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公開番号2025007002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108109
出願日2023-06-30
発明の名称粉体吐出容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人
主分類B65D 83/06 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 簡単な操作によって少量の粉体を安定的に吐出できるようにした粉体吐出容器を創出することを課題とする。
【解決手段】 粉体Pを収容する容器本体10と、先端に吐出口25を有して前記容器本体10の口部12に装着されたノズル20と、外周面31に形成されたスクリュー溝32を有して前記ノズル20の内側に回転可能に配置されたスクリュー部材30と、前記ノズル20の外側に回転可能に配置された回転体40とを有し、前記容器本体10を固定した状態で前記回転体40を回転させると、前記スクリュー部材30が前記回転体40と一緒に回転すると共に前記粉体Pが前記スクリュー溝32によってネジ送りされて前記吐出口25から吐出される構成とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
粉体(P)を収容する容器本体(10)と、先端に吐出口(25)を有して前記容器本体(10)の口部(12)に装着されたノズル(20)と、外周面(31)に形成されたスクリュー溝(32)を有して前記ノズル(20)の内側に回転可能に配置されたスクリュー部材(30)と、前記ノズル(20)の外側に回転可能に配置された回転体(40)とを有し、
前記容器本体(10)を固定した状態で前記回転体(40)を回転させると、前記スクリュー部材(30)が前記回転体(40)と一緒に回転すると共に前記粉体(P)が前記スクリュー溝(32)によってネジ送りされて前記吐出口(25)から吐出されることを特徴とする粉体吐出容器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
スクリュー部材(30)と回転体(40)とが一体に連結されている請求項1記載の粉体吐出容器。
【請求項3】
スクリュー部材(30)の先端には環状の嵌合溝(34)が設けられ、
回転体(40)の頂壁(42)に設けられた開口部(43)には、前記嵌合溝(34)に嵌合可能な嵌合凸部(45)が形成されており、
前記嵌合凸部(45)が、吐出口(25)から上方に突出した前記嵌合溝(34)に嵌合している請求項2記載の粉体吐出容器。
【請求項4】
スクリュー部材(30)の上面に凹部(33)が陥没設され、スクリュー溝(32)の先端部(32b)には前記凹部(33)に連通する連通孔(35)が形成されており、前記凹部(33)が吐出口(25)から上方に突出している請求項3記載の粉体吐出容器。
【請求項5】
容器本体(10)の上部にオーバーキャップ(50)が設けられており、該オーバーキャップ(50)の下面に凹部(33)に嵌入可能な栓部(54)が形成されている請求項4記載の粉体吐出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤や調味料等の粉体を吐出させる粉体吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
顆粒状又は粉末状から成る薬剤や調味料等の粉体を収容し、使用時に粉体を吐出させることができる粉体吐出容器として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。
【0003】
特許文献1の容器は、キャップが下側を向くように容器を傾倒させ、その状態のまま振出し動作を行って、粉体を適量吐出させるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公平1-8525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の容器では、吐出させたい粉体が少量である場合は、傾倒させた状態の容器を指等で軽く叩いて吐出させることが一般的である。しかし、叩き具合によっては、意図した以上の粉体が一気に吐出されることがあった。
【0006】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、簡単な操作によって少量の粉体を安定的に吐出できるようにした粉体吐出容器を創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の手段は、
粉体を収容する容器本体と、先端に吐出口を有して前記容器本体の口部に装着されたノズルと、外周面に形成されたスクリュー溝を有して前記ノズルの内側に回転可能に配置されたスクリュー部材と、前記ノズルの外側に回転可能に配置された回転体とを有し、前記容器本体を固定した状態で前記回転体を回転させると、前記スクリュー部材が前記回転体と一緒に回転すると共に前記粉体が前記スクリュー溝によってネジ送りされて前記吐出口から吐出されることを特徴とする、と云うものである。
本発明の第1の手段では、回転体を回すことでスクリュー部材を回転させることができるため、スクリュー溝を介して粉体を安定的にネジ送りすることができる。
【0008】
また本発明の第2の手段は、本発明の主たる手段に、スクリュー部材と回転体とが一体に連結されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、スクリュー部材と回転体とが一体として回転させることができるため、使用者が意図するとおりに粉体を吐出させることが可能となる。
【0009】
また本発明の第3の手段は、上記手段に、スクリュー部材の先端には環状の嵌合溝が設けられ、回転体の頂壁に設けられた開口部には、前記嵌合溝に嵌合可能な嵌合凸部が形成されており、前記嵌合凸部が、吐出口から上方に突出した前記嵌合溝に嵌合している、との手段を加えたものである。
上記手段では、スクリュー部材と回転体とを一体に連結することを達成し得る。
【0010】
また本発明の第4の手段は、上記手段に、スクリュー部材の上面に凹部が陥没設され、スクリュー溝の先端部には前記凹部に連通する連通孔が形成されており、前記凹部が吐出口から上方に突出している、との手段を加えたものである。
上記手段では、スクリュー溝でネジ送りされた粉体を吐出口に確実に導くことができる。
また本発明の第5の手段は、上記第4の手段に、容器本体の上部にオーバーキャップが設けられており、該オーバーキャップの下面に凹部に嵌入可能な栓部が形成されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、特に、オーバーキャップを容器本体に装着することによって、内容物の飛散を効果的に抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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