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公開番号
2025012247
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114960
出願日
2023-07-13
発明の名称
テスト支援装置及びテスト支援方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類
G06F
11/36 20060101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】サービスが複数の個別サービスによって構成される場合であっても、テストを容易に行うことが可能なテスト支援装置を提供する。
【解決手段】テストシナリオ生成部15は、各個別サービスの状態遷移表と、各個別サービスの状態遷移とその状態遷移によって生じる他の個別サービスの状態遷移の契機となる契機イベントとの対応関係を示す状態遷移対応表とに基づいて、テスト対象サービスの状態遷移パターンとその状態遷移パターンに付随して生じる接続先サービスの状態遷移パターンとを示すテストシナリオを生成する。ステートフル契約生成部16は、接続先サービスの遷移パターンを考慮した、接続先サービスの応答を記述したステートフル契約を生成する。テストプログラム生成部17は、テストシナリオ及びステートフル契約に基づいて、テストを行うためのプログラムである契約テストプログラムを生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の個別サービスで構成される所定のサービスにおけるデータの整合性の維持に関するテストを支援するテスト支援装置であって、
前記複数の個別サービスのそれぞれにおいて発生する状態遷移を示す状態遷移情報と、前記複数の個別サービスのそれぞれにおける状態遷移と当該状態遷移によって生じる他の前記個別サービスの状態遷移の契機となる契機イベントとの対応関係を示す対応情報とに基づいて、前記複数の個別サービスのいずれかである対象サービスの状態遷移のパターンである対象遷移パターンと、当該対象遷移パターンに付随して生じる、前記対象サービスとは異なる前記個別サービスである接続先サービスの状態遷移の接続先遷移パターンとを示すテストシナリオを生成するシナリオ生成部と、
前記テストシナリオに基づいて、前記接続先遷移パターンを考慮した前記接続先サービスの応答を記述した契約であるステートフル契約を生成する契約生成部と、
前記テストシナリオ及び前記ステートフル契約に基づいて、前記テストを行うためのプログラムである契約テストプログラムを生成するプログラム生成部と、を有するテスト支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記シナリオ生成部は、前記対象サービスの前記状態遷移情報に基づいて、前記対象遷移パターンを示すテストシナリオを生成し、前記接続先サービスの前記状態遷移情報と前記対応情報とに基づいて、当該テストシナリオに前記接続先遷移パターンを追加する、請求項1に記載のテスト支援装置。
【請求項3】
前記対応情報は、前記状態遷移と当該状態遷移に伴って発生する可能性がある発生イベントとの対応関係をさらに示し、
前記シナリオ生成部は、前記テストシナリオに対して前記発生イベントが発生した際の前記対象遷移パターンを追加した拡充テストシナリオを新たに前記テストシナリオとして生成する、請求項1に記載のテスト支援装置。
【請求項4】
前記発生イベントは、異常イベントである、請求項3に記載のテスト支援装置。
【請求項5】
前記プログラムを実行して前記テストを実施し、当該テスト結果に基づいて、前記対象サービスを提供するためのプログラムの修正に関する施策を提示する、請求項1に記載のテスト支援装置。
【請求項6】
前記対象サービスを提供するためのプログラムのソースファイルを解析して前記対応情報の少なくとも一部を生成する対応情報管理部をさらに有する、請求項1に記載のテスト支援装置。
【請求項7】
前記対応情報を入力するための画面を表示し、当該画面を介して前記対応情報を受け付ける対応情報管理部をさらに有する、請求項1に記載のテスト支援装置。
【請求項8】
複数の個別サービスで構成される所定のサービスにおけるデータの整合性の維持に関するテストを支援するテスト支援装置によるテスト支援方法であって、
前記複数の個別サービスのそれぞれにおいて発生する状態遷移を示す状態遷移情報と、前記複数の個別サービスのそれぞれにおける状態遷移と当該状態遷移によって生じる他の前記個別サービスの状態遷移の契機となる契機イベントとの対応関係を示す対応情報とに基づいて、前記複数の個別サービスのいずれかである対象サービスの状態遷移のパターンである対象遷移パターンと、当該対象遷移パターンに付随して生じる、前記対象サービスとは異なる前記個別サービスである接続先サービスの状態遷移の接続先遷移パターンとを示すテストシナリオを生成し、
前記テストシナリオに基づいて、前記接続先遷移パターンを考慮した前記接続先サービスの応答を規定する契約であるステートフル契約を生成し、
前記テストシナリオ及び前記ステートフル契約に基づいて、前記テストを行うためのプログラムである契約テストプログラムを生成する、テスト支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、テスト支援装置及びテスト支援方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
サービスを提供するサービス提供システムのようなシステムの開発又は更新などにおいては、サービスが正常に動作するか否かをテストすることが重要である。しかしながら、近年、サービスの大規模化及び複雑化が進んでおり、適切なテストを行うことは容易ではない。
【0003】
これに対して特許文献1には、サービスのテストに用いる検証情報であるテストケースを生成する検証情報生成装置が開示されている。この検証情報生成装置は、サービスの各状態とそれらの状態から実行可能な遷移とを対応付けた状態遷移ペア情報を用いて、遷移頻度が高い遷移を選択し、その選択した遷移を用いてテストケースを生成する。これにより、サービスのテストを効率良く行うことが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-9271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、システム開発の技法としてMSA(Microservice Architecture:マイクロサービスアーキテクチャ)と呼ばれる技法が注目されている。MSAでは、1つのサービスが機能の異なるマイクロサービスとも呼ばれる複数の個別サービスの集合体で構築される。これにより、システム開発の並列化などが可能になる。
【0006】
しかしながら、システム開発の段階では、テスト対象の個別サービスの状態遷移とその個別サービスとに連携する別の個別サービスの状態遷移との対応関係は自明ではない。特許文献1に記載の技術では、MSAのような複数のサービスが連携して1つのサービスを構成する場合については考慮されておらず、単一のサービスにおける状態と遷移とを対応付けた状態遷移ペア情報のみを用いている。このため、複数のサービスが連携して1つのサービスを構築する場合には、テストを効率良く行うことができない。
【0007】
本開示の目的は、サービスが複数の個別サービスによって構成される場合でも、テストを容易に行うことが可能なテスト支援装置及びテスト支援方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に従うテスト支援装置は、複数の個別サービスで構成される所定のサービスにおけるデータの整合性の維持に関するテストを支援するテスト支援装置であって、前記複数の個別サービスのそれぞれにおいて発生する状態遷移を示す状態遷移情報と、前記複数の個別サービスのそれぞれにおける状態遷移と当該状態遷移によって生じる他の前記個別サービスの状態遷移の契機となる契機イベントとの対応関係を示す対応情報とに基づいて、前記複数の個別サービスのいずれかである対象サービスの状態遷移のパターンである対象遷移パターンと、当該対象遷移パターンに付随して生じる、前記対象サービスとは異なる前記個別サービスである接続先サービスの状態遷移の接続先遷移パターンとを示すテストシナリオを生成するシナリオ生成部と、前記テストシナリオに基づいて、前記接続先遷移パターンを考慮した前記接続先サービスの応答を規定する契約であるステートフル契約を生成する契約生成部と、前記テストシナリオ及び前記ステートフル契約に基づいて、前記テストを行うためのプログラムである契約テストプログラムを生成するプログラム生成部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、サービスが複数の個別サービスによって構成される場合でも、テストを容易に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
テスト支援装置の機能的な構成の一例を示す図である。
テスト支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
状態遷移表編集画面の一例を示す図である。
状態遷移対応表編集画面の一例を示す図である。
テスト支援処理の一例を説明するためのフローチャートである。
テスト支援処理に係るデータの一例を説明するための図である。
テストシナリオ拡充処理の一例を説明するためのフローチャートである。
テストシナリオ拡充処理に係るデータの一例を説明するための図である。
施策提示処理の一例を示すフローチャートである。
施策提示処理に係るデータの一例を説明するための図である。
状態遷移対応表を生成する処理の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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