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公開番号2025020472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2021206819
出願日2021-12-21
発明の名称電動機及び端子
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02K 23/66 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コンデンサ等のリード付き電子部品を内部に収納したとしても薄型化することができる電動機及び端子を提供する。
【解決手段】整流子30と、整流子30に接するブラシ40と、ブラシ40を保持するブラシホルダ60と、ブラシ60に電気的に接続された端子と、ブラシホルダ60に設けられたコンデンサ収納部62に収納された本体部91を有するコンデンサ90と、を備え、コンデンサ90は、本体部91から引き出されたリード92を有し、端子80は、天板部81と、天板部81に対して立設する立板部82とを有し、立板部82には、リード92が挿通される挿通孔86が形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
整流子と、
前記整流子に接するブラシと、
前記ブラシを保持するとともに、コンデンサ収納部を有するブラシホルダと、
前記ブラシに電気的に接続された端子と、
前記コンデンサ収納部に収納される本体部と、前記本体部から引き出されたリードと、を有するコンデンサと、を備え、
前記端子は、天板部と、前記天板部に対して立設する立板部とを有し、
前記立板部には、前記リードが挿通される挿通孔が形成されている、
電動機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記端子は、上面視において、前記天板部から外方に向けて突出する突出板部を有し、
前記立板部は、前記突出板部の外側端部から垂下するように形成されており、
前記挿通孔は、前記立板部から前記突出板部にわたって連続して形成されている、
請求項1に記載の電動機。
【請求項3】
前記ブラシホルダは、前記天板部が配置される配置面を含む端子配置部を有し、
前記本体部は、前記配置面と、前記コンデンサ収納部の底面との間に位置している、
請求項1又は2に記載の電動機。
【請求項4】
前記ブラシホルダは、前記配置面と段差を有するように形成された凹部を有し、
前記立板部は、前記凹部の底面に向かって延在している、
請求項3に記載の電動機。
【請求項5】
前記立板部と前記凹部の内側面との間に隙間が形成されている、
請求項4に記載の電動機。
【請求項6】
前記電動機は、前記端子として第1の端子と第2の端子とを含み、
前記コンデンサは、前記リードとして第1のリードと第2のリードとを含み、
前記第1のリードは、前記第1の端子に接続され、
前記第2のリードは、前記第2の端子に接続されている、
請求項1~5のいずれか1項に記載の電動機。
【請求項7】
前記電動機は、前記コンデンサとして第1のコンデンサと第2のコンデンサとを有し、
前記挿通孔には、前記第1のコンデンサと第2のコンデンサの各々の前記リードが挿通されている、
請求項1~6のいずれか1項に記載の電動機。
【請求項8】
前記ブラシホルダは、前記コンデンサ収納部として第1のコンデンサ収納部と第2のコンデンサ収納部を含み、
前記第1のコンデンサが有する前記本体部は、前記第1のコンデンサ収納部に収納され、
前記第2のコンデンサが有する前記本体部は、前記第2のコンデンサ収納部収納されている、
請求項7に記載の電動機。
【請求項9】
前記第1のコンデンサが有する前記本体部と前記第2のコンデンサが有する前記本体部は、前記第1のコンデンサ収納部あるいは前記第2のコンデンサ収納部のいずれか一方に収納されている、
請求項7に記載の電動機。
【請求項10】
天板部と、
前記天板部に対して立設する立板部と、を有し、
前記立板部には、リード付き電子部品のリードが挿通される挿通孔が形成されている、
端子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動機及び電動機等の電気機器に用いられる端子に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電動機は、電気掃除機等の家庭用電気機器分野をはじめとして、自動車等の電装分野等にも広く用いられている。例えば、電気掃除機に搭載される電動送風機には、回転ファンを回転させるために電動機が用いられている。また、二輪又は四輪の車両には、ラジエータ等の冷却ファンを駆動するために電動機が用いられている。
【0003】
電動機としては、ブラシを用いるブラシ付き電動機、及び、ブラシを用いないブラシレス電動機が知られている。このうち、ブラシ付き電動機は、固定子と、固定子の磁力によって回転する回転子と、回転子が有する回転軸に取り付けられた整流子と、整流子に摺接するブラシとを備える。ブラシには、ブラシホルダ等に取り付けられた一対の電源端子(例えば直流電源に接続されるプラス端子とマイナス端子)を介して外部電源から電力が供給される。
【0004】
電動機については、電動機から発生するノイズを抑制することが要求される場合がある。例えば、車両におけるラジエータの冷却ファンに用いられる電動機については、所定の周波数のノイズを低減することが要求される。例えば、車両用の電動機では、30~200MHz帯(CISPR25 ALSE 電雑ノイズ帯)の電磁ノイズを低減することが要求されている。
【0005】
この場合、ブラシ付き電動機では、ノイズの発生源となるブラシと整流子との間のスパークを低減したり、ブラケット等を金属製にして金属でノイズを遮蔽したりすることで、ノイズを抑制している。
【0006】
また、一対の電源端子間にコンデンサを並列接続することによってノイズを抑制する技術も提案されている(例えば、特許文献1)。この場合、コンデンサは、例えば、電動機の筐体内に配置される回路基板に実装する等して電動機の内部に収納される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2018-198475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
近年、電動機の薄型化が要望されている。特に、車両におけるラジエータの冷却ファンに用いられる電動機については、狭いスペースに搭載できるように全体として薄くすることが求められている。
【0009】
このため、ノイズ低減用のコンデンサを配置しようとしても、構造上、電動機の内部にコンデンサを配置することが難しくなっている。特に、電動機が扁平型で電動機の外径が100mm以下になると、電動機内のスペースが狭くなり、電動機の内部にコンデンサを収納することが難しい。
【0010】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、コンデンサ等のリード付き電子部品を内部に収納したとしても薄型化することができる電動機及び端子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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