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公開番号
2025019708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123463
出願日
2023-07-28
発明の名称
デバイス共有システム、デバイス共有方法、及びデバイス共有装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
H04L
67/14 20220101AFI20250131BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】営業店システムの各機器が、異なるドメインで運用される環境下においても、営業店システムのサービスからのネットワーク経由での的確なデバイス制御、デバイス共有を可能とする。
【解決手段】デバイス共有システム10において、デバイス接続中継サーバは、デバイス制御クライアントら、当該デバイス制御クライアントに接続中のデバイスの識別情報の登録を受けて、記憶装置の接続デバイス管理テーブルに格納する。WEB/APサーバは、勘定取引開始時にデバイス接続中継サーバと接続し、デバイス状態テーブルにおいて特定した使用デバイスの接続可否をデバイス中継サーバに問い合わせる。デバイス接続中継サーバは、問合せされた使用デバイスが接続デバイス管理テーブルに登録済みの場合、当該WEB/APサーバとのコネクションを確立し、使用デバイス制御のためデバイス制御クライアントとWEB/APサーバとの通信を中継する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ルーターを介して接続されるデバイス接続中継サーバ、デバイス制御クライアント、及びWEB/APサーバから構成されるシステムであって、
前記デバイス接続中継サーバは、
前記デバイス制御クライアントから、当該デバイス制御クライアントに接続中のデバイスの識別情報の登録を受けて、記憶装置の接続デバイス管理テーブルに格納し、
前記WEB/APサーバは、
各営業店のデバイスそれぞれの情報を、予め記憶装置のデバイス状態テーブルにて保持し、勘定取引開始時に前記デバイス接続中継サーバと接続し、前記デバイス状態テーブルにおいて、使用対象のデバイスの属性情報に基づいて当該使用対象のデバイスの識別情報を特定し、当該使用対象のデバイスへの接続可否をデバイス中継サーバに問い合わせ、
前記デバイス接続中継サーバは、
前記WEB/APサーバから提示された前記使用対象のデバイスの識別情報が前記接続デバイス管理テーブルのレコードに存在した場合、当該WEB/APサーバとのコネクションを確立し、前記使用対象のデバイスの制御のため、前記デバイス制御クライアントと前記WEB/APサーバとの通信を中継する、
ことを特徴とするデバイス共有システム。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
ルーターを介して接続されるデバイス接続中継サーバ、デバイス制御クライアント、及びWEB/APサーバから構成されるシステムにおいて、
前記デバイス接続中継サーバが、
前記デバイス制御クライアントから、当該デバイス制御クライアントに接続中のデバイスの識別情報の登録を受けて、記憶装置の接続デバイス管理テーブルに格納し、
前記WEB/APサーバが、
各営業店のデバイスそれぞれの情報を、予め記憶装置のデバイス状態テーブルにて保持し、勘定取引開始時に前記デバイス接続中継サーバと接続し、前記デバイス状態テーブルにおいて、使用対象のデバイスの属性情報に基づいて当該使用対象のデバイスの識別情報を特定し、当該使用対象のデバイスへの接続可否をデバイス中継サーバに問い合わせ、
前記デバイス接続中継サーバが、
前記WEB/APサーバから提示された前記使用対象のデバイスの識別情報が前記接続デバイス管理テーブルのレコードに存在した場合、当該WEB/APサーバとのコネクションを確立し、前記使用対象のデバイスの制御のため、前記デバイス制御クライアントと前記WEB/APサーバとの通信を中継する、
ことを特徴とするデバイス共有方法。
【請求項3】
ルーターを介して接続されるデバイス接続中継サーバ、デバイス制御クライアント、及びWEB/APサーバから構成されるシステムにおける、デバイス接続中継サーバであって、
前記デバイス制御クライアントから受けた、当該デバイス制御クライアントに接続中のデバイスの識別情報を、接続デバイス管理テーブルで保持する記憶装置と、
前記WEB/APサーバと勘定取引開始時に接続し、WEB/APサーバにおいて特定された使用対象のデバイスの識別情報を含む、当該使用対象のデバイスへの接続可否の問い合わせを受け付け、前記使用対象のデバイスの識別情報が前記接続デバイス管理テーブルのレコードに存在した場合、当該WEB/APサーバとのコネクションを確立し、前記使用対象のデバイスの制御のため、前記デバイス制御クライアントと前記WEB/APサーバとの通信を中継する演算装置と、
を含むことを特徴とするデバイス共有装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デバイス共有システム、デバイス共有方法、及びデバイス共有装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
金融機関にて営業店システムを構成するサーバには機能が集約されており、営業店で稼働する各デバイスを当該サーバから直接制御できない課題があった。
そのため本出願人は、営業店において、デバイスが接続されたPC上にデバイスサーバを配置し、営業店システムのサーバとデバイスサーバとの間で通信を行うことで、従来のBTS(Banking Teller Station)と同等のデバイス制御を行う構成を提案した。こうした構成によれば、営業店における各テラーの端末間でのデバイス共有が可能となった(特許文献1参照)。
【0003】
ところで、機器をネットワークごしに遠隔制御する従来技術において、携帯電話等の宅外端末で利用する機器制御用のコンテンツはサーバが管理しているものの、設備機器は制御項目やモニタ項目が多いうえに機器・機種毎に異なり、サーバで一元的に管理するのが現実には難しいことに対応した技術(特許文献2参照)などが提案されている。
【0004】
この技術は、端末から機器を操作するためのコンテンツ情報を記憶・管理するコンテンツ記憶部と、機器毎に固有の情報である機器ID情報を記憶するID記憶部と、前記コンテンツ情報に含まれる機器制御命令を実行し機器制御や機器モニタを行う命令実行部と、前記コンテンツ情報、前記機器ID情報、前記機器制御命令情報についてサーバと通信を行う通信部を備えたことを特徴とする機器に係るものである。
【0005】
また他にも、設置された情報機器の構造を大幅に改変することなく、携帯端末を用いて当該情報機器を簡易な方法で操作・制御可能とする技術(特許文献3参照)が提案されている。
【0006】
この技術は、サーバと通信可能なように設置された情報機器を、該サーバと通信可能な携帯端末で利用可能とする情報機器利用システムであって、当該情報機器は、光信号を発信可能な機器発光部と、前記機器発光部を用いて、当該情報機器を特定する機器識別子を発信させる機器光センサ通信制御手段と、当該携帯端末による利用に係る情報を前記サーバから受信させる機器ネットワーク通信制御手段と、受信した利用に係る情報を使用して当該携帯端末に係るサービスを実行させるサービス実行制御手段とを有し、当該携帯端末は、光信号を受信可能な端末受光部と、前記端末受光部を用いて、当該機器識別子を受信させる端末光センサ通信制御手段と、受信した当該機器識別子を前記サーバ宛てに送信させる端末ネットワーク通信制御手段とを有し、前記サーバは、当該情報機器のアドレスと機器識別子を対応付けたテーブルを管理する情報機器管理手段と、受信した機器識別子に対応付けられた情報機器のアドレス宛てに、当該機器識別子の送信元の携帯端末による利用に係る情報を送信させるサーバネットワーク通信制御手段を有することを特徴とする情報機器利用システムに係るものである。
【0007】
また、ローカル機器と接続される情報処理装置に特別なソフトウェアを導入することなく、ローカル機器の機器情報を取得することができる技術(特許文献4参照)が提案されている。
【0008】
この技術は、機器とローカルに接続された情報処理装置と、該情報処理装置とネットワークを介して接続された機器管理装置からなる機器管理システムであって、前記情報処理装置は、前記機器の機器情報を登録する登録手段を有し、前記機器管理装置は、前記情報処理装置を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された前記情報処理装置に対しリモート操作を行うことにより、該情報処理装置を介して、前記機器にアクセス可能であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、アクセス可能でないと判定されたとき、前記情報処理装置の登録手段に登録された前記機器の機器情報を取得する第1機器情報取得手段と、を有することを特徴とする機器管理システムにかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2021-26294号公報
特開2006-121390号公報
特開2015-65566号公報
特開2013-232221公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところが、ルーターを介して繋がっている複数のネットワーク上に、タブレット端末やサーバが分散している場合、本出願人による上述の従来技術等を適用しても処理が成立しない場合がある。
例えば、営業店システムのサーバからデバイスサーバに対して通信を行う場合、ルーターの外側からは当該ルーター内の端末等すなわちデバイス類を識別できない。そのため、ポートフォワーディング等の対応が別途必要であって、管理が煩雑となる課題が存在する。
(【0011】以降は省略されています)
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