TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025020415
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-12
出願番号
2024199438,2022196127
出願日
2024-11-15,2015-07-31
発明の名称
装置および方法
出願人
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
,
Nicoventures Trading Limited
代理人
個人
主分類
A24F
40/40 20200101AFI20250204BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】香味貯蔵部がエアロゾルからのエアロゾル粒子および/または液体の凝縮物で汚染されるのを防ぐように香味付けされたエアロゾルを発生させることができるエアロゾル送出装置が提供される。
【解決手段】空気入り口5と、通過する空気に香味材料を放出するために配された香味貯蔵部36と、通過する空気にエアロゾルを供するために配されたエアロゾルチェンバー6と、エアロゾル出口7とを含み、空気入り口、香味貯蔵部、エアロゾルチェンバーおよびエアロゾル出口はその順番で流体連通して配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空気入り口と、
通過する空気に香味材料を放出するために配された香味貯蔵部と、
通過する空気にエアロゾルを供するために配されたエアロゾルチェンバーと、
エアロゾル出口とを含み、
空気入り口、香味貯蔵部、エアロゾルチェンバーおよびエアロゾル出口はその順番で流体連通して配置されているエアロゾル送出装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記エアロゾル出口は、マウスピースで吸引されるとそれを介してエアロゾルを送出するためにマウスピース出口と流体連通していることを特徴とする請求項1記載のエアロゾル送出装置。
【請求項3】
前記エアロゾルチェンバーを通過する空気にエアロゾルを発生するように配置されたエアロゾル形成部材をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載のエアロゾル送出装置。
【請求項4】
エアロゾル形成部材は濃縮エアロゾルを発生させるように配置された加熱エレメントを含むことを特徴とする請求項1、2または3記載のエアロゾル送出装置。
【請求項5】
前記加熱エレメントと流体連通し、加熱エレメントに液体を送出するように配置された液体貯蔵部をさらに含み、加熱エレメントはそこからの液体を蒸発させることによってエアロゾルを発生させるように配置されていることを特徴とする請求項4記載のエアロゾル送出装置。
【請求項6】
香味貯蔵部は加熱エレメントと伝導熱連通していることを特徴とする請求項4または5記載のエアロゾル送出装置。
【請求項7】
空気入り口からエアロゾル出口への空気の流れに応答してエアロゾル形成部材を始動させるスイッチをさらに含むことを特徴とする請求項3乃至6いずれか1項記載のエアロゾル送出装置。
【請求項8】
香味貯蔵部は熱源と伝導熱連通していることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載のエアロゾル送出装置。
【請求項9】
香味貯蔵部は香味料キャリアーと香味材料とを含むことを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載のエアロゾル送出装置。
【請求項10】
香味材料は水およびグリセロールを含む群から選択される1つ以上に不溶性であることを特徴とする請求項9記載のエアロゾル送出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はエアロゾル送出装置およびエアロゾル送出方法に関し、特に香味貯蔵部を利用するエアロゾル送出装置および方法に関するがこれらに限定されない。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
エアロゾル送出装置はニコチン含有凝縮エアロゾルを発生させるために使用することができる。
【0003】
吸入具の一例が下記特許文1に記載されており、これはニコチン含有スチーム/空気混合物および/またはニコチン含有凝縮エアロゾルをエタノールおよび/または水で高度に希釈されたニコチン溶液を気化させることによって発生させる吸入具部材に関する。この吸入部品は、次の部材、ハウジングと、ハウジング内に配置されたチェンバーと、周囲からチェンバーに空気を供給するための空気取り込み開口部と、高度に希釈されたニコチン溶液の一部を気化させるための気化器とを含み、この気化器はチェンバーに配置された気化またはスチーム放出面を含み、その面から発生したスチームがチェンバー上を通過し、そこで空気取り込み開口部を介して供給された空気と混ざり、これにより最終的にニコチン含有スチーム/空気混合物および/または凝縮エアロゾルを発生させる。形成されたスチーム/空気混合物または凝縮エアロゾル内の高希釈溶媒を最大限除去するためにこの吸入部品は2段階溶媒除去装置を含み、これはチェンバーと連通した凝縮物排出および貯蔵装置と凝縮器とからなり、この凝縮器を通って製せられたスチーム/空気混合物および/または凝縮エアロゾルが流れる。
【0004】
吸入部品の別の例が下記特許文献2に記載されており、これはハウジングジャケットを有するハウジングと、ユーザーの口腔内に吸入可能な媒体を送出するためのマウスピース開口部を有するマウスピースと、香水を含み、拡散によって外部と通じることが可能な香水を外部に放出し、ユーザーに香水の匂いを感じさせるための香水容器とを有し、a)ハウジングはハウジング部品を含み、b)マウスピースはハウジング部品に取り外し可能に接続され、c)ハウジングジャケットは第1ジャケット部と第2ジャケット部とを含み、d)ハウジング部品は第1ジャケット部を形成し、e)マウスピースは第2ジャケット部を形成し、そしてf)香水容器は構造的にマウスピースと組み合わされ、平面構造を有し、第2ジャケット部に平に配されるか、またはそれ自体が第2ジャケット部を形成する。
【0005】
非加熱式のタバコ風味吸入具が下記特許文献3に記載されている。この文献によると、非加熱式のタバコ風味吸入具には吸入ホルダーが設けられており、これはその中に画定された吸入ルートを有し、さらにこの吸入ルートに配置された充填体が設けられている。この充填体はタバコ粒からなり、吸入ルートと充填体が約40~約80mmAqの範囲の空気流抵抗を供する。
【0006】
別の非加熱式風味吸入具が下記特許文献3に記載されている。この文献によれば非加熱式風味吸入具には吸引ホルダーと、この吸引ホルダーに画定された上流領域および下流領域と、この下流領域は上流領域以外で吸引ホルダーの先端からマウスピース端部まで延び、そして上流領域に沿って延びた前方流れ経路を有し、吸引ホルダーの周壁に形成され、上流領域と外部を互いに連通させる外側空気導入開口部と、上流領域と下流領域との境界に取り付けられ、吸引ホルダーの長手方向軸に沿って延び、タバコの風味を放出するパウチとが設けられている。
【発明の概要】
【0007】
第1の態様に鑑み、エアロゾル送出装置が提供され、この装置は、空気入り口と、通過する空気に香味材料を放出するために配された香味貯蔵部と、通過する空気にエアロゾルを供するために配されたエアロゾルチェンバーと、エアロゾル出口とを含み、空気入り口、香味貯蔵部、エアロゾルチェンバーおよびエアロゾル出口はその順番で流体連通して配置されている。従って、香味貯蔵部がエアロゾルからのエアロゾル粒子および/または液体の凝縮物で汚染されるのを防ぐように香味付けされたエアロゾルを発生させることができ、一方でそれと同時に全ての空気量の香味付けされたエアロゾルが香味付けとエアロゾル生成の両方に付される。
【0008】
別の態様に鑑み、装置に入った空気流に空気流が装置のエアロゾル発生器に到達する前に香味を付与するように構成された装置が提供され、この装置は、それにより出口から香味付けされたエアロゾルを送出するように動作可能である。従って装置は、エアロゾル粒子および凝縮物で香味源を汚染することなく全空気量を香味付けおよびエアロゾルの発生部を通過させることによって香味付けされたエアロゾルを製することができる。
【0009】
さらに別の態様に鑑み、香味付けされたエアロゾルの発生方法が提供され、この方法は、空気流を、香味貯蔵部を通過させ香味分子および/または粒子がその空気流によって搬送されるようにして空気流に香味を付与することと、液体を空気流内に気化して香味付けされたエアロゾルを製するエアロゾル発生器内を香味分子および/または粒子を搬送する空気流を通過させてエアロゾルを発生させることと、香味付けされたエアロゾルをマウスピースに送ることとを含む。従って、香味貯蔵部がエアロゾルからのエアロゾル粒子および/または液体の凝縮物で汚染されるのを防ぐように香味付けされたエアロゾルを発生させることができ、一方でそれと同時に全ての空気量の香味付けされたエアロゾルが香味付けとエアロゾル発生の両方に付される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示は同様な要素には同じ参照符号を付した添付図面を参照してあくまで例示を目的として説明する。
第1の例によるエアロゾル形成部材を含むエアロゾル送出装置の横断面図である。
図1に示したエアロゾル送出装置のエアロゾル送出部分の横断面図である。
エアロゾル形成部材の例を示す。
エアロゾル形成部材の例を示す。
エアロゾル形成部材の例を示す。
エアロゾル形成部材の例を示す。
エアロゾル形成部材の例を示す。
エアロゾルチェンバーに位置するエアロゾル形成部材の例を示す。
制御回路の例を示す。
制御回路の例を示す。
別の例によるエアロゾル形成部材を含むエアロゾル送出装置の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る