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公開番号
2025010512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-21
出願番号
2024108566
出願日
2024-07-05
発明の名称
高信頼性ハイブリッド電気コネクタ
出願人
アンフェノール イースト アジア エレクトロニック テクノロジー (シェンチェン) カンパニー リミテッド
,
Amphenol East Asia Electronic Technology (Shen Zhen) Co., Ltd.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250110BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】高信頼性ハイブリッド電気コネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、ハウジング10によって少なくとも部分的に取り囲まれた空間内に配設され、ハウジング後部に面する第1の端部、及びハウジング底部から外へ延びる第2の端部を有する電力及び信号モジュールを含む。電力及び信号ケーブルがそれぞれ電力及び信号モジュールの第1の端部に取り付けられ、後部キャップ200を通ってハウジング後部から外へ延びる。後部キャップは空洞を有し、その内部の第1の封止部材が電力及び信号ケーブル31,32の周りのシールを形成する。ハウジングの上部にカバーが配設され、カバーの周り、及びカバーとハウジングとの間に第2の封止部材が存在する。電力ケーブルのシースの周りに配設されたフープと、電力モジュールとの間に第3の封止部材43が配設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気コネクタであって、
空間を少なくとも部分的に取り囲むハウジングであって、前記ハウジングが、上部における、前記空間に接続された、開口部、及び前記ハウジングの後部に配設されたキャップを含み、前記キャップが、前記空間に接続された第1及び第2のチャネルを有する空洞を含む、ハウジングと、
前記キャップの前記第1のチャネルを通って前記ハウジングの前記空間内へ延びる第1のケーブルと、
前記キャップの前記第2のチャネルを通って前記ハウジングの前記空間内へ延びる第2のケーブルと、
前記キャップの前記空洞内に配設された封止材料であって、これにより、前記第1及び第2のチャネルを通って延びる前記第1及び第2のケーブルの部分が前記封止材料内に固定して配設されている、封止材料と、
を備える、電気コネクタ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記空間内に配設され、前記第1のケーブルに接続された第1の端部、及び前記ハウジングの底部から前記ハウジング外へ延び、回路板に装着するように構成された第2の端部を含む第1のモジュールと、
前記空間内に配設され、前記第2のケーブルに接続された第1の端部、及び前記ハウジングの前記底部から前記ハウジング外へ延び、回路板に装着するように構成された第2の端部を含む第2のモジュールと、
を備える、請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項3】
前記第1のモジュールが、電力を供給するように構成された電力モジュールであり、
前記第2のモジュールが、イーサネット信号を伝送するように構成された信号モジュールである、請求項2に記載の電気コネクタ。
【請求項4】
前記キャップが、溝、及び前記空洞内へ突出し、前記封止材料と係合する突出部を有する底部を含む、請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項5】
前記ハウジングの前記上部に配設され、前記ハウジングの前記上部における前記開口部を実質的に覆うカバーを備え、
前記封止材料が、前記カバーと前記ハウジングとの間の溝を充填するために前記カバーの周りに配設された第1の部分を含む、請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項6】
前記カバーが前記ハウジングの前記空間の第1の部分によって前記キャップから分離されており、
前記封止材料が、前記ハウジングの前記空間の前記第1の部分内に配設された第2の部分を含み、
前記空間の前記第1の部分内に延びる前記第1及び第2のケーブルの部分が前記封止材料の前記第2の部分を通過し、それによって保持される、請求項5に記載の電気コネクタ。
【請求項7】
前記ハウジングがリブを含み、
前記ハウジングの前記空間の前記第1の部分が前記ハウジングの前記後部と前記リブとの間にあり、
前記ハウジングの前記空間が前記リブと前記ハウジングの前部との間の第2の部分を含み、
前記電気コネクタが、前記空間の前記第2の部分内に配設された1つ以上のモジュールを含み、
前記1つ以上のモジュールの各々が端子サブアセンブリである、請求項6に記載の電気コネクタ。
【請求項8】
前記第1のケーブルが、シース、及び前記シース内の複数のワイヤを含み、前記複数のワイヤの各々が、前記シース外へ延びる端部を含み、
前記第1のモジュールが、前記シース外へ延びる前記端部において前記第1のケーブルに接続され、
前記ハウジングが、前記複数のワイヤの前記端部が通って前記第1のモジュールへ延びるチャンバを含み、
前記封止材料が、前記ハウジングの前記チャンバ内に配設された第3の部分を含み、これにより、前記第1のケーブルの前記複数のワイヤの前記端部が前記第3の部分内に固定して配設されている、請求項2に記載の電気コネクタ。
【請求項9】
前記封止材料が硬化接着剤を含む、請求項8に記載の電気コネクタ。
【請求項10】
前記ハウジングの前記チャンバに隣接して配設され、前記第1のケーブルの前記シースに取り付けられたフープを備える、請求項8に記載の電気コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、2023年7月7日に出願された、中国特許出願第202321787033.6号に対する優先権及びその利益を主張する。本出願はまた、2023年7月7日に出願された、中国特許出願第202310835578.8号に対する優先権及びその利益を主張する。これらの出願の内容全体はそれらの全体が本明細書において参照により組み込まれる。
続きを表示(約 2,400 文字)
【0002】
技術分野
[0002] 本特許出願は、概して、電子アセンブリを相互接続するために用いられる、電気コネクタを含むものなどの、相互接続システムに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
[0003] 電気コネクタは多くの電子システムにおいて用いられる。概して、システムを、電気コネクタを用いて結合され得る別個の電子アセンブリとして製作することは、より容易で、より費用効果が高い。電気コネクタは、電子アセンブリがシステムの部分として合同して動作し得るよう、電子アセンブリを相互接続するために用いられ得る。コネクタは、例えば、コネクタを嵌合させることによって接続される2つのアセンブリ内のプリント回路板上に装着され得る。他のシステムでは、それらのプリント回路板上のコネクタを直接嵌合させることによって2つのプリント回路板を結合することは実行不可能になり得る。例えば、システムが組み立てられたとき、プリント回路板に装着されたコネクタ間の直接接続のためには、それらのプリント回路板が遠く離れすぎることがある。
【0004】
[0004] システムによっては、電子アセンブリ間の接続はケーブルを通じて行われ得る。ケーブルは、プリント回路板上に装着されたコネクタと嵌合するコネクタをもって終端させられ得る。このように、電子アセンブリ間の接続は、ケーブルアセンブリの部分であるコネクタを、プリント回路板に装着された基板コネクタ内に差し込むことによって行われ得る。他のシステムアーキテクチャでは、ケーブルを終端させるコネクタが、別のケーブルを終端させる別のコネクタと嵌合させられ得る。
【0005】
[0005] アセンブリがケーブルを通じて接続されるシステムの一例は最新の自動車である。例えば、自動車車両は、エンジン制御ユニット、変速機制御ユニット(TCU(transmission control unit))、セキュリティシステム、排ガス制御システム、照明制御ユニット、先進運転支援システム(ADAS(advanced driver assistance system))、エンターテインメントシステム、ナビゲーションシステム、及びカメラなどの、様々な車両システムを制御するための電子制御ユニット(ECU(electronic control unit))を含む。これらの電子制御ユニットは別個のアセンブリとして製作され得る。自動車の製作を簡単にするために、アセンブリは、他のケーブルを終端させるか、又はアセンブリ内のプリント回路板に取り付けられた嵌合コネクタへの接続を可能にするコネクタをもって終端させられたケーブルを介して接続され得る。
【0006】
[0006] 自動車は電気コネクタにとって苛酷な環境を呈する。自動車は振動し得、これは、コネクタが外れ、機能を完全に停止する原因となり得る。たとえ、振動がコネクタの動作を完全に妨げなくても、それは電気的ノイズを生じさせ得、これは、コネクタを含む相互接続を通じて結合された電子機器の動作を妨害し得る。ノイズは、例えば、コネクタの電気特性を変更し得る、コネクタ内の構成要素の相対運動から生じ得る。電気特性の変化は、今度は、基礎をなす信号の処理を妨害するノイズの形態である、相互接続を通過する信号の変化を生じさせる。
【0007】
[0007] 自動車環境内において、電気的ノイズは、電磁放射を発生する自動車構成要素からも生じ得るであろう。その放射はコネクタの導電性構造に結合することができ、それらの導電性構造を通過する任意の信号上のノイズを生み出す。自動車においては、点火プラグ、オルタネータ、又は電源スイッチなどの、多数の構成要素のうちの任意のものが電磁放射を発生し得るであろう。ノイズは、特に、自動車ネットワークを通じてデータを通信するために用いられるものなどの高速信号にとって破壊的になり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
概要
[0008] 本開示の態様は、自動車によって呈されるものなどの苛酷な環境内で、高い信号品位を提供するとともに、信頼性の高い電力を供給するために経済的に組み立てられ得る、高信頼性ハイブリッド電気コネクタに関する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
[0009] 一部の実施形態は電気コネクタに関する。電気コネクタは、空間を少なくとも部分的に取り囲むハウジングであって、ハウジングが、上部における、空間に接続された、開口部、及びハウジングの後部に配設されたキャップを含み、キャップが、空間に接続された第1及び第2のチャネルを有する空洞を含む、ハウジングと、キャップの第1のチャネルを通ってハウジングの空間内へ延びる第1のケーブルと、キャップの第2のチャネルを通ってハウジングの空間内へ延びる第2のケーブルと、キャップの空洞内に配設された封止材料であって、これにより、第1及び第2のチャネルを通って延びる第1及び第2のケーブルの部分が封止材料内に固定して配設されている、封止材料と、を備え得る。
【0010】
[0010] 任意選択的に、電気コネクタは、空間内に配設され、第1のケーブルに接続された第1の端部、及びハウジングの底部からハウジング外へ延び、回路板に装着するように構成された第2の端部を含む第1のモジュールと、空間内に配設され、第2のケーブルに接続された第1の端部、及びハウジングの底部からハウジング外へ延び、回路板に装着するように構成された第2の端部を含む第2のモジュールと、を備え得る。
(【0011】以降は省略されています)
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