TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025014516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117138
出願日2023-07-18
発明の名称サセプタおよび気相成長装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01L 21/205 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ウエハずれの発生を抑制して、ウエハの平坦度が低下することを抑制するとともに、ウエハ表面に成膜される膜の厚さの均一性を高めることができるサセプタおよび気相成長装置を提供することである。
【解決手段】実施形態のサセプタは、気相成長装置に備えられる。サセプタには、ウエハが載置される。サセプタは、ウエハ支持部を持つ。ウエハ支持部は、ウエハを支持する。ウエハ支持部は、環状である。ウエハ支持部は、支持面を持つ。支持面は、ウエハを下側から支持する。支持面は、傾斜面を持つ。傾斜面は、ウエハ支持部の内縁に繋がる。傾斜面は、ウエハ支持部の径方向外側に向かうにしたがって上側に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
気相成長装置に用いられ、ウエハが載置されるサセプタであって、
前記ウエハを支持する環状のウエハ支持部を備え、
前記ウエハ支持部は、前記ウエハを下側から支持する支持面を有し、
前記支持面は、前記ウエハ支持部の内縁に繋がる傾斜面を有し、
前記傾斜面は、前記ウエハ支持部の径方向外側に向かうにしたがって上側に位置する、サセプタ。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記傾斜面は、前記ウエハ支持部の周方向に延びている、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項3】
前記支持面は、上側を向く平面部を有し、
前記平面部は、前記傾斜面の径方向外側の端部と繋がる、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項4】
前記ウエハ支持部は、前記支持面から下側に窪む複数の窪み部を有し、
複数の前記窪み部は、前記ウエハ支持部の周方向に沿って間隔をあけて配置されている、請求項1に記載のサセプタ。
【請求項5】
気相成長装置に備えられ、ウエハが載置されるサセプタであって、
前記ウエハを支持する環状のウエハ支持部を備え、
前記ウエハ支持部は、前記ウエハを下側から支持する支持面と、前記支持面から下側に窪む複数の窪み部と、を有し、
複数の前記窪み部は、前記ウエハ支持部の周方向に沿って間隔をあけて配置されている、サセプタ。
【請求項6】
複数の前記窪み部の少なくとも1つは、前記ウエハ支持部の内側面および前記ウエハ支持部の外側面のそれぞれに開口する、請求項4または5に記載のサセプタ。
【請求項7】
複数の前記窪み部のそれぞれは、前記ウエハ支持部の内側面および前記ウエハ支持部の外側面のいずれか一方にのみ開口する、請求項4または5に記載のサセプタ。
【請求項8】
複数の窪み部のそれぞれは、前記ウエハ支持部の内側面に開口する、請求項7に記載のサセプタ。
【請求項9】
請求項1から5のいずれか一項に記載のサセプタと、前記サセプタを回転させる駆動部と、を備える、気相成長装置。
【請求項10】
請求項1から4のいずれか一項に記載のサセプタと、前記サセプタを回転させる駆動部と、前記ウエハの外縁を囲む環状のウエハガイドと、を備え、
前記傾斜面の径方向内側の端部および前記傾斜面の径方向外側の端部を通る仮想直線は、前記ウエハガイドの内側面と交差する、気相成長装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、サセプタおよび気相成長装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
気相成長装置では、ウエハをサセプタに載置する際およびウエハ表面にSiC等の膜を成膜する際に、サセプタに対してウエハが回転移動する等のウエハずれが発生する可能性があった。係るウエハずれが発生すると、ウエハ裏面にSiC膜が成膜されることによるウエハの平坦度の低下、およびウエハ表面に成膜された膜の厚さの均一性が低下する可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-174138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、ウエハずれの発生を抑制して、ウエハの平坦度が低下することを抑制するとともに、ウエハ表面に成膜される膜の厚さの均一性を高めることができるサセプタおよび気相成長装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のサセプタは、気相成長装置に用いられる。サセプタには、ウエハが載置される。サセプタは、ウエハ支持部を持つ。ウエハ支持部は、ウエハを支持する。ウエハ支持部は、環状である。ウエハ支持部は、支持面を持つ。支持面は、ウエハを下側から支持する。支持面は、傾斜面を持つ。傾斜面は、ウエハ支持部の内縁に繋がる。傾斜面は、ウエハ支持部の径方向外側に向かうにしたがって上側に位置する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態の気相成長装置を示す断面図。
実施形態の気相成長装置の一部を示す断面図。
実施形態の気相成長装置の一部を示す上面図。
実施形態の気相成長装置の他の一部を示す断面図。
実施形態の気相成長装置の一部を示す拡大断面図。
実施形態の第1変形例の気相成長装置の一部を示す上面図。
実施形態の第1変形例の気相成長装置の一部を示す拡大断面図。
実施形態の第1変形例の他の気相成長装置の一部を示す上面図。
実施形態の第2変形例の気相成長装置の一部を示す上面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態のサセプタおよび気相成長装置を、図面を参照して説明する。
各図面において、Z軸方向は、鉛直方向である。Z軸方向の矢印が向く側(+Z側)は、鉛直方向の上側である。Z軸方向の矢印が向く側と反対側(-Z側)は、鉛直方向の下側である。以下の説明では、鉛直方向の上側を、単に「上側」と呼び、鉛直方向の下側を、単に「下側」と呼ぶ。
【0008】
各図に示す回転軸線Jが延びる方向は、Z軸方向と平行である。回転軸線Jは、仮想軸線である。以下の実施形態において、サセプタは、回転軸線Jを中心として回転する。以下の説明では、回転軸線Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼ぶ。以下の実施形態において、ウエハ支持部の径方向は、回転軸線Jを中心とする径方向と同じ方向である。ウエハ支持部の径方向と回転軸線Jを中心とする径方向とは互いに異なる方向であってもよい。回転軸線Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。各図において、周方向は、矢印θで示される。以下の実施形態において、ウエハ支持部の周方向は、回転軸線Jを中心とする周方向と同じ方向である。ウエハ支持部の周方向と回転軸線Jを中心とする周方向とは互いに異なる方向であってもよい。
【0009】
図1に示す本実施形態の気相成長装置10は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によりウエハ60の上側を向く面である表面60aにエピタキシャル膜を成膜する成膜装置である。本実施形態では、ウエハ60の表面60aにSiC膜を成膜する。ウエハ60の表面60aに成膜される膜は、Si等の他の材料によって構成される膜であってもよい。気相成長装置10は、チャンバ20と、供給管24と、駆動部31と、サセプタ保持部32と、サセプタ34と、ウエハガイド38と、第1加熱部41と、第2加熱部42と、を備える。
【0010】
チャンバ20は、供給管24、駆動部31、サセプタ保持部32、サセプタ34、ウエハガイド38、第1加熱部41、および第2加熱部42を内部に収容する。チャンバ20は、本体部21と、供給部22と、を有する。本実施形態において、チャンバ20は、金属製である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社東芝
1か月前
株式会社東芝
台車
2か月前
株式会社東芝
センサ
1か月前
株式会社東芝
固定子
2か月前
株式会社東芝
センサ
1か月前
株式会社東芝
電源回路
9日前
株式会社東芝
開閉装置
2か月前
株式会社東芝
搬送装置
2か月前
株式会社東芝
回転電機
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
9日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
22日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
水処理装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
直流遮断器
2か月前
株式会社東芝
ガス遮断器
2日前
株式会社東芝
半導体装置
9日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
半導体装置
15日前
株式会社東芝
遠心送風機
1か月前
株式会社東芝
光スイッチ
1か月前
株式会社東芝
電力変換装置
2か月前
株式会社東芝
対策提示装置
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
22日前
株式会社東芝
ディスク装置
2日前
株式会社東芝
電力変換装置
1か月前
株式会社東芝
伝送システム
2日前
続きを見る