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公開番号
2025017793
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121038
出願日
2023-07-25
発明の名称
チェック支援システム及びチェック支援方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
G06F
40/151 20200101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約
【課題】効率的なチェックを実現することを課題とする。
【解決手段】設計情報モデルDB200を検索することで、設計事項情報を、タグ情報とともに抽出する設計事項抽出部103と、チェック項目文章DB300から、利用者が過去に利用したチェック項目文章であるチェック項目文章に関する情報を基に、チェック項目文章の要素を設計事項情報で変換することで出力チェック項目文章を生成するチェック項目内容変換部104と、出力チェック項目文章を入出力部101に出力する出力処理部105と、を有し、チェック項目内容変換部104は、チェック項目文章の要素に対応付けられているタグ情報と、設計事項抽出部103によって抽出された設計事項情報に対応付けられているタグ情報を基に、チェック項目文章の要素を設計事項情報で変換する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された情報である入力情報を基に、対象製品に関するタグ情報及び設計事項情報を紐づけた設計情報モデルが格納されている設計情報モデルDBを検索することで、前記入力情報に関連する前記設計事項情報を、前記タグ情報とともに抽出する設計事項抽出部と、
利用者が過去に利用したチェック項目文章である第1のチェック項目文章に関する情報を基に、チェック項目に対応する要素を有しているとともに、それぞれの前記要素に対して前記タグ情報が対応付けられている第2のチェック項目文章の前記要素を前記設計事項情報で変換することにより第3のチェック項目文章を生成するチェック項目内容変換部と、
前記第3のチェック項目文章を出力部に出力する出力処理部と、を有し、
前記チェック項目内容変換部は、
前記第2のチェック項目文章の前記要素に対応付けられている前記タグ情報と、前記設計事項抽出部によって抽出された前記設計事項情報に対応付けられている前記タグ情報を基に、前記第2のチェック項目文章の前記要素を前記設計事項情報で変換する
チェック支援システム。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記出力処理部は、
前記第3のチェック項目文章に加えて、前記設計事項抽出部によって抽出された前記設計事項情報に対応付けられている前記タグ情報を前記出力部に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のチェック支援システム。
【請求項3】
前記出力処理部は、
前記第3のチェック項目文章を前記出力部に出力する際に、前記第3のチェック項目文章の前記要素に対応付けられている前記タグ情報を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の請求項1に記載のチェック支援システム。
【請求項4】
前記入力情報は、タスクに関する情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のチェック支援システム。
【請求項5】
前記タスクに関する情報は、現在進行中のタスクに関する情報である
ことを特徴とする請求項4に記載のチェック支援システム。
【請求項6】
チェック支援システムが、
入力された情報である入力情報を基に、対象製品に関するタグ情報及び設計事項情報を紐づけた設計情報モデルが格納されている設計情報モデルDBを検索することで、前記入力情報に関連する前記設計事項情報を、前記タグ情報とともに抽出する設計事項抽出ステップと、
利用者が過去に利用したチェック項目文章である第1のチェック項目文章に関する情報を基に、チェック項目に対応する要素を有しているとともに、それぞれの前記要素に対して前記タグ情報が対応付けられている第2のチェック項目文章の前記要素を、前記要素に対応付けられている前記タグ情報と、前記設計事項情報に対応付けられている前記タグ情報を基に、前記設計事項情報で変換することで第3のチェック項目文章を生成する変換ステップと、
前記第3のチェック項目文章を出力部に出力する出力処理ステップと、
を実行するチェック支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、チェック支援システム及びチェック支援方法の技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
所定の作業について、作業内容をチェックすることが日常的に行われている。このようなチェックにおいて、不良が発生するたびにチェック項目が増えて、設計のチェック項目が膨大になっていくという課題がある。また、一度、設定したチェック項目を減らすことは容易ではないという課題がある。
【0003】
このような作業内容のチェックに関する技術として、特許文献1,2が開示されている。
【0004】
特許文献1には、「単数もしくは少数の製品を受注生産する業種向けの設計支援方法であって、CADシステム10を用いて設計を行う製品の設計状況を確認する設計状況確認ステップS26と、生産管理データベース21を照合し設計状況に対応するタスクを確認するタスク確認ステップS22と、設計状況とタスクに対応した設計ナレッジベース30を照合するナレッジ照合ステップS12と、照合により設計状況に対してタスクを考慮して提示情報を絞り込む提示情報絞込みステップS24と、設計状況に対応した絞り込んだ提示情報を提供する情報提供ステップS25とを備えた」設計支援方法、設計支援プログラム、及び設計支援システムが開示されている(要約参照)。
【0005】
また、特許文献2には、「点検項目に対応づけて重要度を設定したライブラリを設け、ライブラリから取り出した点検項目および重要度を表示するステップと、表示された点検項目について重要度が所定値よりも高くかつOKのチェック結果が入力されたときに権限者に承認を要求して承認されたときに解決済と設定あるいは承認されないときに未解決問題を記録して解決未と設定、またはNGのチェック結果が入力されたときに解決未と設定し、一方、重要度が所定値よりも低いときは入力されたチェック結果に応じて解決済あるいは解決未を設定するステップとを有する」設計支援方法および設計支援プログラムが開示されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-56860号公報
特開2003-296523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
チェックが頻繁に行われると効率が悪いため、フェーズゲートでまとめてチェックすることが行われる。しかし、フェーズゲートでまとめてチェックすると、チェック項目が多くなりすぎることという事象が、しばしば生じる。このような事態になった際、利用者が慣れていないチェック表現(過去にその対象者がチェックしていないチェック表現)があると、各項目のチェックが浅くなるという課題がある。特許文献1,2に記載の技術では、このような課題を解決することができない。
【0008】
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、効率的なチェックを実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記した課題を解決するため、本発明は、入力された情報である入力情報を基に、対象製品に関するタグ情報及び設計事項情報を紐づけた設計情報モデルが格納されている設計情報モデルDBを検索することで、前記入力情報に関連する前記設計事項情報を、前記タグ情報とともに抽出する設計事項抽出部と、利用者が過去に利用したチェック項目文章である第1のチェック項目文章に関する情報を基に、チェック項目に対応する要素を有しているとともに、それぞれの前記要素に対して前記タグ情報が対応付けられている第2のチェック項目文章の前記要素を前記設計事項情報で変換することにより第3のチェック項目文章を生成するチェック項目内容変換部と、前記第3のチェック項目文章を出力部に出力する出力処理部と、を有し、前記チェック項目内容変換部は、前記第2のチェック項目文章の前記要素に対応付けられている前記タグ情報と、前記設計事項抽出部によって抽出された前記設計事項情報に対応付けられている前記タグ情報を基に、前記第2のチェック項目文章の前記要素を前記設計事項情報で変換する。
その他の解決手段は実施形態中において適宜記載する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、効率的なチェックを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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