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公開番号2025016311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119513
出願日2023-07-21
発明の名称特殊清掃現場において用いられるスクレーパー
出願人グッドベア株式会社
代理人個人
主分類A47L 13/08 20060101AFI20250124BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】特殊清掃現場において効率的に用いることが可能なスクレーパーの提供。
【解決手段】ヘラ部材と,ガード部材と,固定部材とからなるスクレーパーであって,ヘラ部材は,把持部の先端にヘラ部を有し,他端に,固定部材に対応した,ネジ部を有し,ガード部材は,ネジ部に対応した,ネジ穴を有し,ガード部材は,ネジ穴を通じてネジ部に挿通され,固定部材により固定されることで,把持部に対し自由な角度で固定可能となる,ことを特徴とするスクレーパー。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヘラ部材と,ガード部材と,固定部材とからなるスクレーパーであって,
ヘラ部材は,
把持部の先端にヘラ部を有し,
他端に,固定部材に対応した,ネジ部を有し,
ガード部材は,
ネジ部に対応した,ネジ穴を有し,
ガード部材は,ネジ穴を通じてネジ部に挿通され,固定部材により固定されることで,把持部に対し自由な角度で固定可能となる,
ことを特徴とするスクレーパー。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
ガード部材が,第一から第三の3つの辺からなる一の部材で構成され,
ネジ穴を有する第一の辺と,
第一の辺に連続して形成され略垂直となる第二の辺と,
第二の辺に連続して形成され略垂直となる第三の辺と,
からなる請求項1に記載のスクレーパー。
【請求項3】
ガード部材が,さらに第三の辺に連続して形成され略垂直となる第四の辺を備える請求項2に記載のスクレーパー。
【請求項4】
把持部のヘラ部の付け根において,表裏又は/及び左右側面に,凹部を有する請求項1に記載のスクレーパー。
【請求項5】
ヘラ部材が,左右対称かつ表裏対象として構成される請求項1に記載のスクレーパー。
【請求項6】
全ての部材が,耐薬品性金属素材で形成されている請求項1から5のいずれかに記載のスクレーパー。
【請求項7】
特殊清掃の現場において用いることを用途とする請求項6に記載のスクレーパー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は,スクレーパーに関する。より詳細に説明すると本発明は,特殊清掃現場において好適に用いることができるスクレーパーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般的にスクレーパー(ヘラ型スクレーパー)は,柄部分の先端に,平らなヘラのような部材が備えられている。このスクレーパーは,シールをはがしたり,塗料などを均一に塗布したり,しつこい汚れを取ったりするなど,様々な用途で用いられる(特許文献1,2)。
【0003】
ところで,特殊清掃の現場においてスクレーパーは,最も重要な道具の一つといってよい。
すなわち,特殊清掃の現場では,腐乱して崩れ落ちた皮膚や流れでた腐敗液・血液,抜け落ちた毛髪など,通常では考えられない様々な物が残っている。また,これら残置物は,床や畳,コンクリートなどに強烈にこびりついていることが多く,容易に除去することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3186988号公報
実用新案登録第3228521号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
発明者は,従来技術として汎用されているスクレーパーを特殊清掃現場で用いるには課題があると感じていた。
すなわち,特殊清掃現場においては作業者の安全性と衛生を保つため,マスクは当然のこと,手袋をすることも必須である。このような状況にあって,強烈にこびりついた残置物を従来技術のスクレーパーで除去する場合,柄の部分を強く握ってこびりついた残置物に対してヘラ部分を強く当てて削り取る必要がある。
しかるに,作業者が必ずしも強力な握力を備えているとは限らず,残置物に対してうまく力が伝わらないという問題があった。また,強力な握力を備えていたとしても,繰り返しの残置物の除去により,徐々に手に力が入らなくなり,作業が非効率化していくという問題があった。
【0006】
上記事情を背景として本発明では,特殊清掃現場において効率的に用いることが可能なスクレーパーの開発を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明者は,鋭意研究の結果,スクレーパーの柄部分に,回転可能(回動可能)なガード部材を備えるとともに,これを取り外しが可能な構成とすることで,持ちやく,かつ,力をうまくヘラ部分に伝えることが可能で,容易に洗浄できるスクレーパーに想到し,発明を完成させたものである。
【0008】
本発明は,以下の構成からなる。
[1]ヘラ部材と,ガード部材と,固定部材とからなるスクレーパーであって,ヘラ部材は,把持部の先端にヘラ部を有し,他端に,固定部材に対応した,ネジ部を有し,ガード部材は,ネジ部に対応した,ネジ穴を有し,ガード部材は,ネジ穴を通じてネジ部に挿通され,固定部材により固定されることで,把持部に対し自由な角度で固定可能となる,ことを特徴とするスクレーパー。
[2]ガード部材が,第一から第三の3つの辺からなる一の部材で構成され,ネジ穴を有する第一の辺と,第一の辺に連続して形成され略垂直となる第二の辺と,第二の辺に連続して形成され略垂直となる第三の辺と,からなる[1]に記載のスクレーパー。
[3]ガード部材が,さらに第三の辺に連続して形成され略垂直となる第四の辺を備える[2]に記載のスクレーパー。
[4]把持部のヘラ部の付け根において,表裏又は/及び左右側面に,凹部を有する[1]に記載のスクレーパー。
[5]ヘラ部材が,左右対称かつ表裏対象として構成される[1]に記載のスクレーパー。
[6]全ての部材が,耐薬品性金属素材で形成されている[1]から[5]のいずれかに記載のスクレーパー。
[7]特殊清掃の現場において用いることを用途とする[6]に記載のスクレーパー。
【発明の効果】
【0009】
本発明により,特殊清掃現場において効率的に用いることが可能なスクレーパーの提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0010】
スクレーパーの例を示した図。
スクレーパーについて各部材ごとに示した図。
ヘラ部材全体を示した図。
ガード部材全体を示した図。
スクレーパーを上から見た図。
スクレーパーを把持している様子を示した図。
スクレーパーの試作例の仕様を示した図。
スクレーパー試作例の外観を示した図。
スクレーパー試作例を把持している様子を示した図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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