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公開番号
2025007593
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109097
出願日
2023-07-03
発明の名称
電子機器
出願人
NECプラットフォームズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
7/10 20060101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】背面側からの作業を行えなくても取り付け・取り外し可能な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、壁面に嵌め込まれる筐体と、筐体から突出する突出モード、又は筐体内へ引込んだ引込モードへ遷移可能な可動爪と、ICカードから情報を読み取る読取部と、可動爪のモードを制御する制御部とを備える。筐体が壁面に嵌め込まれた状態かつ突出モードでは、可動爪が壁面に対して壁面の内側から当接することで、筐体の壁面からの取り外しが防止される。予め認定されている作業者のIDが読取部によって読み取られた場合に、制御部が可動爪を突出モードから引込モードへ遷移させることによって、可動爪と壁面との当接が解除されて、筐体の壁面からの取り外しが可能になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
壁面に嵌め込まれる筐体と、
前記筐体から突出する突出モード、又は前記筐体内へ引込んだ引込モードへ遷移可能な可動爪と、
ICカードから情報を読み取る読取部と、
前記可動爪のモードを制御する制御部と、
を備え、
前記筐体が前記壁面に嵌め込まれた状態かつ前記突出モードでは、前記可動爪が前記壁面に対して前記壁面の内側から当接することで、前記筐体の前記壁面からの取り外しが防止され、
予め認定されている作業者のIDが前記読取部によって読み取られた場合に、前記制御部が前記可動爪を前記突出モードから前記引込モードへ遷移させることによって、前記可動爪と前記壁面との当接が解除されて、前記筐体の前記壁面からの取り外しが可能になる、
電子機器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記可動爪は前記筐体の上下左右の4か所に設置されるとともに、前記可動爪の各々は回転板と、当該回転板から延在する延在板と、電磁石及び圧縮コイルばねの作用によって摺動する摺動片とを有し、
前記制御部が電磁石に対して通電することで前記摺動片が電磁石側に引き付けられ、前記回転板が回転して前記延在板が前記筐体から突出する突出モードへ遷移し、
前記制御部による電磁石に対する通電を解除することで圧縮コイルばねの反力によって前記摺動片が電磁石から遠ざかり、前記回転板が反回転して前記延在板が前記筐体内へ引込んだ引込モードへ遷移する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記引込モードへ遷移した後の経過時間が所定の閾値に到達した場合に、前記制御部が電磁石に対する通電を再開して、前記引込モードから前記突出モードへ戻す、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記可動爪は前記筐体の上下左右の4か所に設置されるとともに、前記可動爪の各々は回転板と、当該回転板から延在する延在板と、電磁石及び圧縮コイルばねの作用によって摺動する摺動片と、回転板と延在板とを接続する接続片とを有し、
前記制御部が電磁石に対して通電することで前記摺動片が電磁石側に引き付けられ、前記接続片を介して前記回転板が回転して前記延在板が前記筐体内へ引込んだ引込モードへ遷移し、
前記制御部による電磁石に対する通電を解除することで圧縮コイルばねの反力によって前記摺動片が電磁石から遠ざかり、前記接続片を介して前記回転板が反回転して前記延在板が前記筐体から突出する突出モードへ遷移する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記引込モードへ遷移した後の経過時間が所定の閾値に到達した場合に、前記制御部が電磁石に対する通電を解除して、前記引込モードから前記突出モードへ戻す、
請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記筐体を前記壁面の内側から外側へ向かって付勢する付勢部をさらに有する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
予め認定されている作業者のIDが前記読取部によって読み取られた場合に、前記筐体から前記壁面の外側へ突出するつまみ部をさらに有する、請求項1に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。特に、壁面に嵌め込まれる電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ICカード(integrated circuit card)リーダの盗難防止を意図した壁面取付具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-272645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
【0005】
特許文献1では、壁の内側から差し込まれるネジによってICカードリーダが固定されている。そのため、ICカードリーダの背面側から作業を行えない場合には、ICカードリーダを取り付けることができないという問題点がある。
【0006】
そこで、本発明では、背面側からの作業を行えなくても取り付け・取り外し可能な電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の視点によれば、
壁面に嵌め込まれる筐体と、
前記筐体から突出する突出モード、又は前記筐体内へ引込んだ引込モードへ遷移可能な可動爪と、
ICカードから情報を読み取る読取部と、
前記可動爪のモードを制御する制御部と、
を備え、
前記筐体が前記壁面に嵌め込まれた状態かつ前記突出モードでは、前記可動爪が前記壁面に対して前記壁面の内側から当接することで、前記筐体の前記壁面からの取り外しが防止され、
予め認定されている作業者のIDが前記読取部によって読み取られた場合に、前記制御部が前記可動爪を前記突出モードから前記引込モードへ遷移させることによって、前記可動爪と前記壁面との当接が解除されて、前記筐体の前記壁面からの取り外しが可能になる、
電子機器が提供される。
【発明の効果】
【0008】
上記視点によれば、背面側からの作業を行えなくても取り付け・取り外し可能な電子機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ICカードリーダの外観及び内部構造の一例を示す図である。
ICカードリーダの一例を示す図である。
可動爪の一例を示す図である。
ICカードリーダの一例を示す図である。
ICカードリーダの一例を示す図である。
ICカードリーダの一例を示す図である。
可動爪の一例を示す図である。
ICカードリーダの一例を示す図である。
ICカードリーダによる処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明のとり得る好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の記載に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。本願開示に示す回路図、ブロック図、内部構成図、接続図などにおいて、明示は省略するが、入力ポート及び出力ポートが各接続線の入力端及び出力端のそれぞれに存在する。入出力インターフェイスも同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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