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公開番号2025012152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114759
出願日2023-07-12
発明の名称昇降装置
出願人株式会社シェルタージャパン
代理人個人,個人
主分類A47C 17/84 20060101AFI20250117BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】簡単な設備であるにもかかわらず地震時の安定が確保できて、しかも円滑な昇降ができる昇降装置を提供する。
【解決手段】昇降装置1は、対向する一対の昇降ガイド部、昇降ガイド部に沿って昇降方向DLに昇降移動できる昇降床部20、および昇降ガイド部の端部に接続する一対のホイスト部30、30を備えている。昇降ガイド部は、対向して設けられる壁101a、101bに固定されている。昇降床部20は横臥できるベッド本体28を有している。ホイスト部30を動作したとき、昇降床部20は昇降ガイド部に移動方向を誘導されて、昇降方向DLに昇降移動する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
対向する一対の昇降ガイド部と、
荷物を搭載した状態で、前記昇降ガイド部に沿って昇降移動できる昇降床部と、
前記昇降床部の対向する端部のそれぞれに接続して、前記昇降床部を昇降移動させる一対のホイスト部と、を備え、
前記昇降ガイド部は、第1方向に所定間隔を隔てて配置されて、昇降方向に延びる少なくとも2本のガイドレールを有し、前記ガイドレールは、壁に固定され、前記昇降床部は、前記ガイドレールを転動する車輪部を有することを特徴とする昇降装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
少なくとも2本のガイドレールを転動する車輪部のそれぞれは、第1方向に延びる第1フレームを介して相互に接続し、対向して設けられる一対の前記第1フレームは、第1方向と直交する方向となる第2方向に延びる第2フレームを介して相互に接続することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
【請求項3】
前記ホイスト部は、前記第1フレームに所定間隔で取り付けられる一対のシーブと、天井に固定された状態でワイヤーを巻き取り・巻き戻しできるウインチとを有し、前記ワイヤーの端部は天井に固定され一対の前記シーブの下端を経由してウインチに収容されることを特徴とする請求項2に記載の昇降装置。
【請求項4】
前記シーブは、前記壁と、前記第1フレームとの間に配置されることを特徴とする請求項3に記載の昇降装置。
【請求項5】
前記ガイドレールは、対向する一対のフランジを有し、
前記車輪部は、第1車輪と、前記第1車輪の下方に位置して前記第1車輪と同期して昇降移動する第2車輪と、を有し、
前記第1車輪は一対の前記フランジのうち一方に接した状態で転動するとともに、前記第2車輪は一対の前記フランジのうち他方に接した状態で転動することを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
【請求項6】
一対の前記フランジは、第1方向に沿った状態で対向することを特徴とする請求項5に記載の昇降装置。
【請求項7】
前記ガイドレールは、前記昇降床部の降下移動を制限する降下制限部が装着され、
前記昇降床部が下限位置に至るとき、前記昇降床部と前記降下制限部は、相互に嵌め込まれた状態となることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
【請求項8】
前記ガイドレールは、前記昇降床部の上昇移動を制限する上昇制限部が装着され、
前記昇降床部が上限位置に至るとき、前記昇降床部と前記上昇制限部は、相互に嵌め込まれた状態となることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
【請求項9】
前記昇降床部は、横臥できるベッド本体を有することを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の昇降装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を搭載できる昇降装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
都市に立地する住宅や、シェルターにおいては狭小な空間に居住することを余儀なくされることが多く、空間を効率的に利用できる設備の需要が増加している。すなわち、空間のより効率的な利用に対する強いニーズが存在する。
【0003】
特許文献1は、一対の摺動レールを重心位置からオフセットして設けられてなるベッド本体と、摺動レールを上下動可能に保持するためのレールガイドと、ベッド本体の下端位置を決定するストッパーを備えてなる耐力柱と、ベッド本体の荷重を相殺すべくワイヤーおよびプーリーを介して接続されたウエイトとからなり、且つワイヤーの端部は重心位置と摺動レールの間の位置に係止される昇降ベッドである。また、ウエイトの重量は、ベッド本体と摺動レーの合計重量の8割~10割の重さに設定されている。本特許文献で開示される昇降ベッドは、簡単な構成で部品点数も少なく安価に提供でき、人力のみで数秒で昇降が可能で、さらにコンクリート製の住宅のみならず、木造住宅やネジ施工不可などの制限を受ける賃貸住宅にも設置可能となる。
【0004】
特許文献2は、複数本立設したガイドレールに沿ってベッド架台を昇降自在にする昇降ベッドであって、渦巻き状に巻回された鋼帯を内蔵し、この鋼帯の巻き出し長さに比例してばね定数が変化することにより常に一定のばね力を付勢することのできる定荷重ばねを備え、鋼帯の一端をベッド架台に連結してベッド架台の昇降にともなって鋼帯が巻き取り,巻き出しされるように構成したものである。本特許文献で開示される昇降ベッドは、昇降装置の構造が簡単で、かつ、安価に製造することができ、室内のスペースを有効に利用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3188239号公報
実開平5-37165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1、2で提案されている発明は、片持ち式の昇降ベッドであることから、ベッド本体の先端部のたわみが支持部の付け根部分と比べて大きくなり、快適な睡眠が阻害される可能性がある。また、片持ち部に大きな力が作用するため、強度の面で不安が残る。また、地震発生時に、ベッド本体は上下左右に大きく揺れることから、就寝者がベッド本体から振り落とされる可能性も否定できない。
【0007】
さらに、特許文献1で提案されている発明は、重量バランスをとるためのウエイトが一定の空間を占有するこという問題がある。大きな省スペース化は期待できない。また、特許文献2で提案されている発明は、左右各別に設けられた巻上機構の作動を同調させて昇降することがむつかしいという問題がある。
【0008】
本発明は、これらの問題点に着目してなされたものであり、簡単な設備であるにもかかわらず地震時の安定が確保できて、しかも円滑な昇降ができる昇降装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための発明は、昇降装置であって、対向する一対の昇降ガイド部と、荷物を搭載した状態で、昇降ガイド部に沿って昇降移動できる昇降床部と、昇降床部の対向する端部のそれぞれに接続して、昇降床部を昇降移動させる一対のホイスト部と、を備え、昇降ガイド部は、第1方向に所定間隔を隔てて配置されて、昇降方向に延びる少なくとも2本のガイドレールを有し、ガイドレールは、壁に固定され、昇降床部は、ガイドレールを転動する車輪部を有することを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、昇降装置は、対向する一対の昇降ガイド部と、荷物を搭載した状態で、昇降ガイド部に沿って昇降移動できる昇降床部を備えており、昇降ガイド部は、第1方向に所定間隔を隔てて配置されて、昇降方向に延びる少なくとも2本のガイドレールを有していることから、昇降床部は姿勢を維持した状態での昇降方向への昇降移動が可能となる。また、ガイドレールは、壁に固定されていることから、強度に優れ、特に地震時の耐久安定性を確保できる。
(【0011】以降は省略されています)

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