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公開番号
2025012587
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115515
出願日
2023-07-13
発明の名称
温度補償回路、半導体集積回路、半導体装置及び温度補償方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H03K
17/082 20060101AFI20250117BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】パワーデバイスを過電流から適切に保護することに適した温度補償回路を提供する。
【解決手段】一つの実施形態によれば、補正回路と電圧供給回路とを有する温度補償回路が提供される。補正回路は、第1の入力ノードと第2の入力ノードと出力ノードとを有する。第1の入力ノードは、パワーデバイス近傍の温度センサに接続される。第2の入力ノードは、パワーデバイスの制御端子に接続される。電圧供給回路は、入力ノードと出力ノードとを有する。入力ノードは、補正回路の出力ノードに接続される。出力ノードは、比較回路の第2の入力ノードに接続される。比較回路は、第1の入力ノードと第2の入力ノードとを有する。第1の入力ノードは、パワーデバイスの一端に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パワーデバイス近傍の温度センサに接続される第1の入力ノードと前記パワーデバイスの制御端子に接続される第2の入力ノードと出力ノードとを有する補正回路と、
前記補正回路の出力ノードに接続される入力ノードと、前記パワーデバイスの一端に接続される第1の入力ノードと第2の入力ノードとを有する比較回路の第2の入力ノードに接続される出力ノードとを有する電圧供給回路と、
を備えた温度補償回路。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記補正回路は、前記パワーデバイスの温度と制御端子の電圧とに応じた補正信号を生成し、
前記電圧供給回路は、前記補正信号に応じて閾値電圧を補正し、補正された閾値電圧を前記比較回路の第2の入力ノードに供給する
請求項1に記載の温度補償回路。
【請求項3】
前記電圧供給回路は、前記比較回路が第1の比較結果を出力する第1の期間に閾値電圧を補正せず、前記比較回路が第2の比較結果を出力する第2の期間に閾値電圧を補正する
請求項1に記載の温度補償回路。
【請求項4】
前記補正回路は、
ゲインが可変であり、前記パワーデバイス近傍の温度センサに接続される入力ノードと、出力ノードとを有する第1のアンプと、
ゲインが可変であり、前記パワーデバイスの制御端子に接続される入力ノードと、出力ノードとを有する第2のアンプと、
前記第1のアンプの出力ノードに接続される第1の入力ノードと前記第2のアンプの出力ノードに接続される第2の入力ノードと出力ノードとを有する信号生成回路と、
を有する
請求項1に記載の温度補償回路。
【請求項5】
前記補正回路は、
前記パワーデバイス近傍の温度センサに接続される入力ノードと、出力ノードとを有する第1のAD変換回路と、
前記パワーデバイスの制御端子に接続される入力ノードと、出力ノードとを有する第2のAD変換回路と、
前記第1のAD変換回路の出力ノードに接続される第1の入力ノードと前記第2のAD変換回路の出力ノードに接続される第2の入力ノードと出力ノードとを有し、温度と制御端子の電圧と閾値電圧とが温度及び制御端子の電圧の複数の組み合わせについて対応づけられた補正情報を保持する情報変換回路と、
前記情報変換回路の出力ノードに接続される入力ノードと、出力ノードとを有するDA変換回路と、
を有する
請求項1に記載の温度補償回路。
【請求項6】
前記補正回路は、前記パワーデバイスの温度が第1の温度であり且つ制御端子の電圧が第1の電圧である場合、第1の補正信号を生成し、前記パワーデバイスの温度が前記第1の温度より高い第2の温度であり且つ制御端子の電圧が前記第1の電圧である場合、第2の補正信号を生成し、
前記電圧供給回路は、前記第1の補正信号に応じて、閾値電圧を第1のレベルに補正し、前記第2の補正信号に応じて、閾値電圧を前記第1のレベルより低い第2のレベルに補正する
請求項1に記載の温度補償回路。
【請求項7】
前記第1のレベルは、前記第1の温度における前記パワーデバイスの定格電流に対応し、
前記第2のレベルは、前記第2の温度における前記パワーデバイスの定格電流に対応する
請求項6に記載の温度補償回路。
【請求項8】
前記補正回路は、前記パワーデバイスの温度が第1の温度であり且つ制御端子の電圧が第1の電圧である場合、第1の補正信号を生成し、前記パワーデバイスの温度が前記第1の温度より高い第2の温度であり且つ制御端子の電圧が前記第1の電圧である場合、第3の補正信号を生成し、
前記電圧供給回路は、前記第1の補正信号に応じて、閾値電圧を第1のレベルに補正し、前記第3の補正信号に応じて、閾値電圧を前記第1のレベルより高い第3のレベルに補正する
請求項1に記載の温度補償回路。
【請求項9】
前記第1のレベルは、前記パワーデバイスの第1の電流に対応し、
前記第3のレベルは、前記パワーデバイスの前記第1の電流に対応する
請求項8に記載の温度補償回路。
【請求項10】
パワーデバイスの一端に接続される第1の入力ノードと第2の入力ノードと出力ノードとを有する比較回路と、前記比較回路の出力ノードに接続される入力ノードと出力ノードとを有する信号生成回路とを含む保護回路と、
前記パワーデバイス近傍の温度センサに接続される第1の入力ノードと前記パワーデバイスの制御端子に接続される第2の入力ノードと前記比較回路の第2の入力ノードに接続される出力ノードとを有する、請求項1から9のいずれか1項に記載の温度補償回路と、
前記信号生成回路の出力ノードが接続される入力ノードと前記パワーデバイスの制御端子が接続される出力ノードとを有する駆動回路と、
を備えた半導体集積回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、温度補償回路、半導体集積回路、半導体装置及び温度補償方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
パワーデバイスの制御端子に接続される半導体装置は、パワーデバイスを駆動する。パワーデバイスは、比較的大きな電流で動作する負荷に接続され、負荷をスイッチングするために使用される。半導体装置では、パワーデバイスを過電流から適切に保護されることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2018/0097515号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つの実施形態は、パワーデバイスを過電流から適切に保護することに適した温度補償回路、半導体集積回路及び温度補償方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの実施形態によれば、補正回路と電圧供給回路とを有する温度補償回路が提供される。補正回路は、第1の入力ノードと第2の入力ノードと出力ノードとを有する。第1の入力ノードは、パワーデバイス近傍の温度センサに接続される。第2の入力ノードは、パワーデバイスの制御端子に接続される。電圧供給回路は、入力ノードと出力ノードとを有する。入力ノードは、補正回路の出力ノードに接続される。出力ノードは、比較回路の第2の入力ノードに接続される。比較回路は、第1の入力ノードと第2の入力ノードとを有する。第1の入力ノードは、パワーデバイスの一端に接続される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態にかかる半導体装置の構成を示す回路図。
実施形態におけるDESATを説明するための図。
実施形態における温度センサの構成を示す回路図。
実施形態における温度補償回路の構成を示す回路図。
実施形態における温度補償回路の動作を示すシーケンス図。
実施形態にかかる半導体装置の動作を示す波形図。
実施形態における温度補償回路の動作を示す図。
実施形態の第1の変形例における温度センサの構成を示す図。
実施形態の第2の変形例における温度補償回路の構成を示す回路図。
実施形態の第2の変形例における温度補償回路の動作を示すシーケンス図。
実施形態の第2の変形例における補正情報のデータ構造を示す図。
実施形態の第3の変形例における補正回路の動作を示す図。
実施形態の第4の変形例における補正回路の動作を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる半導体装置を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0008】
(実施形態)
実施形態にかかる半導体装置は、パワーデバイスの制御端子に接続され、パワーデバイスを駆動するが、パワーデバイスを過電流から適切に保護するための工夫が施される。
【0009】
半導体装置1は、図1に示すようなパワーデバイスPTの制御端子Gに接続され、パワーデバイスPTを駆動してもよい。図1は、半導体装置1の構成を示す回路図である。
【0010】
パワーデバイスPTは、比較的大きな電流で動作する負荷LDに接続され、負荷LDをスイッチングするために使用される。負荷LDは、直流モータ及びその駆動回路(例えば、Hブリッジ回路)の一部であってもよく、パワーデバイスPTは、駆動回路の他の一部であってもよい。あるいは、負荷LDは、交流モータ及びその駆動回路(例えば、インバータ回路)の一部であってもよく、パワーデバイスPTは、駆動回路の他の一部であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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