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公開番号2025017190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-05
出願番号2023120147
出願日2023-07-24
発明の名称コメント収集装置、コメント収集システムおよびコメント収集方法
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人開知
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250129BHJP(計算;計数)
要約【課題】適切な専門性を有する熟練技術者から偏りの少ない十分な知見を引き出して、効率的な利用が可能な形で蓄積することができるコメント収集装置、コメント収集システムおよびコメント収集方法を提供すること。
【解決手段】コメント評価格納部に格納されている、複数の技術分野の内、少なくとも1つに対応するテーマに関するコメントに基づいて、テーマに関する議論が不足している技術分野を特定し、コメント評価格納部に格納されたコメントであって予め設定された複数の回答者候補のコメントに基づいて、議論が不足していると特定された技術分野における少なくとも1人の回答者を選定し、選定された回答者に、テーマに関するコメントと、コメントに対する回答者の主観的自信を示す自信度の入力とを依頼し、回答者から受け付けた自信度に応じてコメントを評価し、コメントとその評価とを対応付けてコメント評価格納部に格納する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
コメント評価格納部に格納されている、複数の技術分野の内、少なくとも1つに対応するテーマに関するコメントに基づいて、前記テーマに関する議論が不足している技術分野を特定する技術分野特定部と、
前記コメント評価格納部に格納されたコメントであって予め設定された複数の回答者候補の前記コメントに基づいて、前記技術分野特定部で議論が不足していると特定された前記技術分野における少なくとも1人の回答者を選定する回答者選定部と、
前記回答者選定部に選定された前記回答者に、前記テーマに関するコメントと、前記コメントに対する前記回答者の主観的自信を示す自信度の入力とを依頼する回答依頼部と、
前記回答者からの前記コメントと前記自信度とを受け付ける受付部と、
前記受付部で受け付けた前記自信度に応じて前記コメントを評価し、前記コメントとその評価とを対応付けて前記コメント評価格納部に格納する回答評価部とを備えたことを特徴とするコメント収集装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1記載のコメント収集装置において、
前記回答依頼部は、前記テーマに関する前記回答者の主観的な影響度及び発生頻度の少なくとも一方の入力を、前記自信度の入力とともに回答者に依頼し、
前記回答評価部は、前記コメントとともに受け付けた前記影響度又は前記発生頻度、或いは、その両方に対して前記自信度を重み付けして評価することを特徴とするコメント収集装置。
【請求項3】
請求項1記載のコメント収集装置において、
前記回答評価部は、前記コメントとその評価とを対応付けた木構造で前記コメント評価格納部に格納することを特徴とするコメント収集装置。
【請求項4】
複数の技術分野の少なくとも1つに対応するテーマに関するコメントを収集するコメント収集装置と、
前記コメントを入力するための情報入力表示装置と、
前記コメント収集装置で収集された前記コメントを、前記コメントの評価とともに格納するコメント評価格納装置とを備えたコメント収集システムにおいて、
前記コメント収集装置は、
前記コメント評価格納装置に格納されている前記コメントに基づいて、前記テーマに関する議論が不足している技術分野を特定する技術分野特定部と、
前記コメント評価格納装置に格納されたコメントであって予め設定された複数の回答者候補の前記コメントに基づいて、前記技術分野特定部で議論が不足していると特定された前記技術分野における少なくとも1人の回答者を選定する回答者選定部と、
前記回答者選定部に選定された前記回答者に、前記テーマに関するコメントと、前記コメントに対する前記回答者の主観的自信を示す自信度の入力とを依頼する回答依頼部と、
前記回答者からの前記コメントと前記自信度とを受け付ける受付部と、
前記受付部で受け付けた前記自信度に応じて前記コメントを評価し、前記コメントとその評価とを対応付けて前記コメント評価格納装置に格納する回答評価部とを備えたことを特徴とするコメント収集システム。
【請求項5】
コメント評価格納部に格納されている、複数の技術分野の少なくとも1つに対応するテーマに関するコメントに基づいて、前記テーマに関する議論が不足している技術分野を特定する手順と、
前記コメント評価格納部に格納されたコメントであって予め設定された複数の回答者候補の前記コメントに基づいて、議論が不足していると特定された前記技術分野における少なくとも1人の回答者を選定する手順と、
選定された前記回答者に、前記テーマに関するコメントと、前記コメントに対する前記回答者の主観的自信を示す自信度の入力とを依頼する手順と、
前記回答者からの前記コメントと前記自信度とを受け付ける手順と、
受け付けた前記自信度に応じて前記コメントを評価し、前記コメントとその評価とを対応付けて前記コメント評価格納部に格納する手順と
を有することを特徴とするコメント収集方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コメント収集装置、コメント収集システムおよびコメント収集方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
専門的で確度の高い情報を必要とする場合としては、例えば、発明者が発明内容をまとめる場合などがある。このような場合、発明者は、所定の特許調査用のデータベースを使用して先行文献を調査したり、特許に係る専門家に問い合わせてアドバイスを得たりして情報を収集し、得られた情報に基づいて特許性の判断や発明のブラッシュアップなどを行う。
【0003】
発明者の情報収集を支援する従来技術としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、ユーザが使用するユーザ端末及び専門家が使用する専門家端末と通信を介して接続可能に構成された装置であって、上記専門家の識別情報及び専門家の専門分野を表す専門種別及び、各専門家に対して通信を介して連絡を行う際の連絡先情報を記憶する専門家情報記憶手段と、発明性、新規性などに関する複数の質問項目及び各質問項目に対する回答欄からなる質問情報と、前記各質問項目に対して回答すべき専門家の専門種別を関連付けて記憶する質問情報記憶手段と、上記ユーザ端末から通信を介して送信された発明提案情報を受付ける受付手段と、上記ユーザ端末に対して、受け付けた発明提案情報に関する上記質問情報を通信を介して提供する質問情報処理手段と、上記質問情報に対するユーザの回答情報を通信を介して受け付け、受け付けた回答情報の回答欄を参照し、ユーザが特許性について否定的な回答、又は分からない又は判断できない旨の回答データが付加されている質問項目を抽出し、抽出された質問項目に対応する専門家種別を上記質問情報記憶手段を参照して特定し、特定した専門家種別に対応する専門家を上記専門家情報記憶手段を参照して複数抽出し、抽出した複数の専門家の専門家端末に対して、通信を介して上記発明提案情報を送信して問合せを行い、問合せに対する専門家からの回答内容及び各専門家が回答内容を了承したか否かに関する情報を受け付ける専門家情報処理手段と、上記問合せを行った複数の専門家の識別情報と、各専門家が回答内容を了承したか否かに関する情報を記憶する回答記憶手段と、上記専門家からのコメントを含む発明提案情報を記憶する提案情報記憶手段と、上記回答記憶手段を参照して、発明提案情報の内容について全ての専門家が回答内容について承認したか否かを判別し、全ての専門家により承認されたと判別されたときに、上記発明提案情報記憶手段に記憶されている回答内容が付加された提案情報を通信を介して上記ユーザ端末へ送信する回答処理手段とを有する発明提案情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-046876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、製品のデザインレビュー(DR:Design Review)時や不具合発生時の対応においても、専門的で確度の高い情報が必要とされる。一方で、DRや不具合対応において、注目すべき観点を把握し指摘することができる熟練技術者が減少しており、その知見の伝承及び蓄積の要請が高まっている。
【0006】
現状のDRや不具合対応では、議論の議事録などの形で知見の蓄積はなされるものの、参加者である熟練技術者が限定的であるために参加者の専門性や議論される技術分野に偏りが生じることや、時間的制約のために参加者の専門性が十分に発揮されないことが考えられる。また、蓄積される知見は再利用が考慮されていないため、熟練技術者の減少を補完するような効率的な利用が困難であった。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、適切な専門性を有する熟練技術者から偏りの少ない十分な知見を引き出して、効率的な利用が可能な形で蓄積することができるコメント収集装置、コメント収集システムおよびコメント収集方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、コメント評価格納部に格納されている、複数の技術分野の内、少なくとも1つに対応するテーマに関するコメントに基づいて、前記テーマに関する議論が不足している技術分野を特定する技術分野特定部と、前記コメント評価格納部に格納されたコメントであって予め設定された複数の回答者候補の前記コメントに基づいて、前記技術分野特定部で議論が不足していると特定された前記技術分野における少なくとも1人の回答者を選定する回答者選定部と、前記回答者選定部に選定された前記回答者に、前記テーマに関するコメントと、前記コメントに対する前記回答者の主観的自信を示す自信度の入力とを依頼する回答依頼部と、前記回答者からの前記コメントと前記自信度とを受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けた前記自信度に応じて前記コメントを評価し、前記コメントとその評価とを対応付けて前記コメント評価格納部に格納する回答評価部とを備えたものとする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、適切な専門性を有する熟練技術者から偏りの少ない十分な知見を引き出して、効率的な利用が可能な形で蓄積することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
コメント収集システムの全体構成を概略的に示す図である。
コメント収集処理の内容を示すフローチャートである。
ユーザ登録ログイン画面の一例を示す図である。
テーマ作成確認画面の一例を示す図である。
コメント入力画面の一例を示す図である。
追加コメント入力部の一例を示す図である。
評価変更部の一例を示す図である。
技術者の特定方法の一例を説明する図である。
技術者の特定方法の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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