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公開番号2025015233
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118514
出願日2023-07-20
発明の名称情報処理装置、撮像装置、制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約【課題】好適に被写体を検出した検出結果を特定する。
【解決手段】情報処理装置は、撮像画像を取得する第1取得手段と、撮像画像のうちの第1被写体に対応する領域を検出領域候補として検出する第1検出手段と、撮像画像のうちの、第1被写体とは異なる第2被写体に対応する領域を検出する第2検出手段と、撮像画像における、第2被写体に対する第1被写体の分布に関する補助情報を取得する第2取得手段と、第2検出手段の検出結果と補助情報とに基づいて、検出領域候補から第1被写体の検出領域を決定する決定手段と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
撮像画像を取得する第1取得手段と、
前記撮像画像のうちの第1被写体に対応する領域を検出領域候補として検出する第1検出手段と、
前記撮像画像のうちの、前記第1被写体とは異なる第2被写体に対応する領域を検出する第2検出手段と、
前記撮像画像における、前記第2被写体に対する前記第1被写体の分布に関する補助情報を取得する第2取得手段と、
前記第2検出手段の検出結果と前記補助情報とに基づいて、前記検出領域候補から前記第1被写体の検出領域を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記決定手段は、前記第2検出手段の検出結果と前記補助情報とに基づいて前記第1被写体に関する除外領域を前記撮像画像に設定し、当該除外領域と重複しない前記検出領域候補から前記第1被写体の検出領域を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記決定手段は、少なくとも前記第2検出手段により検出された前記第2被写体に対応する領域を、前記除外領域に含めて設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記補助情報は、撮像されている競技に関する競技情報を含み、
前記決定手段は、前記除外領域の設定条件を前記競技情報に応じて変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1被写体は、前記競技で使用される用具であり、
前記第2被写体は、人体の少なくとも一部を含み、
前記競技情報は、前記競技にて人体に対して前記用具が存在し得る位置を示す情報を含み、
前記決定手段は、前記第2検出手段により検出された前記第2被写体に対応する領域について、前記用具が存在し得る位置を含まないように前記除外領域を設定する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2取得手段は、前記第2検出手段の検出結果に基づいて人体の姿勢情報を前記補助情報としてさらに取得し、
前記情報処理装置は、前記決定手段により設定された前記除外領域を、前記姿勢情報に応じて調整する調整手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記調整手段は、前記姿勢情報に基づいて前記撮像画像において前記用具が存在する領域を推定し、当該領域が前記第2検出手段により検出された前記第2被写体に対応する領域に含まれない場合に前記除外領域を拡張することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1被写体は、前記競技で使用されるボールであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2被写体は、人体の少なくとも一部を含み、
前記第2取得手段は、前記第2検出手段の検出結果に基づいて人体の姿勢情報を前記補助情報として取得し、
前記決定手段は、前記除外領域の設定条件を前記姿勢情報に応じて変更する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第2被写体は、人体の頭部と頭部以外の部位とを含み、
前記第2検出手段は、前記撮像画像のうちの前記第2被写体に対応する領域を、前記除外領域を設定する人体領域候補として検出し、
前記第2取得手段は、前記人体領域候補のそれぞれについて、前記第2検出手段の検出結果に基づいて人体の姿勢情報を前記補助情報として取得し、
前記決定手段は、
対応する前記姿勢情報に基づいて前記人体領域候補のそれぞれが人体に対応する領域であるか否かを判断し、
前記人体に対応する領域と判断した前記人体領域候補に基づいて前記除外領域を設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、撮像装置、制御方法及びプログラムに関し、特に特定の被写体の検出技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置には、画角に捉えられた特定の被写体を検出する機能(被写体検出機能)を具備するものがある。被写体検出機能は例えばスポーツ中継で利用することができ、ボールやボールの周辺に存在する選手等への合焦制御や、これらの被写体を撮像範囲に捉え続けるためのフレーミング制御がその検出結果を用いて行われる(特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-066889号公報
特開2020-036168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、被写体検出機能は、類似する外観の被写体が画角内に含まれる場合に誤った検出結果を出力し得る。例えば球技スポーツのシーンでは、ボールを検出対象とする検出器が、選手の頭部(特にスキンヘッド)やユニフォームの模様等の円形に近い形状のオブジェクトをボールとして誤検出し得る。結果、特許文献1や2の合焦制御やフレーミングが好適に動作しない可能性があった。
【0005】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、好適に被写体を検出した検出結果を特定する情報処理装置、撮像装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述の目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、撮像画像を取得する第1取得手段と、撮像画像のうちの第1被写体に対応する領域を検出領域候補として検出する第1検出手段と、撮像画像のうちの、第1被写体とは異なる第2被写体に対応する領域を検出する第2検出手段と、撮像画像における、第2被写体に対する第1被写体の分布に関する補助情報を取得する第2取得手段と、第2検出手段の検出結果と補助情報とに基づいて、検出領域候補から第1被写体の検出領域を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
このような構成により本発明によれば、好適に被写体を検出した検出結果を特定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態及び変形例に係るデジタルカメラシステムのハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係る撮像素子22の構成を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係る被写体検出に関する機能構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るボール領域の誤検出を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係る第1検出部と第2検出部の検出結果の差異を説明するための図
本発明の実施形態1に係る除外領域の調整を説明するための図
本発明の実施形態1に係る誤検出の検出領域候補の判定を説明するための図
本発明の実施形態1に係る本体100で実行される出力処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態2に係る姿勢情報を説明するための図
本発明の実施形態2に係る本体100で実行される出力処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態1]
以下に説明する一実施形態は、撮像装置の一例としての、撮像画像について2種類の被写体を検出可能なレンズ交換式のデジタルカメラ(デジタルカメラシステム)に、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、撮像画像について2種類の被写体の検出結果を出力することが可能な任意の機器に適用可能である。このような機器には、ビデオカメラ、コンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、メディアプレーヤ、PDA等)、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム機、ロボット、ドローン、ドライブレコーダ等が含まれる。またこのような機器は、撮像機能を具備するものに限らず、例えば撮像機能を具備する装置から撮像画像を取得し、当該撮像画像に基づいて検出結果を出力する機器も含まれる。即ち、以下の説明において、本発明を実現する情報処理装置は、レンズ交換式の撮像装置に限られるものでなく、また撮像装置であることを必須とするものではない。
【0010】
《デジタルカメラシステムのハードウェア構成》
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラシステムのハードウェア構成を示したブロック図である。デジタルカメラシステムは、レンズ交換式デジタルカメラの本体100と、本体100に着脱可能なレンズユニット150とで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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