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公開番号
2025016707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024193641,2024004242
出願日
2024-11-05,2020-07-31
発明の名称
軸流ファン
出願人
ニデック株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
F04D
29/64 20060101AFI20250128BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】剛性を向上させながら組み立て作業性を向上できる軸流ファンを提供する。
【解決手段】軸流ファンは、ハウジングと、上側モータと、下側モータと、を備える。ハウジングは、上側ハウジングと、下側ハウジングと、を連結して形成される。下側ハウジングの下側周壁は、第1係合部と、下側突出片と、をそれぞれ複数有する。第1係合部は、径方向外面に配置される。下側突出片は、第1係合部と軸方向に対向して軸方向上面から軸方向上側に突出する。上側ハウジングの上側周壁は、上側係合爪と、上側切欠溝と、をそれぞれ複数有する。上側係合爪は、軸方向下面から軸方向下側に延びて下端部に第1係合部と係合する第2係合部を有する。上側切欠溝は、上側係合爪の径方向内側において軸方向下面から軸方向上側に切り欠かれる。下側突出片の少なくとも一部が、上側切欠溝内に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下に延びる中心軸を囲み、軸方向上部に配置される上側ハウジングと、軸方向下部に配置される下側ハウジングと、を連結して形成されるハウジングと、
前記上側ハウジングに収容され、上側インペラを前記中心軸回りに回転させる上側モータと、
前記下側ハウジングに収容され、下側インペラを前記中心軸回りに回転させる下側モータと、
を備え、
前記上側ハウジングは、前記上側インペラ及び前記上側モータを径方向外側から覆う筒状の上側周壁を有し、
前記下側ハウジングは、前記下側インペラ及び前記下側モータを径方向外側から覆う筒状の下側周壁を有し、
前記下側周壁は、径方向外側に凸に湾曲する径方向外縁部に配置される第1係合部を有し、
前記上側周壁は、径方向外側に凸に湾曲する径方向外縁部から軸方向下側に延びて下端部に前記第1係合部と少なくとも径方向に係合する第2係合部を有する上側係合爪を有し、
前記第1係合部及び前記第2係合部は、径方向外側に凸に湾曲している、軸流ファン。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記第1係合部と前記第2係合部とは軸方向に対向している、請求項1に記載の軸流ファン。
【請求項3】
前記上側周壁は、径方向外側に凸に湾曲する径方向外縁部に配置される第3係合部を有し、
前記下側周壁は、径方向外側に凸に湾曲する径方向外縁部から軸方向上側に延びて上端部に前記第3係合部と係合する第4係合部を有する下側係合爪を有し、
前記第3係合部及び前記第4係合部は、径方向外側に凸に湾曲している、軸流ファン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸流ファンに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の軸流ファンは、上側ハウジング及び下側ハウジングを連結して中心軸を囲むハウジングが形成される。上側ハウジングは、上側インペラを中心軸回りに回転させる上側モータを収容する。下側ハウジングは、下側インペラを中心軸回りに回転させる下側モータを収容する。
【0003】
上側ハウジングは、軸方向下側に延びる上側係合爪を複数有し、上側係合爪は、下側ハウジングと係合する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国特許出願公開第107781225号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の軸流ファンでは、ハウジングの剛性をあげた場合に、上側係合爪が撓み難くなり、上側ハウジング及び下側ハウジングの組立て作業性が低下する問題があった。
【0006】
本発明は、剛性を向上させながら組み立て作業性を向上できる軸流ファンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の例示的な軸流ファンは、ハウジングと、上側モータと、下側モータと、を備える。ハウジングは、上側ハウジングと、下側ハウジングと、を連結して形成される。上側ハウジングは、上下に延びる中心軸を囲み、軸方向上部に配置される。下側ハウジングは、軸方向下部に配置される。上側モータは、上側ハウジングに収容され、上側インペラを中心軸回りに回転させる。下側モータは、下側ハウジングに収容され、下側インペラを中心軸回りに回転させる。上側ハウジングは、上側インペラ及び上側モータを径方向外側から覆う筒状の上側周壁を有する。下側ハウジングは、下側インペラ及び下側モータを径方向外側から覆う筒状の下側周壁を有する。下側周壁は、第1係合部と、下側突出片と、をそれぞれ複数有する。第1係合部は、径方向外面に配置される。下側突出片は、第1係合部と軸方向に対向して軸方向上面から軸方向上側に突出する。上側周壁は、上側係合爪と、上側切欠溝と、をそれぞれ複数有する。上側係合爪は、軸方向下面から軸方向下側に延びて下端部に下側係合雄部と係合する第2係合部を有する。上側切欠溝は、上側係合爪の径方向内側において軸方向下面から軸方向上側に切り欠かれる。下側突出片の少なくとも一部が、上側切欠溝内に位置する。
【発明の効果】
【0008】
例示的な本発明によれば、剛性を向上させながら組み立て作業性を向上できる軸流ファンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る軸流ファンの全体斜視図である。
図2は、本発明の実施形態に係る軸流ファンの分解斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る軸流ファンの縦断面図である。
図4は、本発明の実施形態に係る軸流ファンの上側ハウジングの斜視図である。
図5は、本発明の実施形態に係る軸流ファンの下側ハウジングの斜視図である。
図6は、本発明の実施形態に係る軸流ファンのハウジングの一部を拡大して示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本書では、軸流ファンの中心軸が延びる方向を単に「軸方向」と呼び、軸流ファンの中心軸を中心として中心軸と直交する方向を単に「径方向」と呼び、軸流ファンの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を単に「周方向」と呼ぶ。また、本書では、説明の便宜上、軸方向を上下方向とし、図3における上下方向を軸流ファンの上下方向として各部の形状及び位置関係を説明する。軸流ファンの「上側」が「吸気側」であり、「下側」が「排気側」である。なお、この上下方向の定義が軸流ファンの使用時の向き及び位置関係を限定するものではない。また、本書では、軸方向に平行な断面を「縦断面」と呼ぶ。また、本書で用いる「平行」は、厳密な意味で平行を表すものではなく、略平行を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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