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公開番号
2025013216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024104186
出願日
2024-06-27
発明の名称
電気自動車のバッテリー充電データ管理方法、および、システム
出願人
光陽工業股分有限公司
代理人
弁理士法人白坂
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電気自動車のバッテリー充電データ管理方法、および、システムを提供する。
【解決手段】電気自動車に適用する電気自動車のバッテリー充電データ管理方法、および、システムを提供する。まず、電気自動車を用いて、電気自動車の走行距離を記録する。その後、電力補充装置を用いて、バッテリーに電力補充作業を実行し、バッテリーを用いて、電気エネルギーを電気自動車に提供し、電力補充作業は、充電作業、あるいは、バッテリー交換作業を含む。バッテリー、あるいは、電力補充装置を用いて、電力補充作業に対応する電力補充記録データを記録し、電力補充記録データは少なくとも、バッテリーのバッテリー識別データ、および、電力補充情報を含む。その後、リモートサーバーは、バッテリーの電力補充記録データ、および、電気自動車の走行距離を得るとともに、これに応じて、電気自動車が、電力補充の異常状態にあるか否か判断する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
電気自動車に適用する電気自動車のバッテリー充電データ管理方法であって、
前記電気自動車により、前記電気自動車の走行距離を記録する工程と、
電力補充装置により、電力補充作業をバッテリーに実行して、前記バッテリーを用いて、電気エネルギーを前記電気自動車に提供し、前記電力補充作業が、充電作業、あるいは、バッテリー交換作業を含む工程と、
前記バッテリー、あるいは、前記電力補充装置により、前記電力補充作業に対応する電力補充記録データを記録し、前記電力補充記録データは少なくとも、前記バッテリーのバッテリー識別データ、および、電力補充情報を含む工程と、
リモートサーバーにより、前記バッテリーの前記電力補充記録データ、および、前記電気自動車の前記走行距離を得る工程、
前記バッテリーの前記電力補充記録データ、および、前記電気自動車の前記走行距離にしたがって、前記リモートサーバーにより、前記電気自動車が、電力補充の異常状態にあるか否か判断する工程、
を有することを特徴とする方法。
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【請求項2】
さらに、
前記電気自動車の前記走行距離に基づいて、アンペア時消耗を計算するとともに、前記リモートサーバーにより、前記電力補充情報が、前記アンペア時消耗の所定許容差範囲内にあるかどうか判断する工程、および、
前記電力補充情報が、前記アンペア時消耗の前記所定の許容範囲に収まらないとき、前記リモートサーバーにより、前記電気自動車が、電力補充の前記異常状態を有すると判断する工程、
を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
さらに、前記電力補充情報が、前記アンペア時消耗の前記所定の許容範囲に収まらないとき、警告通知を生成する、あるいは、ネットワークを介して、前記リモートサーバーにより、前記警告通知を、前記バッテリー識別データに固定されるユーザー装置に送信する工程を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
さらに、
前記バッテリーを、前記電気自動車に電気的に結合して、前記電気自動車に電気エネルギーを提供する工程と、
前記バッテリーにより、前記電気自動車に前記電力補充記録データを送信する工程、および、
ネットワークを介して、前記電気自動車により、前記電力補充記録データ、および、前記走行距離を送信する工程、を有し、
前記電気自動車は、前記ネットワークを介して、直接、前記電力補充記録データ、および、前記走行距離を、前記リモートサーバーに送信する、あるいは、前記ネットワークを介して、モバイル装置に接続するとともに、前記モバイル装置により、前記電力補充記録データ、および、前記走行距離を、前記リモートサーバーに送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
さらに、
ワイヤレスネットワークを介して、前記バッテリーの無線接続ユニットにより、前記電力補充記録データを、前記リモートサーバーに送信する工程、
ネットワークを介して、前記電気自動車により、前記リモートサーバーに前記走行距離を送信する工程、を有し、
前記電気自動車は、前記ネットワークを介して、直接、前記走行距離を、前記リモートサーバーに送信する、あるいは、前記ネットワークを介して、モバイル装置に接続するとともに、前記モバイル装置により、前記走行距離を、前記リモートサーバーに送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記電力補充装置は、前記電気自動車、家庭用充電器、あるいは、バッテリーエナジーステーションを有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
電気自動車に適用する電気自動車のバッテリー充電データ管理システムであって、
前記電気自動車の走行距離を記録する電気自動車と、
電気エネルギーを、前記電気自動車に提供するバッテリーと、
前記バッテリーに結合されて、前記バッテリーに対応する電力補充作業を実行し、前記電力補充作業は、充電作業、あるいは、バッテリー交換作業を有し、前記バッテリー、あるいは、前記電力補充装置は、前記電力補充作業の前記電力補充記録データを記録し、前記電力補充記録データが少なくとも、前記バッテリーのバッテリー識別データ、および、電力補充情報を含む電力補充装置、および、
前記バッテリーの前記電力補充記録データ、および、前記電気自動車の前記走行距離を得るとともに、前記バッテリーの前記電力補充記録データ、および、前記電気自動車の前記走行距離にしたがって、前記電気自動車が、電力補充の異常状態にあるか否か判断するリモートサーバー、
を有することを特徴とするシステム。
【請求項8】
前記リモートサーバーはさらに、前記電気自動車の前記走行距離に基づいて、アンペア時消耗を計算し、前記電力補充情報が、前記アンペア時消耗の所定の許容範囲に収まるか否か判断するとともに、前記電力補充情報が、前記アンペア時消耗の前記所定の許容範囲に収まらないとき、前記電気自動車は、電力補充の前記異常状態を有すると判断することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記リモートサーバーはさらに、前記電力補充情報が、前記アンペア時消耗の前記所定の許容範囲に収まらないとき、警告通知を生成する、あるいは、ネットワークを介して、警告通知を、前記バッテリー識別データに結合されるユーザー装置に送信することを特徴とする請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記電力補充装置は、前記電気自動車、家庭用充電器、あるいは、バッテリーエナジーステーションを有することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリー充電データ管理方法、および、システムに関するものであって、特に、電気自動車のバッテリー充電状態に異常が発生したか否かを判断することができる方法、および、システムに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境保護に対する意識の高まりと電気自動車技術の進歩に伴い、化石燃料を動力源とする従来の自動車に代わって、電気エネルギーを動力源とする電気自動車の開発が、自動車分野において、徐々に重要な目標となっており、そのため、電気自動車は、ますます普及している。電気自動車の航続距離と使用意欲を高めるため、多くの国や都市が、公共の場所に、充電ステーションやバッテリーエナジーステーションを設置して、電気自動車や電動バイクに、充電やバッテリー交換を提供し、電気自動車の使用をより便利にしている。
【0003】
一般的に、バッテリーは、メーカーにとって最も重要なコストの一つであり、且つ、二次電池には耐用年数の限界がある。電動バイクのような一部の電気自動車では、バッテリーの電力が不足しているとき、各バッテリー間の電力差が大きすぎる場合、および/または、個々のバッテリーの残存寿命サイクルが大きく異なる場合、これらのバッテリーを組み合わせて電気自動車を始動させると、車両、または、バッテリー自体の機能、または、寿命に影響を及ぼす。
【0004】
さらに、バッテリーのコストが高いことも、電動バイクのサービスコストが高い主な理由の1つである。ユーザーのニーズに応じて、異なる充電モードを計画し、あるいは、異なるサプライヤーを導入して、電気自動車のエコロジーチェーンに参加させることができれば、電動バイクの全体的なサービスコストを適度に削減することができ、ユーザーの電動バイクの採用意欲を、さらに高めることができるかもしれない。場合によっては、利用者が自宅で充電できるようにすれば、事業者は利用者に電動バイクの導入を促すために、より有利なプランを設計することができ、公共電源設備の使用を減らし、それによって電力網への電力圧力を分散させることができる。ただし、この場合、利用者が充電中に異常な状態に陥らないよう、利用者の利用状況や充電状況を把握する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
よって、本発明は、電気自動車のバッテリー充電データ管理方法、および、システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
電気自動車のバッテリー充電データ管理方法の一実施形態において、電気自動車は、電気自動車の走行距離を記録するために使用される。その後、電力補充装置が、バッテリーに電力補充作業を実行するために使用され、バッテリーは、電気エネルギーを電気自動車に提供するために使用され、電力補充作業は、充電作業、あるいは、バッテリー交換作業を含む。バッテリー、あるいは、電力補充装置は、電力補充作業に対応する電力補充記録データを記録するために使用され、電力補充記録データは少なくとも、バッテリーのバッテリー識別データ、および、電力補充情報を含む。その後、リモートサーバーは、バッテリーの電力補充記録データ、および、電気自動車の走行距離を得るとともに、これに応じて、電気自動車が、電力補充の異常状態にあるか否か判断する。
【0007】
電気自動車のバッテリー充電データ管理システムの一実施形態は、電気自動車、バッテリー、電力補充装置、および、リモートサーバーを有する。電気自動車は、電気自動車の走行距離を記録する。バッテリーは、電気エネルギーを電気自動車に提供する。電力補充装置は、バッテリーに結合されて、バッテリーに対応する電力補充作業を実行する。電力補充作業は、充電作業、あるいは、バッテリー交換作業を含むとともに、バッテリー、あるいは、電力補充装置は、電力補充作業の電力補充記録データを記録し、電力補充記録データは少なくとも、バッテリーのバッテリー識別データ、および、電力補充情報を含む。リモートサーバーは、バッテリーの電力補充記録データ、および、電気自動車の走行距離を有するとともに、これに応じて、電気自動車が、電力補充の異常状態にあるか否か判断する。
【0008】
いくつかの実施形態において、リモートサーバーはさらに、電気自動車の走行距離に基づいて、アンペア時消耗を計算し、電力補充情報が、アンペア時消耗の所定の許容範囲に収まるか否か判断するとともに、電力補充情報が、アンペア時消耗の所定許容差範囲内にある時、電気自動車が、電力補充の異常状態にあると判断する。
【0009】
いくつかの実施形態において、リモートサーバーはさらに、電力補充情報が、アンペア時消耗の所定の許容範囲に収まらないとき、警告通知を生成する、あるいは、ネットワークを介して、警告通知を、バッテリー識別データに結合されるユーザー装置に送信する。
【0010】
いくつかの実施形態において、バッテリーは、電気自動車に電気的に結合されて、電気エネルギーを電気自動車に提供するとともに、電力補充記録データを、電気自動車に送信する。電気自動車は、ネットワークを介して、電力補充記録データ、および、走行距離を、リモートサーバーに送信する。電気自動車は、ネットワークを介して、直接、電力補充記録データ、および、走行距離を、リモートサーバーに送信する、あるいは、ネットワークを介して、モバイル装置に接続するとともに、モバイル装置により、電力補充記録データ、および、走行距離を、リモートサーバーに送信する。
(【0011】以降は省略されています)
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