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公開番号2025012962
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023116184
出願日2023-07-14
発明の名称清掃ロボット
出願人大成建設株式会社,株式会社スマートロボティクス
代理人園田・小林弁理士法人
主分類A47L 11/16 20060101AFI20250117BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 乱雑な環境下においても十分に床面を清浄化すること。
【解決手段】 清掃ロボットは、床面を走行する車輪と、周囲の状況を検知するセンサと、前記床面を清掃する清掃機構と、前記車輪、前記センサ及び前記清掃機構を制御する制御部とを有し、前記清掃機構は、前記床面のごみを集める第1機構と、前記第1機構によって集められたごみに含まれる所定サイズ以上のごみを回収する第2機構と、前記第2機構によって回収されないごみを吸引する第3機構とを有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
床面を走行する車輪と、
周囲の状況を検知するセンサと、
前記床面を清掃する清掃機構と、
前記車輪、前記センサ及び前記清掃機構を制御する制御部とを有し、
前記清掃機構は、
前記床面のごみを集める第1機構と、
前記第1機構によって集められたごみに含まれる所定サイズ以上のごみを回収する第2機構と、
前記第2機構によって回収されないごみを吸引する第3機構とを有する
清掃ロボット。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第1機構は、
前記清掃ロボットの幅方向に並び、前記床面に対して垂直な回転軸を中心にそれぞれ回転する一対のサイドブラシを有し、
前記一対のサイドブラシは、
互いに逆方向に回転し、前記一対のサイドブラシの間にごみを集める
請求項1に記載の清掃ロボット。
【請求項3】
前記第2機構は、
前記第1機構の後方に前後に並び、前記車輪の車軸に平行な回転軸を中心にそれぞれ回転する一対のロールブラシと、
前記一対のロールブラシによって挟み込まれて案内されるごみを収容するダストボックスとを有する
請求項1に記載の清掃ロボット。
【請求項4】
前記ダストボックス内を吸引する掃除機をさらに有する
請求項3記載の清掃ロボット。
【請求項5】
前記ダストボックスと前記掃除機の間に接続され、前記ダストボックスから吸引される粉塵を捕集するサイクロン機構をさらに有する
請求項4記載の清掃ロボット。
【請求項6】
前記第3機構は、
前記第2機構の後方に設けられ、ごみを吸入するノズルと、
前記ノズルによって吸入されるごみを前記清掃ロボットの内部へ案内するホースとを有する
請求項1に記載の清掃ロボット。
【請求項7】
前記ホース及び前記ノズルに接続され、前記ホース及び前記ノズルを介してごみを吸引する掃除機をさらに有する
請求項6記載の清掃ロボット。
【請求項8】
前記ホースと前記掃除機の間に接続され、前記ノズルによって吸入される粉塵を捕集するサイクロン機構をさらに有する
請求項7記載の清掃ロボット。
【請求項9】
前記車輪、前記センサ、前記清掃機構及び前記制御部へ電力を供給するバッテリと、
前記バッテリから外部へ電力を供給するインレットと
をさらに有する請求項1記載の清掃ロボット。
【請求項10】
前記清掃機構は、
前記床面に散水する散水機構をさらに有する請求項1記載の清掃ロボット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、清掃ロボットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自律走行して床面を清掃する清掃ロボットが普及している。このような清掃ロボットは、例えばライダー(LiDAR:Light Detection And Ranging)や超音波センサなどを備え、障害物を検知して回避しながら自律走行し、床面のごみや塵埃を吸引したり床面を磨いたりする。
【0003】
しかしながら、従来の清掃ロボットによっても、例えば建設現場のように汚れが多く乱雑な環境では十分な清掃が困難であるという問題がある。すなわち、従来の清掃ロボットは、日常的に清掃され比較的汚れが少ない床面を清掃する仕様となっているため、建築資材の破片や大量の粉塵など多種多様なごみが散乱する建設現場では、清掃機能が十分に発揮されずに床面の清浄化には限界がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-142062号公報
特開2020-68897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、乱雑な環境下においても十分に床面を清浄化することができる清掃ロボットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、清掃ロボットは、床面を走行する車輪と、周囲の状況を検知するセンサと、前記床面を清掃する清掃機構と、前記車輪、前記センサ及び前記清掃機構を制御する制御部とを有し、前記清掃機構は、前記床面のごみを集める第1機構と、前記第1機構によって集められたごみに含まれる所定サイズ以上のごみを回収する第2機構と、前記第2機構によって回収されないごみを吸引する第3機構とを有する。
【0007】
この構成によれば、種類が異なる3つの機構によって、建設現場などに散乱する多種多様なごみを効率的に回収することができ、乱雑な環境下においても十分に床面を清浄化することができる。
【0008】
また、本発明の他の一態様によれば、前記第1機構は、前記清掃ロボットの幅方向に並び、前記床面に対して垂直な回転軸を中心にそれぞれ回転する一対のサイドブラシを有し、前記一対のサイドブラシは、互いに逆方向に回転し、前記一対のサイドブラシの間にごみを集める。
【0009】
この構成によれば、清掃ロボットの進路上にあるごみを一対のサイドブラシの間に集めるため、清掃ロボットの幅方向の中央付近にごみを集めて回収を容易にすることができる。
【0010】
また、本発明の他の一態様によれば、前記第2機構は、前記第1機構の後方に前後に並び、前記車輪の車軸に平行な回転軸を中心にそれぞれ回転する一対のロールブラシと、前記一対のロールブラシによって挟み込まれて案内されるごみを収容するダストボックスとを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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