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公開番号
2025005981
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106466
出願日
2023-06-28
発明の名称
三次電池発信機、及び回転体温度計測システム
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
H02K
11/35 20160101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】回転体の温度を直接的に計測すること。
【解決手段】三次電池発信機(30)は、温度変化に応じて充電を行う三次電池(31)と、三次電池(31)の充電電圧に応じて無線信号を発信する無線発信部(32)と、を備えており、回転体に取付け可能に構成されている。無線発信部(32)の無線信号を受信機(40)によって受信し、制御部が受信機(40)により受信した無線信号に応じて回転体の温度を計測する。これにより、回転体の温度を直接的に計測することを可能とすることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
温度変化に応じて充電を行う三次電池と、
前記三次電池の充電電圧に応じて無線信号を発信する無線発信部と、を備え、
回転体に取付け可能に構成された、
三次電池発信機。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記回転体は、回転電機の回転子である、
請求項1に記載の三次電池発信機。
【請求項3】
請求項1に記載の三次電池発信機と、
前記無線発信部から発信された無線信号を受信する受信部と、
前記受信部により受信した無線信号に基づき前記前記回転体の温度を判定する制御部と、を備えた、
回転体温度計測システム。
【請求項4】
前記無線発信部は、前記三次電池の充電電圧に応じて前記回転体の温度が第1温度に到達した場合と、前記三次電池の充電電圧に応じて前記回転体の温度が前記第1温度よりも低い第2温度に到達した場合と、に前記無線信号を発信し、
前記制御部は、前記受信部により受信した前記無線信号に基づき、前記回転体の温度が前記第1温度と前記第2温度との間の温度であることを判定する、
請求項3に記載の回転体温度計測システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、三次電池を備えた三次電池発信機、及び回転体温度計測システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばハイブリッド車両や電気自動車等においては、駆動力を出力する回転電機(以下、「モータ」という)が備えられており、このようなモータのロータには磁石が用いられているが、限界温度を超えるとこの磁石が減磁してしまう等、製品としての性能や耐久性に影響を及ぼす可能性があることが知られている。そのため、ロータの温度を判定することが望まれるが、モータのロータは回転するものであるため、配線の問題から温度センサを配置することは困難である。そこで、ステータコイルの温度や冷却液の温度等に基づきロータの磁石の温度を推定するものも提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-245486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のものは、ステータコイルの温度や冷却液の温度等の、周辺環境の温度に基づきロータの磁石の温度を推定するものであるので、温度の推定の精度には限度があり、例えば上記限界温度の温度に近くなった場合でもある程度の大きさのマージンを設ける必要が生じ、モータの可動を許可する温度領域もその分狭くなる。そのため、ロータの温度をより直接的に計測することを可能にするものの開発が望まれていた。
【0005】
そこで本発明は、回転体の温度を直接的に計測することが可能な三次電池発信機、及び回転体温度計測システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、温度変化に応じて充電を行う三次電池と、前記三次電池の充電電圧に応じて無線信号を発信する無線発信部と、を備え、回転体に取付け可能に構成された、三次電池発信機である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、回転体の温度を直接的に計測することを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る車両を示す模式図である。
第1実施形態に係る三次電池発信機を示す模式図である。
(a)は第1実施形態に係る三次電池発信機をモータのロータに取付けた状態を示す軸方向視図、(b)は第1実施形態に係る三次電池発信機をモータのロータに取付けた状態を示す正面模式図である。
第1実施形態に係る三次電池発信機の信号送信制御を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る温度計測の一例を示すタイムチャートである。
第2実施形態に係る三次電池発信機の信号送信制御を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る制御部の温度計測制御を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る温度計測の一例を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下、第1実施形態に係る回転体温度計測システム1について図1乃至図5を用いて説明する。
【0010】
[車両の構成]
まず、第1実施形態に係る回転体温度計測システム1が搭載される車両100の構成について図1に沿って説明する。図1は第1実施形態に係る車両を示す模式図である。図1に示すように、回転体温度計測システム1が搭載される電気自動車である車両100は、図中上方を前進の走行方向としており、左右の前輪7FL,7FRと、左右の後輪7RL,7RRと、そのうちの前輪7FL,7FRを駆動制御(力行制御或いは回生制御)する回転電機(以下、「モータ」という)2と、バッテリユニット3と、そのバッテリユニット3の電力を力行時に供給し、或いは回生時に充電することによりモータ2を駆動制御する駆動回路5と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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