぎるとトナー収容部からトナーが大量に排出されてしまい、排出経路でトナー詰まりが発生する課題がある。
【0005】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、空気によってトナー収容部からトナーを排出するカートリッジにおいて、トナー収容部のトナー残りを低減し、トナー排出量を安定化させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、
画像形成装置に装着可能なトナーカートリッジであって、
トナーを収容するトナー収容部と、
前記トナーカートリッジが前記画像形成装置に装着された状態で、重力方向における前記トナー収容部の下方に設けられており、前記トナーの通過を規制するとともに空気の通過を許容する通気部材と、
前記通気部材によって前記トナー収容部と仕切られた空気室と、
前記空気室に設けられ、外部から送られてきた空気を受け入れる空気受入口と、
前記空気受入口からの空気により搬送されたトナーを前記トナー収容部から送り出すための開口と、
前記開口と連通し、送り出された前記トナーを前記トナー収容部の外部に供給する経路となる送出経路と、
前記送出経路に設けられた、送出される前記空気の流速を調整することができる流速調整部材と、
を有することを特徴とするトナーカートリッジである。
【0007】
本発明は、また、以下の構成を採用する。すなわち、
トナーカートリッジを装着可能な画像形成装置であって、
前記トナーカートリッジは、
トナーを収容するトナー収容部と、
前記トナーカートリッジが前記画像形成装置に装着された状態で、重力方向における前記トナー収容部の下方に設けられており、前記トナーの通過を規制するとともに空気の通過を許容する通気部材と、
前記通気部材によって前記トナー収容部と仕切られた空気室と、
前記空気室に設けられ、外部から送られてきた空気を受け入れる空気受入口と、
前記空気受入口からの空気により搬送されたトナーを前記トナー収容部から送り出すための開口と、
を有しており、
前記開口と連通し、送り出された前記トナーを前記トナー収容部の外部に供給する経路となる送出経路と、
前記送出経路に設けられた、送出される前記空気の流速を調整することができる流速調整部材と、
を有することを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によって、空気によってトナー収容部からトナーを排出するカートリッジにおいて、トナー収容部のトナー残りを低減し、トナー排出量を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る画像形成装置の断面構成を示す概略図
実施例1に係るプロセスカートリッジの断面図
実施例1に係るトナーカートリッジの断面図
(a)(b)は実施例1に係るトナー排出状態を示す断面図
(a)(b)は実施例1に係るトナー排出状態を示す断面図の続き
実施例1に係るトナーカートリッジの空気の流れを示す断面図
(a)トナーカートリッジの断面図、(b)流速調整部材の断面図
実施例1に係るトナーカートリッジの断面図
実施例1に係るトナーカートリッジの断面図の続き
実施例1に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの断面図
実施例1に係るトナーカートリッジとプロセスカートリッジの断面図
実施例2に係るトナーカートリッジの断面図
実施例2に係るトナーカートリッジの断面図の続き
実施例3に係るトナーカートリッジの搬送方法を示す断面図
(a)(b)は流速調整部材と周辺の構成を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り、後の説明においても初めの説明と同様のものである。特に図示あるいは記述をしない構成や工程には、当該技術分野の周知技術または公知技術を適用することが可能である。また、重複する説明は省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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