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公開番号
2025008628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110947
出願日
2023-07-05
発明の名称
フラスコトレイ、フラスコユニット及び細胞培養システム
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250109BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】フラスコの転倒を抑制することができるとともにフラスコを容易に取り外すことが可能なフラスコトレイを提供する。
【解決手段】フラスコの底面が載置される載置面を有する載置プレートと、前記載置面から上方に延びるように前記フラスコの周方向に複数が設けられた固定ピンと、前記フラスコを外周側から間隔をあけて囲う環状をなすとともに、複数の前記ピンに対して上方から係脱可能に係合する下部リングを有する転倒防止部材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
フラスコの底面が載置される載置面を有する載置プレートと、
前記載置面から上方に延びるように前記フラスコの周方向に複数が設けられた固定ピンと、
前記フラスコを外周側から囲う環状をなすとともに、複数の前記固定ピンに対して係脱可能に上方から係合する下部リングを有する転倒防止部材と、
を備えるフラスコトレイ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記転倒防止部材は、
前記下部リングよりも上方で前記フラスコの外周面に固定される上部リングと、
前記下部リングと前記上部リングとを接続する接続部と、
をさらに有する請求項1に記載のフラスコトレイ。
【請求項3】
前記上部リングは、前記下部リングよりも外径寸法が小さく、
前記接続部は、前記フラスコを外周側から囲う環状をなしているとともに、前記上部リングから前記下部リングに向かうに従って次第に拡径する円錐外周面を有する請求項2に記載のフラスコトレイ。
【請求項4】
前記載置プレートは、
前記フラスコの下部における前記フラスコの底面の径方向内側に、上下に貫通する貫通孔を有する請求項1に記載のフラスコトレイ。
【請求項5】
前記フラスコは、該フラスコの底面から上方に凹むとともに周方向に複数が設けられた溝部を有し、
前記載置面に設けられて、各前記溝部にそれぞれ嵌まり込む複数の突起部をさらに備える請求項1に記載のフラスコトレイ。
【請求項6】
請求項2又は3項に記載のフラスコトレイと、
回転させることで着脱可能な蓋部を有する前記フラスコと、
を備えるフラスコユニット。
【請求項7】
複数の前記固定ピンは、それぞれ前記フラスコに対して外周側から当接する請求項6に記載のフラスコユニット。
【請求項8】
前記接続部は、前記フラスコの外周面と隙間を空けて配置されている請求項6に記載のフラスコユニット。
【請求項9】
請求項2に記載のフラスコトレイと、
前記フラスコと、
を備え、
前記フラスコは、三角フラスコとしてのフラスコ本体、及び、前記フラスコ本体の上端に着脱可能に取り付けられた蓋部と、
を有し、
前記蓋部の外径よりも前記上部リングの内径が大きく、
前記上部リングは、前記フラスコ本体の外周面に外嵌されているフラスコユニット。
【請求項10】
請求項6に記載のフラスコユニットと、
前記フラスコユニットが収容される培養エリアを形成するインキュベータと、
前記フラスコユニットに対して分注操作を行う液操作エリアを形成するクリーンベンチと、
前記培養エリア及び前記液操作エリアのぞれぞれで前記フラスコユニットを搬送可能な搬送装置と、
前記インキュベータと前記クリーンベンチとの間で前記フラスコユニットを移送可能なパスボックスと、
を備える細胞培養システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フラスコトレイ、フラスコユニット及び細胞培養システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、培養液が収容されたケース状の培養容器を複数保持可能な凹部を有する培養容器セットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4403169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、細胞培養を行う際には、培養液を収容する容器としてフラスコを用いる場合がある。このようなフラスコを細胞培養システムで扱う場合、フラスコが転倒してしまえば、当該フラスコの搬送や各操作が妨げられる。
一方で、フラスコの取り扱い性の観点からは、フラスコをフラスコトレイから容易に取り外せることが好ましい。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、フラスコの転倒を抑制することができるとともにフラスコを容易に取り外すことが可能なフラスコトレイ、フラスコユニット及び細胞培養システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係るフラスコトレイは、フラスコの底面が載置される載置面を有する載置プレートと、前記載置面から上方に延びるように前記フラスコの周方向に複数が設けられた固定ピンと、前記フラスコを外周側から間隔をあけて囲う環状をなすとともに、複数の前記ピンに対して上方から係脱可能に係合する下部リングを有する転倒防止部材と、を備える。
【0007】
本開示に係るフラスコユニットは、上記のフラスコトレイと、前記フラスコと、を備える。
【0008】
本開示に係る細胞培養システムは、上記のフラスコユニットと、前記フラスコユニットが収容される培養エリアを形成するインキュベータと、前記フラスコユニットに対して分注操作を行う液操作エリアを形成するクリーンベンチと、前記培養エリア及び前記液操作エリアのぞれぞれで前記フラスコユニットを搬送可能な搬送装置と、前記インキュベータと前記クリーンベンチとの間で前記フラスコユニットを移送可能なパスボックスと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示のフラスコトレイ、フラスコユニット及び細胞培養システムによれば、処理効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムの概略構成を示す模式的な平面図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのフラスコユニットの斜視図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのフラスコユニットの正面図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのフラスコユニットの側面図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのフラスコユニットの平面図である。
本開示の第一実施形態に係る細胞培養システムのフラスコユニットの要部の縦断面図である。
本開示の第一実施形態の変形例に係るフラスコユニットの要部の縦断面図である。
本開示の第二実施形態に係るフラスコユニットの要部の縦断面図である。
本開示の第三実施形態に係るフラスコユニットの要部の縦断面図である。
本開示の第三実施形態に係るフラスコユニットのフラスコの底面の図である。
本開示の第三実施形態に係るフラスコユニットの載置面の要部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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