特許ウォッチ

公開番号2025010322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024190871,2021165558
出願日2024-10-30,2021-10-07
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/08 20060101AFI20250109BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】給水量の低下を抑制しつつ逆流を抑制する洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示に係る洗濯機は、筐体内に弾性支持された外槽と、外槽に供給される液剤を収容するタンクと、タンクから液剤を吸引し外槽に供給する液剤投入装置と、液剤投入装置から供給される液剤を外槽へ案内する液剤吐出流路と、液剤吐出流路の上流に設けられ、給水弁を介して供給される水を液剤吐出流路へ案内する給水流路と、を備える。給水流路は、給水弁と連通する第1の流路と、第1の流路から水を流れ出させる吐水口と、大気が出入り可能な空間であるエアギャップと、を含む。吐水口は、第1の通路とエアギャップとを連通させる。エアギャップは、上流側と下流側とで高低差が設けられており、液剤投入装置により液剤吐出流路に液剤が投入される箇所よりも上流側に配置されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項１】
筐体内に弾性支持された外槽と、
前記外槽に供給される液剤を収容するタンクと、
前記タンクから前記液剤を吸引し前記外槽に供給する液剤投入装置と、
前記液剤投入装置から供給される液剤を前記外槽へ案内する液剤吐出流路と、
前記液剤吐出流路の上流に設けられ、給水弁を介して供給される水を前記液剤吐出流路へ案内する給水流路と、を備え、
前記給水流路は、
前記給水弁と連通する第１の流路と、
前記第１の流路から水を流れ出させる吐水口と、
大気が出入り可能な空間であるエアギャップと、を含み、
前記吐水口は、前記第１の通路と前記エアギャップとを連通させ、
前記エアギャップは、
上流側と下流側とで高低差が設けられており、
前記液剤投入装置により前記液剤吐出流路に液剤が投入される箇所よりも上流側に配置されている、
洗濯機。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記給水流路は、前記液剤吐出流路と接続される流路Ａを備え、
前記エアギャップは、前記第１の流路の下方に配置され、
前記流路Ａは、前記エアギャップの下流に配置され、前記吐水口から落下された水を受ける、
請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記第１の流路が形成され、ケースカバーで覆われた上ケースを備え、
前記エアギャップにおいて水が大気圧に開放される、
請求項１または２に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記エアギャップが形成された収容ケースを備え、
前記上ケースと前記収容ケースとの間に空気の出入りが可能な流路Ｂが配置されている、
請求項３に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には液剤自動投入装置を搭載する洗濯機が開示されている。
【０００３】
特許文献１に記載された洗濯機は、２つのタンク、即ち、洗剤タンク及び柔軟剤タンクが装着される収容ケースを含む液剤自動投入装置を備える。また、給水栓に接続された給水弁と液剤自動投入装置との間には、逆流防止装置が設けられている。これにより、液剤自動投入装置を流れる水が給水弁に逆流するのを防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
国際公開第２０１９／０４４３０５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の洗濯機において、逆流防止装置により給水量が低下する場合がある。
【０００６】
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあって、逆流を抑制しつつ給水量の低下を抑制する洗濯機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様の洗濯機は、筐体内に弾性支持された外槽と、外槽に供給される液剤を収容するタンクと、タンクから液剤を吸引し外槽に供給する液剤投入装置と、液剤投入装置から供給される液剤を外槽へ案内する液剤吐出流路と、液剤吐出流路の上流に設けられ、給水弁を介して供給される水を液剤吐出流路へ案内する給水流路と、を備える。給水流路は、給水弁と連通する第１の流路と、第１の流路から水を流れ出させる吐水口と、大気が出入り可能な空間であるエアギャップと、を含む。吐水口は、第１の通路とエアギャップとを連通させる。エアギャップは、上流側と下流側とで高低差が設けられており、液剤投入装置により液剤吐出流路に液剤が投入される箇所よりも上流側に配置されている。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、逆流を抑制しつつ給水量の低下を抑制する洗濯機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示に係る実施形態の洗濯機の模式断面図
洗濯機の模式正面図
自動投入ユニットの斜視図
自動投入ユニットの斜視図
自動投入ユニットの上面図
自動投入ユニットの一部の斜視図
ケースの斜視図
自動投入ユニットの斜視断面図
自動投入ユニットの断面図
タンク、液剤投入装置、及び液剤吐出流路の部分分解図
タンク、液剤投入装置、及び液剤吐出流路の背面図
水の流れを示すケースの上面図
水の流れを示すケースの上面図
水及び液剤の流れを示すケースの斜視図
図１０のXIII－XIII矢視断面図
図１３のＡ－Ａ矢視断面図
図１３のＢ－Ｂ断面における矢視Ｃからの投影図
斜め上方向からみた収容ケースの横断面図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（実施形態）
本開示の実施形態に係る洗濯機について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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