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公開番号
2025012896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116070
出願日
2023-07-14
発明の名称
提示システム
出願人
日本信号株式会社
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
G01S
5/02 20100101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約
【課題】霧や砂煙等の悪条件下でもユーザの封鎖領域への接近状況を提示する。
【解決手段】加速度取得部211は、加速度センサ241から自端末の加速度の情報を取得する。回転角度取得部212は、ジャイロセンサ242から自端末の回転角度の情報を取得する。信号取得部213は、受信部が受信した無線電波の信号を取得する。方角特定部214は、信号取得部213が取得した信号に基づいて、推定装置1に対する移動端末2の方角を特定する。判断部215は、加速度、回転角度、及び方角の情報に基づいて、移動端末2を所持するユーザUの封鎖領域Rへの接近状況を把握し、ユーザUが危険であるか否かを判断する。提示制御部216は、接近状況に応じて、ユーザUが危険である、と判断部215が判断した場合に、提示部25を制御してユーザUに危険である旨を警告する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
封鎖領域を有する場に存在する推定装置、前記場を移動するユーザが所持する移動端末、及び提示装置を有し、
前記推定装置が前記移動端末と無線電波を送受信することにより、該移動端末のユーザ情報を生成し、
前記移動端末が、前記ユーザ情報を受信し、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの前記封鎖領域への接近状況を前記提示装置に提示させる提示システム。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記移動端末、又は前記提示装置が、前記接近状況に応じて前記ユーザが危険であると判断した場合に、該ユーザに警告する
請求項1に記載の提示システム。
【請求項3】
前記移動端末が、前記提示装置を備える
請求項1に記載の提示システム。
【請求項4】
前記ユーザ情報は、前記ユーザの位置、移動方向、及び視野の情報を含む
請求項1に記載の提示システム。
【請求項5】
前記移動端末が、自端末を識別する識別情報を前記無線電波に乗せて送信し、
前記推定装置が、受信した前記無線電波に含まれる前記識別情報が示す前記移動端末に向けて前記ユーザ情報を送信する
請求項1に記載の提示システム。
【請求項6】
前記移動端末、及び前記推定装置の一方が、前記無線電波を送信し、
他方が、前記無線電波を受信する、所定間隔で配列された複数の受信機を有し、該複数の受信機によりそれぞれ受信した前記無線電波の位相差又は強度差により前記ユーザの位置を推定して、該位置の情報を含む前記ユーザ情報を生成する
請求項4に記載の提示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、封鎖領域へのユーザの接近状況を提示する提示システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
土木工事現場等の作業場では、安全のために作業員等のユーザが接近しないように封鎖される領域(以下、封鎖領域という)が設けられることがある。封鎖領域が設けられた作業場では、ユーザが封鎖領域へ接近する状況(以下、接近状況ともいう)に応じて警告等の提示をする提示システムがあることが望ましい。例えば以下の特許文献1-2は、ユーザの位置(方向、距離)を監視して監視結果に応じて制御をするための技術である。
【0003】
特許文献1は、ユーザの頭部に装着され、ユーザが視認する形態のディスプレイと、そのユーザからの操作内容を受け付ける操作内容受付部とを備え、ディスプレイには、レーザ光を用いた位置測定装置による測位用のターゲットの測位情報と、予め定められたターゲットの設置予定位置との位置関係が画像表示され、画像表示の座標系として、複数が用意され、操作内容受付部は、ユーザによる複数の座標系の中の一つの指定を受け付ける構成を有する眼鏡型表示装置を開示している。
【0004】
特許文献2は、第1の位置システムを使用して行われる第1の位置推定に基づいて、モバイルデバイスの位置を決定する方法であって、第1の位置推定よりも粗い第2の位置推定に基づいて、モバイルデバイスの位置の最初の推定値を取得するステップと、モバイルデバイスの位置の定義された近傍内にある第1のネットワークの無線基準ノードのサブセットを選択するために最初の推定値を使用するステップと、モバイルデバイスの位置特定モジュールがモバイルデバイスの位置のより細かい推定値を計算するために、第1の位置システムのサーバ上に保存された、無線基準ノードの各々についてのそれぞれの補助データのデータベースの中から、無線基準ノードのサブセットの各々についてのそれぞれの補助データを、モバイルデバイス上の位置特定モジュールに選択的に提供するステップと、を含む方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-169855号公報
特表2018-512571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の技術はレーザ光を用いてユーザの頭部を測位するが、このような光学検知方式は、霧や砂煙等によって検知精度が大きく影響される。
特許文献2に記載の技術は個人の位置を特定する際のプライバシーに配慮して代替的な粗い測位システムを使用するが、封鎖領域をユーザの視野が捉えているか、封鎖領域に対してユーザの移動方向・速度は所定範囲内であるか等、ユーザの封鎖領域への接近状況を監視することがないため、ユーザを保護することができない。
【0007】
本発明の目的の一つは、霧や砂煙等の悪条件下でもユーザの封鎖領域への接近状況を提示することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、封鎖領域を有する場に存在する推定装置、前記場を移動するユーザが所持する移動端末、及び提示装置を有し、前記推定装置が前記移動端末と無線電波を送受信することにより、該移動端末のユーザ情報を生成し、前記移動端末が、前記ユーザ情報を受信し、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの前記封鎖領域への接近状況を前記提示装置に提示させる提示システム、を第1の態様として提供する。
【0009】
第1の態様の提示システムによれば、霧や砂煙等の悪条件下でもユーザの封鎖領域への接近状況を提示することができる。
【0010】
第1の態様の提示システムにおいて、前記移動端末、又は前記提示装置が、前記接近状況に応じて前記ユーザが危険であると判断した場合に、該ユーザに警告する、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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