TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025020758
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124333
出願日
2023-07-31
発明の名称
除虫用餌剤容器とその着脱具の組み合わせ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
A01M
1/20 20060101AFI20250205BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】所要の設置場所に除虫用餌剤容器を容易に設置できるようにする。
【解決手段】餌剤を収納するための収納部8を内設し、この収納部8に通ずる連通口12を有する容器部2と、この容器部2を外部の設置場所Sに配置し、又は当該設置場所Sから回収する際に用いられる棒状の操作体32と、この操作体32に、その長手方向への変位可能に組み付けた把持体50とを具備する。前記操作体32の先方N側に、前記容器部2の表面の一部として設けた被装着面部Bへ装着させるための装着部Aを配備させる。この装着部Aに組み込んだ第1磁性体48で前記被装着面部Bに添設された第2磁性体28を吸着させる。前記容器部2に前記把持体50の先側を当接させた状態から、前記把持体50に対して前記操作体32を基方M側へ引き出して、前記装着部Aを、前記被装着面部Bから引き離す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
餌剤を収納するための収納部(8)を内設し、この収納部(8)に通ずる連通口(12)を有する容器部(2)と、
この容器部(2)を外部の設置場所(S)に配置し、又は当該設置場所(S)から回収する際に用いられ、長手方向の基方(M)側に操作部(G)を有する棒状の操作体(32)と、
この操作体(32)に、その長手方向への変位可能に組み付けた把持体(50)と
を具備しており、
前記操作体(32)の先方(N)側に、前記容器部(2)の表面の一部として設けた被装着面部(B)へ装着させるための装着部(A)を配備させており、
この装着部(A)に組み込んだ第1磁性体(48)と前記被装着面部(B)に添設された第2磁性体(28)とで前記被装着面部(B)に前記装着部(A)を吸着させるとともに、
前記装着部(A)を前記被装着面部(B)に装着した状態で、前記容器部(2)の表面に、前記把持体(50)の先側に配置された当接部(C)を当接させることが可能に形成し、この当接状態から、前記把持体(50)に対して前記操作体(32)を前記基方(M)側へ引き出すことにより、前記装着部(A)を、前記被装着面部(B)から引き離して脱着させることが可能に構成したことを特徴とする、除虫用餌剤容器及びその脱着具の組み合わせ。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記把持体(50)は、前記操作体(32)の長手方向から見て、当該操作体(32)を嵌入する案内溝(51)を有するチャネル形状に付形されており、かつ、上方から見て、少なくとも、その案内溝(51)の両側の2箇所で、前記当接部(C)を介して前記容器部(2)に当接するように形成したことを特徴とする、請求項1に記載の除虫用餌剤容器及びその脱着具の組み合わせ。
【請求項3】
前記把持体(50)は、前記操作体(32)の長手方向から見て、当該操作体(32)を嵌入する案内溝(51)を有するチャネル形状に付形されており、
前記操作体(32)は、前記操作部(G)と前記装着部(A)との間に中間部(38)を有し、かつ、これら中間部(38)及び装着部(A)は、それぞれ前記案内溝(51)内を進退可能な細長い形状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の除虫用餌剤容器及びその脱着具の組み合わせ。
【請求項4】
前記被装着面部(B)は、平坦面に形成され、この平坦面と直交する方向から見て、前記第2磁性体(28)を前記被装着面部(B)の中心部(b1)内に配備させることにより、前記装着部(A)が前記中心部(b1)と重なる位置にあるときに、前記第1磁性体(48)及び前記第2磁性体(28)の間で引力が作用し、前記中心部(b1)から外れたときには、当該引力が解消されるように構成した請求項1から請求項3のいずれかに記載の除虫用餌剤容器及びその脱着具の組み合わせ。
【請求項5】
前記操作体(32)と前記把持体(50)との間に、前記把持体(50)の当接部(C)と反対側に前記操作体(32)を付勢する付勢手段(59)を介在させたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の除虫用餌剤容器及びその脱着具の組み合わせ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は除虫用餌剤容器とその着脱具の組み合わせに関する。なお、本明細書において、除虫用餌剤とは、ゴキブリなどの害虫除去のための餌剤をいう。また「脱着具」とは当該容器を設置場所に設置し、又は回収するために使用する治具(後述の操作部材)をいう。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
除虫用餌剤容器として、相互に対向する矩形の底板と天板との間にベイト剤(毒餌)を内部に収納させ、害虫の進入・喫食・退避を可能とする連通口を開口した、害虫の好む狭い空間(冷蔵庫の下等)に配置可能な低背の容器が知られている(特許文献1)。これにより、毒餌を食した害虫が巣に戻った後に、その死骸等を食した他の害虫も駆除できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-186397
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の容器は、毒餌の有効期間が切れる頃を見計らって回収・廃棄する必要があるが、害虫が接触したであろう容器に手で触わりたくないという要望がある。また冷蔵庫の下の空間等は一般に上下幅が小さくかつ奥行があるため、当該空間のうちで害虫の通り道になる奥部(床及び壁の隅部など)に容器を設置し、回収することが難しい。
【0005】
本発明の第1の目的は、所要の設置場所に除虫用餌剤容器を容易に設置できるようにすること、第2の目的は除虫用餌剤容器を手で触る必要がないようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、餌剤を収納するための収納部8を内設し、この収納部8に通ずる連通口12を有する容器部2と、
この容器部2を外部の設置場所Sに配置し、又は当該設置場所Sから回収する際に用いられ、長手方向の基方M側に操作部Gを有する棒状の操作体32と、
この操作体32に、その長手方向への変位可能に組み付けた把持体50と
を具備しており、
前記操作体32の先方N側に、前記容器部2の表面の一部として設けた被装着面部Bへ装着させるための装着部Aを配備させており、
この装着部Aに組み込んだ第1磁性体48と前記被装着面部Bに添設された第2磁性体28とで前記被装着面部Bに前記装着部Aを吸着させるとともに、
前記装着部Aを前記被装着面部Bに装着した状態で、前記容器部2の表面に、前記把持体50の先側に配置された当接部Cを当接させることが可能に形成し、この当接状態から、前記把持体50に対して前記操作体32を前記基方M側へ引き出すことにより、前記装着部Aを、前記被装着面部Bから引き離して脱着させることが可能に構成した。
【0007】
本手段は、除虫用餌剤容器及び着脱具の組み合わせであり、その着脱具として、図1(A)に、除虫用餌剤容器(容器部2)を外部の設置場所Sに設置しまた回収するための操作体32と、この操作体32に組み付けられた把持体50とを備える。
そして、図1(B)に示す如く、操作体32の先側の装着部Aに組み込まれた第1磁性体48と、容器部2の被装着面部Bに添設された第2磁性体28とが引き合う。
この構造によれば、磁力を利用して、容器部2を設置場所Sへの設置及び回収を容易に行うことができ、回収作業に際して容器部2に手で触ることを回避できる。
また図1(B)に示す如く、前記装着部Aを被装着面部Bに装着した状態で、容器部2に把持体50を当接させることが可能に形成する。この当接状態から、同図に白矢印で示す如く、前記把持体50に対して前記操作体32を前記基方M側へ引き出すことにより、前記装着部Aを、前記被装着面部Bから引き離して脱着させることが可能に構成している。
この構造によれば、把持体50に当接させた容器部2の被装着面部Bから装着部Aを引き離すので、脱着操作を容易に行うことができる。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記把持体50は、前記操作体32の長手方向から見て、当該操作体32を嵌入する案内溝51を有するチャネル形状に付形されており、かつ、上方から見て、少なくとも、その案内溝51の両側の2箇所で、前記当接部Cを介して前記容器部2に当接するように形成した。
【0009】
本手段では、図2(A)に示す如く、把持体50は案内溝51の両側の2箇所で容器部2に当接する。
この構造によれば、把持体50が案内溝51の片側で当接した場合のように把持体50がブレることがなく、被装着面部Bから装着部Aを安定的に脱着させることができる。
【0010】
第3の手段は、第1の手段を有し、かつ前記把持体50は、前記操作体32の長手方向から見て、当該操作体32を嵌入する案内溝51を有するチャネル形状に付形されており、
前記操作体32は、前記操作部Gと前記装着部Aとの間に中間部38を有し、かつ、これら中間部38及び装着部Aは、それぞれ前記案内溝51内を進退可能な細長い形状に形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
ペット用玩具
28日前
個人
植裁物への水やり装置
13日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
タキイ種苗株式会社
レタス植物
21日前
松山株式会社
収穫機
6日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
17日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
17日前
みのる産業株式会社
移植機
3日前
みのる産業株式会社
移植機
3日前
株式会社大貴
動物用トイレ
6日前
みのる産業株式会社
移植装置
28日前
株式会社竹中工務店
プランター
今日
株式会社東海化成
ポット保持具
27日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
7日前
個人
ルアー
21日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
6日前
井関農機株式会社
コンバイン
13日前
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
作業機
14日前
AGRIST株式会社
収穫装置
24日前
みのる産業株式会社
苗箱および移植装置
3日前
株式会社クボタケミックス
弁装置
28日前
井関農機株式会社
植物工場の生産流通システム
6日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
14日前
株式会社BARKS
ペット収容袋付衣類
14日前
株式会社吉野工業所
除虫用餌剤容器
7日前
大日本除蟲菊株式会社
薬剤揮散装置
21日前
宇都宮測量株式会社
携帯型鳥獣類除け装置
今日
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
28日前
グローブライド株式会社
釣竿ケース
20日前
株式会社デンソー
潅水システム
27日前
株式会社大貴
排泄物処理材及びその製造方法
21日前
グローブライド株式会社
釣竿用グリップ
14日前
株式会社PPL NEXT
エビと海苔の交互陸上養殖
今日
株式会社横島精密
太陽熱を活用した暖房システム
27日前
続きを見る
他の特許を見る