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公開番号
2025014414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116939
出願日
2023-07-18
発明の名称
チケットシステムのサーバ、チケットシステムおよびチケット処理方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20250123BHJP(チェック装置)
要約
【課題】多様なチケットを処理することができるチケットシステムのサーバ、チケットシステムおよびチケット処理方法を提供する。
【解決手段】サーバと、サーバと接続する改札機や券売機などの端末装置により構成され、サーバが別システムと通信可能に接続するチケットシステムにおいて、サーバは、端末通信部(第1通信部)と、外部通信部(第2通信部)と、プロセッサと、を有する。端末通信部は、チケットシステムにおける端末装置と通信する。外部通信部は、チケットシステムとは異なる外部システムと通信する。プロセッサは、端末装置がチケットから読み取ったチケット情報のデータフォーマットによりチケットを管理するシステムを識別し、チケットが外部システムで管理される場合に端末装置がチケットに対して実行すべき処理内容の判定結果を外部システムから取得し、外部システムから取得する判定結果を端末装置に供給する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
チケットシステムのサーバであって、
前記チケットシステムにおける端末装置と通信する端末通信部と、
前記チケットシステムとは異なる外部システムと通信する外部通信部と、
前記端末装置がチケットから読み取ったチケット情報のデータフォーマットにより前記チケットを管理するシステムを識別し、前記チケットが外部システムで管理される場合に前記端末装置が前記チケットに対して実行すべき処理内容の判定結果を前記外部システムから取得し、前記外部システムから取得する判定結果を前記端末装置に供給するプロセッサと、
を有するチケットシステムのサーバ。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記チケット情報は、事業者ごとに設定されるアカウント情報を含み、
前記プロセッサは、前記外部システムが前記チケット情報に含まれるアカウント情報に対応して管理している前記チケットの利用情報に基づいて判定する前記端末装置が実行すべき処理内容の判定結果を取得する、
請求項1に記載のチケットシステムのサーバ。
【請求項3】
チケットシステムのサーバであって、
前記チケットシステムにおける端末装置と通信する端末通信部と、
前記チケットシステムとは異なる外部システムと通信する外部通信部と、
前記端末装置がチケットから読み取ったチケット情報のデータフォーマットにより前記チケットを管理するシステムを識別し、前記チケットが外部システムで管理される場合に前記端末装置が前記チケットから読み取ったチケット情報を前記外部システムへ送信し、前記外部システムからの前記チケットの利用情報を含む判定依頼に応じて前記チケットに対して前記端末装置が実行すべき処理内容を判定し、前記処理内容の判定結果を前記端末装置に供給するプロセッサと、
を有するチケットシステムのサーバ。
【請求項4】
さらに、各システムが管理するチケットのチケット情報のデータフォーマットを示す情報を記憶する記憶部を有し、
前記プロセッサは、前記記憶部に記憶した情報に基づいて前記チケット情報のチケットに関する情報を管理するシステムを識別する、
請求項1又は3の何れかに記載のチケットシステムのサーバ。
【請求項5】
前記記憶部は、各システムが管理するチケットのチケット情報のデータフォーマットとしてデータサイズを示す情報を記憶する、
請求項4に記載のチケットシステムのサーバ。
【請求項6】
前記端末装置は、利用者の通行を制御する通行制御部を有する改札機であり、
前記プロセッサは、前記外部システムに前記改札機が読み取ったチケット情報と前記チケット情報のチケットによる前記改札機における通行可否の判定を要求する判定要求とを送信する、
請求項1叉は3の何れかに記載のチケットシステムのサーバ。
【請求項7】
端末装置とサーバとを含むチケットシステムであって、
前記サーバは、
前記端末装置と通信する端末通信部と、
前記チケットシステムとは異なる外部システムと通信する外部通信部と、
前記端末装置がチケットから読み取ったチケット情報のデータフォーマットにより前記チケットを管理するシステムを識別し、前記チケットが外部システムで管理される場合に前記端末装置が前記チケットに対して実行すべき処理内容の判定結果を前記外部システムから取得し、前記外部システムから取得する判定結果を前記端末装置に送信する第1のプロセッサと、を有し、
前記端末装置は、
前記サーバと通信するサーバ通信部と、
利用者が提示するチケットからチケット情報を読み取る読取部と、
前記読取部により読み取ったチケット情報と前記チケットに対して実行すべき処理内容の判定要求とを前記サーバへ送信し、前記サーバから受信する判定結果に応じた処理を実行する第2のプロセッサと、を有する、
チケットシステム。
【請求項8】
端末装置とサーバとを含むチケットシステムであって、
前記サーバは、
前記端末装置と通信する端末通信部と、
前記チケットシステムとは異なる外部システムと通信する外部通信部と、
前記端末装置がチケットから読み取ったチケット情報のデータフォーマットにより前記チケットを管理するシステムを識別し、前記チケットが外部システムで管理される場合に前記端末装置が前記チケットから読み取ったチケット情報を前記外部システムへ送信し、前記外部システムからの前記チケットの利用情報を含む判定依頼に応じて前記チケットに対して前記端末装置が実行すべき処理内容を判定し、前記処理内容の判定結果を前記端末装置に送信する第1のプロセッサと、を有し、
前記端末装置は、
前記サーバと通信するサーバ通信部と、
利用者が提示するチケットからチケット情報を読み取る読取部と、
前記読取部により読み取ったチケット情報と前記チケットに対して実行すべき処理内容の判定要求とを前記サーバへ送信し、前記サーバから受信する判定結果に応じた処理を実行する第2のプロセッサと、を有する、
チケットシステム。
【請求項9】
前記端末装置は、
さらに、利用者の通行を制御する通行制御部を有する改札機であり、
前記第2のプロセッサは、前記サーバから受信する前記チケットによる前記改札機における通行可否の判定結果に応じて前記通行制御部による利用者の通行を制御する、
前記請求項7又は8の何れかに記載のチケットシステム。
【請求項10】
チケットシステムにおけるチケット処理方法であって、
端末装置がチケットから読み取った情報を取得し、
前記端末装置がチケットから読み取った情報のデータフォーマットにより前記チケットを管理するシステムを識別し、
前記チケットが外部システムで管理される場合に前記端末装置が前記チケットから読み取った情報を前記外部システムへ送信し、
前記外部システムから前記端末装置が前記チケットに対して実行すべき処理内容の判定結果を取得し、
前記外部システムから取得する判定結果を前記端末装置に供給する、
チケット処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、チケットシステムのサーバ、チケットシステムおよびチケット処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、端末装置が読み取り可能なチケットを用いて様々なサービスを提供するデジタルチケットシステムが提案されている。例えば、鉄道などの交通機関では、改札機などの端末装置によって利用者が提示する媒体から読み取るチケット情報をサーバが取得し、サーバで入出場判定などの処理結果を端末装置へ返すことで駅務処理を実施する駅務システムが提案されている。
【0003】
従来のデジタルチケットシステムは、当該システムを運用する事業者が発行したチケット、又は、運用事業者が定めたフォーマットのチケット情報を記録したチケットでなければ、利用できない。しかしながら、既存のデジタルチケットシステムであっても、多様なサービスを提供するため、運用事業者だけでなく、異業種を含む他の事業者が発行するチケットを用いたサービスを提供できるようにすることが要望されている。
【0004】
従来のデジタルチケットシステムは、他の事象者が発行したチケットを処理するためには、他の事象者が運用している別のシステムに接続するための専用のインターフェースを個々の端末装置に設ける必要があるという問題がある。また、個々の事業者は、事業者ごとに異なるデータフォーマットのチケットを発行および処理するチケット処理システムを既に構築していることが多い。このため、多様な事象者が発行するチケットは、データフォーマットが共通化するのが難しく、チケット情報を取扱い可能なシステムへ振り分けて転送することが容易ではないという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-167612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の課題を解決するために、多様なチケットを処理することができるチケットシステムのサーバ、チケットシステムおよびチケット処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、チケットシステムのサーバは、端末通信部と外部通信部とプロセッサとを有する。端末通信部は、チケットシステムにおける端末装置と通信する。外部通信部は、チケットシステムとは異なる外部システムと通信する。プロセッサは、端末装置がチケットから読み取ったチケット情報のデータフォーマットによりチケットを管理するシステムを識別し、チケットが外部システムで管理される場合に端末装置がチケットに対して実行すべき処理内容の判定結果を外部システムから取得し、外部システムから取得する判定結果を端末装置に供給する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システムの構成例を示す図である。
図2は、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システムのサーバにける構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システムにおける端末装置としての改札機における構成例を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システムのサーバが管理する識別用データテーブルの構成例を示す図である。
図5は、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システムの第1の動作例を説明するためのシーケンス図である。
図6は、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システムの第2の動作例を説明するためのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
まず、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システム1の構成について説明する。
図1は、実施形態に係るチケットシステムとしての改札システム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、チケットシステムとしての改札システム1は、図1に示すように、サーバ2とサーバ2に接続される改札機3および券売機4などの端末装置により構成される。改札システム1のサーバ2は、別システムの例である複数のABTシステム5(5A、5B、5C)と通信可能に接続される。
【0010】
ABT(アカウントベースドチケッティング)システムとは、利用者毎又は券毎に設定したアカウント(ID)に対応づけた利用情報をサーバで管理し、サーバが管理する利用情報に基づいて端末装置がサービスを提供する。利用情報は、チケットの有効性を示す情報(例えば、有効期間および有効区間など)を含む。また、利用情報は、決済情報などを含むものであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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