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公開番号2025008847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111408
出願日2023-07-06
発明の名称盤用熱交換部材
出願人日東工業株式会社
代理人弁理士法人クスノキ特許事務所
主分類F28D 1/053 20060101AFI20250109BHJP(熱交換一般)
要約【課題】熱交換に利用するパイプの長さが変わっても、パイプを支える部材の大きさを変えなくてもよいようにすること。
【解決手段】通風路となるように構成されたパイプ2と、複数のパイプが固定されるベース3と、を備えた盤用熱交換部材1であって、前記ベースは、パイプを挿入することが可能な貫通穴31を複数備えるとともに、各々の貫通穴に、パイプの挿入深さを規制する規制部を備え、前記ベースをパイプの一端側と他端側の各々に配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通風路となるように構成されたパイプと、複数のパイプが固定されるベースと、を備えた盤用熱交換部材であって、
前記ベースは、パイプを挿入することが可能な貫通穴を複数備えるとともに、各々の貫通穴に、パイプの挿入深さを規制する規制部を備え、
前記ベースをパイプの一端側と他端側の各々に配置した盤用熱交換部材。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
パイプとベースを接着させる接着剤を溜めることが可能な溜め部を複数備えた請求項1に記載の盤用熱交換部材。
【請求項3】
パイプの外周に沿って設けられた環状の溜め部に溜められた接着剤がパイプの全周に位置する請求項2に記載の盤用熱交換部材。
【請求項4】
貫通穴の貫通方向と垂直となる方向にベースどうしが接続することを可能とする係合部をベースの外周側に備えた請求項3に記載の盤用熱交換部材。
【請求項5】
ベースの各々に複数の係合部を備え、
二つのベースが連結された状態において、一方のベースの係合部の一つが他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きと、一方のベースの他の係合部の少なくとも一つが他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きが、逆となるように構成された
請求項4に記載の盤用熱交換部材。
【請求項6】
ベースの一面に設けられた二つの係合部が貫通方向と垂直となる方向に並んでおり、
パイプの一端側に接続されるベースに備えられた係合部が他方のベースの係合部に連結された状態における、一方のベースの係合部の一つが他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きと、一方のベースの他の係合部が他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きの並びが、
パイプの他端側に接続されるベースに備えられた係合部が他方のベースの係合部に連結された状態における、一方のベースの係合部の一つが他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きと、一方のベースの他の係合部が他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きの並びと、逆となるように構成された
請求項5に記載の盤用熱交換部材。
【請求項7】
弾性変形可能な弾性部材を備え、
一方のベースの係合部と他方のベースの係合部の係合がされた連結態様において弾性変形した弾性部材が復元しようとする復元力により、一方のベースの係合部と他方のベースの係合部の係合が解除されることを抑制可能である
請求項5又は6に記載の盤用熱交換部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、盤用熱交換部材に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、分電盤や配電盤などの盤の熱交換に利用される熱交換器の構成要素としてパイプを備えた盤用熱交換部材が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-310924号公報
【0004】
ところで、このような盤用熱交換部材は熱交換の能力に応じたサイズのパイプが必要となる。一方、筐体状の部材に組み込むようにして複数のパイプの両端を支える構造であったため、熱交換の能力にあわせて筐体状の部材の大きさを変えていた。つまり、パイプの長さが変われば、パイプを支える筐体状の部材の大きさも変わることになる。このようなことから、パイプを支える筐体状の部材の種類が多く存在することになり、管理などが手間であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、熱交換に利用するパイプの長さが変わっても、パイプを支える部材の大きさを変えなくてもよいようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、通風路となるように構成されたパイプと、複数のパイプが固定されるベースと、を備えた盤用熱交換部材であって、前記ベースは、パイプを挿入することが可能な貫通穴を複数備えるとともに、各々の貫通穴に、パイプの挿入深さを規制する規制部を備え、前記ベースをパイプの一端側と他端側の各々に配置した盤用熱交換部材とする。
【0007】
また、パイプとベースを接着させる接着剤を溜めることが可能な溜め部を複数備えた構成とすることが好ましい。
【0008】
また、パイプの外周に沿って設けられた環状の溜め部に溜められた接着剤がパイプの全周に位置する構成とすることが好ましい。
【0009】
また、貫通穴の貫通方向と垂直となる方向にベースどうしが接続することを可能とする係合部をベースの外周側に備えた構成とすることが好ましい。
【0010】
また、ベースの各々に複数の係合部を備え、二つのベースが連結された状態において、一方のベースの係合部の一つが他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きと、一方のベースの他の係合部の少なくとも一つが他方のベースの係合部と貫通方向に対向する向きが、逆となるように構成された構成とすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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