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公開番号2025017509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120581
出願日2023-07-25
発明の名称記録装置、記録装置の制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250130BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷ジョブ間の連送制御が行われている場合において、適切にジョブキャンセルを行う。
【解決手段】記録装置は、設定情報とジョブデータとを含む印刷ジョブを受信する受信手段であって、第1印刷ジョブを実行中に、第1印刷ジョブとは異なる第2印刷ジョブの設定情報を受信することが可能な受信手段と、受信手段で受信した印刷ジョブを記憶する第1記憶手段と、第1記憶手段で記憶されている印刷ジョブに基づいて印刷を行う印刷制御手段と、受信手段が第2印刷ジョブの設定情報を受信した後に、第1印刷ジョブのキャンセル指示を受け付けた場合に、第2印刷ジョブの設定情報を第1記憶手段から第1記憶手段とは異なる第2記憶手段へ移動し、第1記憶手段を初期化する制御手段と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
設定情報とジョブデータとを含む印刷ジョブを受信する受信手段であって、第1印刷ジョブを実行中に、前記第1印刷ジョブとは異なる第2印刷ジョブの設定情報を受信することが可能な受信手段と、
前記受信手段で受信した印刷ジョブを記憶する第1記憶手段と、
前記第1記憶手段で記憶されている前記印刷ジョブに基づいて印刷を行う印刷制御手段と、
前記受信手段が前記第2印刷ジョブの設定情報を受信した後に、前記第1印刷ジョブのキャンセル指示を受け付けた場合に、前記第2印刷ジョブの設定情報を前記第1記憶手段から前記第1記憶手段とは異なる第2記憶手段へ移動し、前記第1記憶手段を初期化する制御手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記第1記憶手段の初期化が完了した後、前記第2印刷ジョブの設定情報を前記第2記憶手段から前記第1記憶手段へ移動することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
ユーザ入力を受け付ける操作表示手段をさらに備え、
前記第1印刷ジョブのキャンセル指示が、前記操作表示手段を介した前記ユーザ入力であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記第1印刷ジョブのキャンセル指示が、前記記録装置に接続された情報処理装置からのキャンセル指示コマンドであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記記録装置の電源オフを受け付けた場合、前記第1記憶手段を初期化することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記操作表示手段から前記第1印刷ジョブおよび前記第2印刷ジョブのキャンセル指示を受け付けた場合、前記第1記憶手段を初期化することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記情報処理装置から前記第1印刷ジョブおよび前記第2印刷ジョブのキャンセル指示コマンドを受け付けた場合、前記第1記憶手段を初期化することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項8】
前記第1記憶手段と前記第2記憶手段とは、異なる記憶装置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項9】
記録装置の制御方法であって、
前記記録装置は、
設定情報とジョブデータとを含む印刷ジョブを受信する受信手段であって、第1印刷ジョブを実行中に、前記第1印刷ジョブとは異なる第2印刷ジョブの設定情報を受信することが可能な受信手段と、
前記受信手段で受信した印刷ジョブを記憶する第1記憶手段と、
を備え、
前記制御方法は、
前記第1記憶手段で記憶されている前記印刷ジョブに基づいて印刷を行うステップと、
前記受信手段が前記第2印刷ジョブの設定情報を受信した後に、前記第1印刷ジョブのキャンセル指示を受け付けた場合に、前記第2印刷ジョブの設定情報を前記第1記憶手段から前記第1記憶手段とは異なる第2記憶手段へ移動するステップと、
前記移動するステップが完了した後に前記第1記憶手段を初期化するステップと、
を備える、
ことを特徴とする記録装置の制御方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の記録装置として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の印刷ジョブにおいて生産性を向上させる制御に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタの生産性を向上させるために、現在のページの画像形成中に次のページ用の記録媒体を給紙する制御を行っている(以下、「連送制御」と呼ぶ)。この連送制御によって間隔を空けずに記録媒体が記録ヘッドに運ばれ、画像形成処理が中断することなく印刷を続けることが可能になる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された技法は、同一印刷ジョブ内における連送制御に関するものであり、印刷ジョブ間の連送制御は考慮されていない。複数の印刷ジョブを保存することができる大容量のメモリを有しているプリンタの場合、プリンタが現在印刷中の印刷ジョブの設定情報と次に印刷する印刷ジョブの設定情報とを比較することにより、印刷ジョブ間の連送制御を行うことができる。印刷ジョブ間の連送制御が行われている間に実行中の印刷ジョブのジョブキャンセルが行われる場合も、当該実行中の印刷ジョブのジョブデータのみを削除すれば、次の印刷ジョブを実行することは可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平02-116571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、実行中の印刷ジョブにジョブキャンセルが指示されると、全データをメモリから削除する方式も考えられる。したがって、印刷ジョブ間の連送制御が行われている場合において、印刷ジョブがキャンセルされた場合、不具合が生じる虞がある。
【0005】
本開示は上記課題を鑑みてなされたものであり、印刷ジョブ間の連送制御が行われている場合において、適切にジョブキャンセルを行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る記録装置は、設定情報とジョブデータとを含む印刷ジョブを受信する受信手段であって、第1印刷ジョブを実行中に、前記第1印刷ジョブとは異なる第2印刷ジョブの設定情報を受信することが可能な受信手段と、前記受信手段で受信した印刷ジョブを記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段で記憶されている前記印刷ジョブに基づいて印刷を行う印刷制御手段と、前記受信手段が前記第2印刷ジョブの設定情報を受信した後に、前記第1印刷ジョブのキャンセル指示を受け付けた場合に、前記第2印刷ジョブの設定情報を前記第1記憶手段から前記第1記憶手段とは異なる第2記憶手段へ移動し、前記第1記憶手段を初期化する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、印刷ジョブ間の連送制御が行われている場合において、適切にジョブキャンセルを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
記録装置の斜視図である。
記録装置の記録媒体搬送パスを示す断面図である。
記録装置のハードウェア構成を示す図である。
記録装置のモジュール構造を示す図である。
クライアント端末からの記録装置へのデータフローを示す図である。
印刷設定のデータ構造を示す図である。
ジョブキャンセルの処理フローを示すフローチャートである。
キャンセルの種類を示す表である。
ジョブキャンセルの処理フローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本開示を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。また、フローチャートにおける各工程(ステップ)については「S」で始まる符号を用いて示す。
【0010】
[第1実施形態]
以下、インクジェット記録装置を例に説明を行うが、本開示はこれに限定されない。電子写真方式などの他の方式の記録装置にも本開示を適用することは可能である。図1は、本実施形態のインクジェット記録装置(以下、「記録装置」と呼ぶ)100の概要を示す斜視図である。図2は、記録装置100を断面II-IIで切断した本実施形態に必要な構成を示す断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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