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公開番号2025010002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024103911
出願日2024-06-27
発明の名称追加的な処理チャンバ接続性を有する延在した基材処理システムおよび方法
出願人エーエスエム・アイピー・ホールディング・ベー・フェー
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 21/677 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】拡張された基材処理能力を有する基材処理システムおよび方法に関する。
【解決手段】基材処理システムは、拡張された基材処理能力を有する。一部の実施例では、これは、手前側の基材ハンドリングチャンバ(例えば、6つの面または側壁を有する)および奥側の基材ハンドリングチャンバ(例えば、5つの面または側壁を有する)を提供することによって達成されてもよい。手前側の基材ハンドリングチャンバは、追加的な基材処理チャンバと接続されてもよい。手前側の基材ハンドリングチャンバは、追加的な奥側のロードロックモジュールによって奥側の基材ハンドリングチャンバへと接続されてもよい。これらの特徴は、製造業者が基材処理システムまたはライン内の基材処理チャンバの数を増加させることを可能にする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
半導体処理システムであって、
第1の基材ハンドリングチャンバであって、
(a)第1の面と、
(b)前記第1の面に対して斜角で延在する第2の面と、
(c)前記第1の面に対して斜角で延在する第3の面と、
(d)前記第2の面に対して斜角で延在する第4の面と、
(e)前記第3の面に対して斜角で延在する第5の面と、
(f)第4の面と第5の面との間に接続された第6の面と、を含む第1の基材ハンドリングチャンバと、
前記第1の面に接続された第1のロードロックモジュールであって、前記第1の面を通して前記第1の基材ハンドリングチャンバの中へ、および外へと移動する基材を保持するための1つ以上の第1の基材支持体を含む、第1のロードロックモジュールと、
前記第6の面に接続された第2のロードロックモジュールと、
第2の基材ハンドリングチャンバであって、
(a)前記第2のロードロックモジュールに接続された第7の面と、
(b)前記第7の面に対して斜角で延在する第8の面と、
(c)前記第7の面に対して斜角で延在する第9の面と、
(d)前記第8の面に対して斜角で延在する第10の面と、
(e)前記第9の面に対して斜角で延在する第11の面と、を含む第2の基材ハンドリングチャンバと、を備え、
前記第2のロードロックモジュールが、前記第6の面および前記第7の面を通して前記第1の基材ハンドリングチャンバと前記第2の基材ハンドリングチャンバとの間で移送される基材を保持するための1つ以上の第2の基材支持体を含む、半導体処理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第11の面が、前記第10の面に対して斜角で延在する、請求項1に記載の半導体処理システム。
【請求項3】
前記第2の面、前記第3の面、前記第8の面、前記第9の面、前記第10の面、および前記第11の面の各々が、それぞれの基材処理モジュールと接続するように構成されたゲート弁と接続される、請求項1に記載の半導体処理システム。
【請求項4】
前記第2の面と解放可能に連結された第1の基材処理チャンバと、
前記第3の面と解放可能に連結された第2の基材処理チャンバと、
前記第8の面と解放可能に連結された第3の基材処理チャンバと、
前記第9の面と解放可能に連結された第4の基材処理チャンバと、
前記第10の面と解放可能に連結された第5の基材処理チャンバと、
前記第11の面と解放可能に連結された第6の基材処理チャンバと、をさらに備える、請求項1に記載の半導体処理システム。
【請求項5】
前記第1の基材処理チャンバ、前記第2の基材処理チャンバ、前記第3の基材処理チャンバ、前記第4の基材処理チャンバ、前記第5の基材処理チャンバ、および前記第6の基材処理チャンバの各々が、少なくとも4つの基材支持体を含む、請求項4に記載の半導体処理システム。
【請求項6】
前記第1の基材処理チャンバ、前記第2の基材処理チャンバ、前記第3の基材処理チャンバ、前記第4の基材処理チャンバ、前記第5の基材処理チャンバ、および前記第6の基材処理チャンバの各々が、少なくとも2つの基材支持体を含む、請求項4に記載の半導体処理システム。
【請求項7】
前記第4の面が、前記第1の面、前記第2の面、前記第3の面、および前記第6の面の各々の縁部間寸法より短い縁部間寸法を有し、前記第5の面が、前記第1の面、前記第2の面、前記第3の面、および前記第6の面の各々の前記縁部間寸法より短い縁部間寸法を有する、請求項1に記載の半導体処理システム。
【請求項8】
前記第4の面の前記縁部間寸法および前記第5の面の前記縁部間寸法が実質的に等しく、前記第1の面の前記縁部間寸法、前記第2の面の前記縁部間寸法、前記第3の面の前記縁部間寸法、および前記第6の面の前記縁部間寸法が実質的に等しい、請求項7に記載の半導体処理システム。
【請求項9】
前記第6の面が、前記第7の面の縁部間寸法と実質的に等しい縁部間寸法を有する、請求項1に記載の半導体処理システム。
【請求項10】
前記第8の面、前記第9の面、前記第10の面、および前記第11の面の各々の縁部間寸法が、前記第7の面の前記縁部間寸法と実質的に等しい、請求項9に記載の半導体処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は概して、拡張された基材処理能力を有する基材処理システムに関する。この技術の一部のより具体的な態様は、手前側の基材ハンドリングチャンバと、追加的な奥側のロードロックモジュールによって相互接続された奥側の基材ハンドリングチャンバと、を含む基材処理システムに関する。この配設およびこれらの追加的な構成要素は、システム内の基材処理チャンバの数および基材処理能力を増加する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
材料層は、一般に、集積回路および電子デバイスの製造中などの、半導体デバイスの製造中に、基材の上へと堆積される。材料層堆積は、一般的に、基材処理チャンバ配設内で基材を支持し、基材を所望の堆積温度へと加熱し、そして1つ以上の材料層前駆体をチャンバ配設を通して、かつ基材を横切って流すことによって達成される。前駆体が基材を横切って流れるにつれて、材料層は、典型的には、基材の温度およびチャンバ配設内の環境的条件に従って、基材の表面の上へと徐々に成長する。
【0003】
既存の基材処理システム100は、図1に一般的に示されるタイプの「クラスタタイプ」システムを含む。こうした基材処理システム100は、ゲート弁106を介して2つから4つの基材処理チャンバ104と動作可能に接続する基材ハンドリングチャンバ102を含む。各基材処理チャンバ104は、処理中に(例えば、上述したような材料層堆積中に)基材を保持する基材支持体108上に基材を受容するように装備される。
【0004】
基材ハンドリングチャンバ102は、ゲート弁106を通して様々な基材処理チャンバ104の中へ、および外へと基材を移動させるために使用されるロボットアーム110を含む。使用時に、ゲート弁106が開かれ、ロボットアーム110のエンドエフェクタ110Aは、開放しているゲート弁106を通して延在して、基材処理チャンバ104の内部チャンバの中へと基材を挿入する、または基材処理チャンバ104の内部チャンバから基材を取り出す(例えば、基材支持体108上に基材を定置する、または基材支持体108から基材を取り除く)。ロボットアーム110が基材処理チャンバ104から引っ込められると、ゲート弁106は閉鎖され、それによって基材処理チャンバ104を基材ハンドリングチャンバ102からシールする。次いで、基材処理チャンバ104および/または基材ハンドリングチャンバ102内で、他の所望のアクションを行うことができる。
【0005】
図1は、この基材処理システム100がロードロックモジュール112を含むことをさらに示す。ロードロックモジュール112は、ゲート弁116によって基材ハンドリングチャンバ102と接続される。ロードロックモジュール112は、さらなる処理のための基材ハンドリングチャンバ102の中への途中で、および基材ハンドリングチャンバ102から出る途中で(処理が完了した後)に基材を保持するために、基材保持構成要素114を含む。ロボットアーム110のエンドエフェクタ110Aは、ゲート弁116を通して(開放しているとき)移動して、基材をロードロックモジュール112から基材ハンドリングチャンバ102の中へと移動し(層堆積およびその他の処理のために)、また基材ハンドリングチャンバ102からロードロックモジュール112の中へと(処理が完了した後)移動する。ロードロックモジュール112およびゲート弁116は、基材ハンドリングチャンバ102内の条件(例えば、温度、圧力、雰囲気の内容等)が、基材を挿入する準備ができるまで、基材を基材ハンドリングチャンバ102の環境から分離したまま保持する。
【0006】
ロードロックモジュール112は、別のゲート弁118を介して機器フロントエンドモジュール120とさらに連結される。機器フロントエンドモジュール120は、ロボットアーム122を含む。ロボットアーム122のエンドエフェクタ122Aは、ゲート弁118を通して(開放しているとき)移動して、基材を機器フロントエンドモジュール120からロードロックモジュール112の中へと移動し(層堆積およびその他の処理のために)、またロードロックモジュール112から機器フロントエンドモジュール120の中へと(処理が完了した後)移動する。機器フロントエンドモジュール120のロボットアーム122はまた、ロードポート124A~124Cのうちの1つから処理のために新しい基材をピックアップし、そしてプロセスされた基材を、例えば、さらなる処理のために別の場所へと搬送されるように、ロードポート124A~1240Cのうちの1つへと戻す。
【0007】
このタイプの従来の半導体製造システムおよび方法は、一般的に、それらの意図された目的のために許容可能であるが、改善の余地がある。製造コストを低減し、処理時間を短縮し、かつ/または製造効率を改善する改善は、当技術分野で歓迎されるであろう。
【発明の概要】
【0008】
この技術の態様は、拡張された基材処理能力を有する基材処理システムおよび方法に関する。上記のように、この技術の一部のより具体的な態様は、手前側の基材ハンドリングチャンバと、追加的な奥側のロードロックモジュールによって相互接続された奥側の基材ハンドリングチャンバとを含み、かつ使用する基材処理システムおよび方法に関する。この配設およびこれらの追加的な構成要素は、基材処理システム全体での基材処理チャンバの数および基材処理能力を増加させる。
【0009】
この技術の少なくとも一部の実施例による半導体または他の基材処理システムは、(a)第1の面と、(b)第1の面に対して斜角で延在する第2の面と、(c)第1の面に対して斜角に延在する第3の面と、(d)第2の面に対して斜角で延在する第4の面と、(e)第3の面に対して斜角で延在する第5の面と、(f)第4の面と第5の面との間に接続される第6の面と、を有する第1の基材ハンドリングチャンバを含んでもよい。第1のロードロックモジュールは第1の面に接続され、またこの第1のロードロックモジュールは、第1の面を通して第1の基材ハンドリングチャンバの中へ、および外へと移動する基材を保持するための1つ以上の第1の基材支持体を含む。第2のロードロックモジュールは、第6の面に接続される。システムは、(a)第2のロードロックモジュールに接続された第7の面と、(b)第7の面に対して斜角で延在する第8の面と、(c)第7の面に対して斜角で延在する第9の面と、(d)第8の面に対して斜角で延在する第10の面と、(e)第9の面に対して斜角で延在する第11の面と、を有する、第2の基材ハンドリングチャンバをさらに含む。第2のロードロックモジュールは、第6の面および第7の面を通して第1の基材ハンドリングチャンバと第2の基材ハンドリングチャンバとの間で移送される基材を保持するための1つ以上の第2の基材支持体を含む。
【0010】
上述の特徴のうちの1つ以上に加えて、または別の方法として、第11の面は、第10の面に対して斜角で延在してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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