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公開番号2025010370
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024192664,2024001652
出願日2024-11-01,2019-11-27
発明の名称触覚提示装置
出願人Tianma Japan株式会社,武漢天馬微電子有限公司
代理人藤央弁理士法人
主分類G06F 3/041 20060101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】振動面にタッチしているユーザの指に対して適切な触覚を提示する。
【解決手段】触覚提示装置は、タッチ面と、タッチ面に対して相対的位置が固定された表示装置と、タッチ面を面内の一軸に沿って振動させるアクチュエータと、アクチュエータの一軸に沿った振動を制御して、タッチ面に表示されたオブジェクトの選択操作時に前記タッチ面に接触している指に対する触覚を提示する、制御装置と、を含む。制御装置は、指に対する触覚を提示するための振動の開始方向が、表示画像の上から下に向かう方向又はその反対方向に対して、マイナス43°からプラス43°の範囲内にあるように、アクチュエータを制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タッチ面と、
前記タッチ面に対して相対的位置が固定された表示装置と、
前記タッチ面を面内の一軸に沿って振動させるアクチュエータと、
前記アクチュエータの前記一軸に沿った振動を制御して、前記タッチ面に表示されたオブジェクトの選択操作時に前記タッチ面に接触している指に対する触覚を提示する、制御装置と、
を含み、
前記制御装置は、前記指に対する触覚を提示するための振動の開始方向が、表示画像の上から下に向かう方向又はその反対方向に対して、マイナス43°からプラス43°の範囲内にあるように、前記アクチュエータを制御する、
触覚提示装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
請求項1に記載の触覚提示装置であって、
前記制御装置は、前記指に対する触覚を提示するための振動の開始方向が、前記表示画像の上から下に向かう方向又はその反対方向に対して、マイナス19°からプラス19°の範囲内にあるように、前記アクチュエータを制御する、
触覚提示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、触覚提示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォン及びカーナビゲーション等、タッチパネルを搭載する電子機器が普及している。ユーザが、タッチパネルを介して表示されるユーザインタフェースに含まれるアイコン等のオブジェクトを操作した場合、電子機器は、当該オブジェクトに対応する機能を作動させる。
【0003】
タッチパネルの表面は一様に硬いため、ユーザの指がタッチパネルのどの部分に触れても同じ触覚を与える。そのため、オブジェクトの存在を知覚させる、又は、オブジェクトに対応する機能が作動した場合そのための操作を受け付けたことを知覚させる、フィードバックを、ユーザに提供する技術が知られている。当該技術は、タッチパネルの面内方向においてタッチパネルを振動させることで、タッチしている指に触覚を提示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2012/0262394号
特開2013-97438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
発明者らは、振動面の面内振動の向きとタッチしている指の軸との関係に応じてユーザが知覚する刺激の強さが変化することを、発見した。具体的には、指の長軸(指が延びる方向に沿った軸)方向と垂直な方向における振動は、平行な方向における同一の振動よりも弱い刺激しかユーザに知覚させることができないことが分かった。指に与えられる刺激が弱まると、ユーザが所定の触覚(例えばクリック感)を知覚しづらくなる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の触覚提示装置は、向きが固定されたタッチ面と、前記タッチ面を面内の一軸に沿って振動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの前記一軸に沿った振動を制御して、前記タッチ面に接触している指に対する触覚を提示する、制御装置と、を含む。前記制御装置は、前記指に対する触覚を提示するための振動の開始方向が、鉛直方向を前記タッチ面に射影した方向又はその反対方向に対して、マイナス43°からプラス43°の範囲内にあるように、前記アクチュエータを制御する。
【0007】
本開示の他の一態様の触覚提示装置は、タッチ面と、前記タッチ面を面内の一軸に沿って振動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの前記一軸に沿った振動を制御して、前記タッチ面に接触している指に対する触覚を提示する、制御装置と、を含む。前記制御装置は、前記タッチ面に接触している前記指を前記タッチ面に射影した向きを推定し、前記射影した向きに応じて前記振動の強度を変化させるように前記アクチュエータを制御する。
【0008】
本開示のさらに他の一態様の触覚提示装置は、タッチ面と、前記タッチ面に対して相対的位置が固定された表示装置と、前記タッチ面を面内の一軸に沿って振動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの前記一軸に沿った振動を制御して、前記タッチ面に接触している指に対する触覚を提示する、制御装置と、を含む。前記制御装置は、前記指に対する触覚を提示するための振動の開始方向が、表示装置に表示された画像の上下方向に対して、マイナス43°からプラス43°の範囲内にあるように、前記アクチュエータを制御する。
【0009】
本開示のさらに他の一態様の触覚提示装置は、タッチ面と、前記タッチ面を面内の一軸に沿って振動させるアクチュエータと、前記タッチ面の振動の中立の位置を規定するバネと、前記アクチュエータの前記一軸に沿った振動を制御して、前記タッチ面に接触している指に対する触覚を提示する、制御装置と、を含む。前記アクチュエータはソレノイドであり、前記制御装置は前記ソレノイドに第1及び第2の駆動パルスを印加し、前記第1及び第2の駆動パルスの電圧振幅は等しく、前記第2の駆動パルスの幅は前記第1の駆動パルスの幅より狭い。
【0010】
本開示のさらに他の一態様の触覚提示装置は、向きが固定されたタッチ面と、前記タッチ面を面内の一軸に沿って振動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの前記一軸に沿った振動を制御して、前記タッチ面に接触している指に対する触覚を提示する、制御装置と、を含み、前記制御装置は、前記指に対する触覚を提示するための振動の開始方向が、前記指の先端から根元への方向をタッチ面に射影した方向又はその反対方向に対して、マイナス43°からプラス43°の範囲内にあるように、前記アクチュエータを制御する、触覚提示装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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