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公開番号
2025016925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119739
出願日
2023-07-24
発明の名称
流体用静止型ミキサー及び流体のミキシング方法
出願人
有限会社村吉ガス圧接工業
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01F
25/4314 20220101AFI20250129BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】圧接用トーチ等において使用される、可燃性ガスと空気等の流体をより効率的にミキシングして活性化することができる、流体用静止型ミキサーを提供する。
【解決手段】
流体用静止型ミキサーA3は、長さ方向の両端部に流体の供給管90aと排出管90bを有する直線的な内部空間4が設けてある管体1と、管体1bの内部空間4に収容され、外周面39に供給管90aから排出管90bへ向けて螺旋羽根30a、30bが設けてあり、螺旋羽根30a、30bの先端部と管体1bの内部空間4を形作る内周面19との間には所定の大きさの隙間400が設けられている導引体3とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
長さ方向の両端部に流体の供給部と排出部を有する直線的な中心流路を備える管体において、前記中心流路を形作る内周部には、前記供給部から前記排出部へ向けて螺旋状に突条又は溝が設けてある
流体用静止型ミキサー。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記内周部に前記螺旋状の突条が設けてある構造では、前記突条のみを切り欠いた切欠部が前記管体の長さ方向の所定の直線上に位置して設けられているか、又は前記突条を切り欠くと共に前記内周部に切欠部と重なる溝が前記管体の長さ方向へ設けてある
請求項1記載の流体用静止型ミキサー。
【請求項3】
前記内周部に前記螺旋状の溝が設けてある構造では、前記内周部に前記螺旋状の溝と交わる溝が前記管体の長さ方向へ設けてある
請求項1記載の流体用静止型ミキサー。
【請求項4】
長さ方向の両端部に流体の供給部と排出部を有する直線的な内部空間が設けてある管体と、
該管体の前記内部空間に収容され、外周部に前記供給部から前記排出部へ向けて螺旋状に突条が設けてあり、該突条の先端部と前記管体の前記内部空間を形作る内周部との間には所定の大きさの隙間が設けられている導引体と、を備える
流体用静止型ミキサー。
【請求項5】
前記突条のみを切り欠いた切欠部が前記導引体の長さ方向の所定の直線上に位置して設けられているか、又は前記突条を切り欠くと共に前記外周部に前記突条を切り欠いた切欠部に重なる溝が前記導引体の長さ方向へ設けてある
請求項4記載の流体用静止型ミキサー。
【請求項6】
前記突条の前記先端部と前記管体の前記内周部との間の前記隙間が、前記供給部付近と前記排出部付近で大きさが異なるように形成してある
請求項4又は5記載の流体用静止型ミキサー。
【請求項7】
管体の中心流路において、流体の供給部から排出部へ向けて、流体を前記中心流路を通る前記管体の長さ方向の直線流と、前記中心流路を形作る内周部に沿う螺旋流の両ルートで流通する
流体のミキシング方法。
【請求項8】
管体の内部に配した導引体の外周部と前記管体の内周部との間の空間に、流体の供給部から排出部へ向けて、前記空間を通る前記管体の長さ方向の直線流と、前記外周部に沿って通る螺旋流の両ルートで流通する
流体のミキシング方法。
【請求項9】
流体を前記螺旋流と交差する方向、かつ前記管体の長さ方向へ流通するようにする
請求項7又は8記載の流体のミキシング方法。
【請求項10】
種類の異なる流体を前記管体内部で同時に流通させる
請求項7又は8記載の流体のミキシング方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体用静止型ミキサー及び流体のミキシング方法に関するものである。詳しくは、例えば圧接用トーチ等において使用される、可燃性ガスと空気等の流体をより効率的にミキシングして活性化することができる、流体用静止型ミキサー及び流体のミキシング方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の種類の異なるガスを混合したり、単一のガスの撹拌をしたりして、ガスを活性化することにより、例えばガスが可燃性ガスを含むものであれば、燃焼を効率化したり燃焼温度を上げたりすることができる。この際に使用される、ガス混合器としては、例えば特許文献1に開示されているミキシングエレメントがある。
【0003】
特許文献1の従来のミキシングエレメントは、流体が通流する筒状の通路管内に、端縁部を有し複数の穿孔を有する多孔板からなる扇形の螺旋状の複数の羽根体を有し、羽根体は互いに間隔をもって配置され、通路管の軸方向の全長にわたって通路管の中心部に開口部を形成し、羽根体の端縁部と略同一形状であって、通路管の軸方向に対して横方向に等間隔で互いに平行となるように通路管の管壁部を貫通して羽根体の端縁部が通路管の穿孔部に配置されているというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-22967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このミキシングエレメントは、明細書の説明においては、構造が簡易で、製造が容易であり、製造コストが安価にできると共に、高性能であるという効果が謳われている。しかしながら、実用的な性能においては、構造的に多孔板による流体抵抗が極めて大きくなってしまうため、流体の速度が出にくく、ミキシングを効率的に行うことができず、活性化が充分でないという問題があった。
【0006】
本発明は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、例えば圧接用トーチ等において使用される、可燃性ガスと空気等の流体をより効率的にミキシングして活性化することができる、流体用静止型ミキサー及び流体のミキシング方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
〔1〕上記の目的を達成するために、本発明は、長さ方向の両端部に流体の供給部と排出部を有する直線的な中心流路を備える管体において、前記中心流路を形作る内周部には、前記供給部から前記排出部へ向けて螺旋状に突条又は溝が設けてある流体用静止型ミキサーである。
【0008】
本発明の流体用静止型ミキサーは、管体が備える直線的な中心流路に流体を流通させることができる。流体は、中心流路が長さ方向の一方の端部に有する流体の供給部から中心流路内部に供給され、他方の端部に有する排出部から中心流路外部へ排出される。中心流路内部を供給部から排出部へ向け流通する流体の一部は、中心流路の略中心部を通って略真っ直ぐに流れる。
【0009】
また、流体の他の一部は中心流路を形作る内周部に沿って流通する。このとき、流体は内周部に螺旋状に設けてある突条又は溝に誘導され、螺旋を描くように流れる。そして、中心流路内部を真っ直ぐに流れる流体と螺旋を描いて流れる流体は、その境界部分において互いに衝突を繰り返して乱流となってミキシングされ、排出部から排出される。
【0010】
〔2〕本発明の流体用静止型ミキサーは、上記〔1〕において、前記内周部に前記螺旋状の突条が設けてある構造では、前記突条のみを切り欠いた切欠部が前記管体の長さ方向の所定の直線上に位置して設けられているか、又は前記突条を切り欠くと共に前記内周部に切欠部と重なる溝が前記管体の長さ方向へ設けてある構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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