TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025005589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105814
出願日
2023-06-28
発明の名称
直動アクチュエータ
出願人
日本精工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
7/06 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】直動アクチュエータの動作を安定化させること。
【解決手段】アクティブダンパ用の直動アクチュエータであって、直動部と、前記直動部の中心線から偏心した位置に設けられ、前記直動部を前記中心線方向に直動させる駆動力を生成するモータと、前記モータを前記直動部に連結して、前記モータの駆動力を前記直動部に伝達する伝達部と、前記直動部の中心線方向から見て、前記モータとのバランスを取る位置に設けられた要素と、前記要素を前記直動部に繋ぐ連結部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アクティブダンパ用の直動アクチュエータであって、
直動部と、
前記直動部の中心線から偏心した位置に設けられ、前記直動部を前記中心線方向に直動させる駆動力を生成するモータと、
前記モータを前記直動部に連結して、前記モータの駆動力を前記直動部に伝達する伝達部と、
前記直動部の中心線方向から見て、前記モータとのバランスを取る位置に設けられた要素と、
前記要素を前記直動部に繋ぐ連結部と、
を備える直動アクチュエータ。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記モータと前記要素は、前記直動部の中心線に対して線対称に配置されている請求項1に記載の直動アクチュエータ。
【請求項3】
前記要素は、前記モータと同一構造を有する第2のモータであり、前記連結部は前記伝達部と同じ構造を有し、前記直動部は前記モータと前記第2のモータとにより駆動される請求項2に記載の直動アクチュエータ。
【請求項4】
前記要素は、前記モータと同一重量の質量体である請求項2に記載の直動アクチュエータ。
【請求項5】
前記要素は複数設けられており、複数の前記要素は、前記モータと同一構造を有する複数の第2のモータであり、前記モータと前記複数の第2のモータは、前記直動部の中心線方向から見て等角度間隔で前記中心線回りに設けられている請求項1に記載の直動アクチュエータ。
【請求項6】
前記直動アクチュエータが横置き配置され前記直動部が水平方向に直動する場合、前記モータの高さと前記要素の高さが同一である請求項1に記載の直動アクチュエータ。
【請求項7】
前記直動部の外周にはコイルばねが巻回配置されている請求項1に記載の直動アクチュエータ。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の直動アクチュエータを備える電磁サスペンション。
【請求項9】
前記電磁サスペンションは、輸送機器または構造物に設けられる請求項8に記載の電磁サスペンション。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は直動アクチュエータに関し、特に電磁サスペンションに設けられる直動アクチュエータにする。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の振動を抑制するために、電磁サスペンションが利用される場合がある。直動アクチュエータ(ボールねじ)を備える電磁サスペンションの場合、直動アクチュエータのモータを電磁サスペンションの軸芯からオフセットして設けると、モータ出力軸の回転を減速してボールねじへ伝達できるので、電磁サスペンション(直動アクチュエータ)は大きな推力を出力することができ、且つ、軸方向の長さを抑えてコンパクトな構造にすることができる。上記した電磁サスペンションの一例が特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1の電磁サスペンションでは、ボールねじのねじ軸(つまり電磁サスペンションの軸芯)に対してモータをオフセット配置してベルト部材によりモータのトルクをボールねじに伝達している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6426794号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、モータに対して鉛直方向の振動や衝撃が作用すると、電磁サスペンションを支持しているリンク部へねじり力が加わる。また、上記ねじり力によりモータが所定位置から意図せずに回動してしまい、直動アクチュエータの動作に影響を与えることがある。
例えば、鉄道車両等の輸送機器の低床化や低重心化のために電磁サスペンション(直動アクチュエータ)を水平に配置する場合、上記した課題は顕著に表れる。電磁サスペンションを水平に配置すると、路面振動(鉛直方向の振動)毎にリンク部へねじり力が作用する。路面振動は車両の加減速や横Gに対して発生頻度が高くも加速度も大きいことから、リンク部を通じて振動が電磁サスペンションのコイルばねに伝達して制振効果を減じたり、リンク部を損傷することもある。また、上記ねじり力によりモータが所定位置から回動して、直動アクチュエータの動作に影響を与える可能性が高まる。
本発明は上記課題を解決すべく、直動アクチュエータの動作を安定化させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一つの態様による直動アクチュエータは、アクティブダンパ用の直動アクチュエータであって、直動部と、前記直動部の中心線から偏心した位置に設けられ、前記直動部を前記中心線方向に直動させる駆動力を生成するモータと、前記モータを前記直動部に連結して、前記モータの駆動力を前記直動部に伝達する伝達部と、前記直動部の中心線方向から見て、前記モータとのバランスを取る位置に設けられた要素と、前記要素を前記直動部に繋ぐ連結部と、を備える。
【0007】
好ましくは、前記モータと前記要素は、前記直動部の中心線に対して線対称に配置されている。
好ましくは、前記要素は前記モータと同一構造を有する第2のモータであり、前記連結部は前記伝達部と同じ構造を有し、前記直動部は前記モータと前記第2のモータとにより駆動される。
前記要素は、前記モータと同一重量の質量体であってもよい。
【0008】
前記要素は複数設けられてもよい。その場合、複数の前記要素は前記モータと同一構造を有する複数の第2のモータであり、前記モータと前記複数の第2のモータは、前記直動部の中心線方向から見て等角度間隔で前記中心線回りに設けられる。
【0009】
前記直動アクチュエータが横置き配置され前記直動部が水平方向に直動する場合、好ましくは、前記モータの高さと前記要素の高さは同一である。
前記直動部の外周にコイルばねが巻回配置されてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、直動アクチュエータの動作を安定化させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精工株式会社
直動装置
15日前
日本精工株式会社
直動案内装置
1日前
日本精工株式会社
レールカバー
22日前
日本精工株式会社
円錐ころ軸受
22日前
日本精工株式会社
リニアガイド
9日前
日本精工株式会社
円錐ころ軸受
22日前
日本精工株式会社
直動案内装置
1日前
日本精工株式会社
ボールねじ装置
15日前
日本精工株式会社
アクチュエータ
16日前
日本精工株式会社
リニアガイド装置
23日前
日本精工株式会社
軸受情報提示装置
15日前
日本精工株式会社
軸受又は直動装置
15日前
日本精工株式会社
ボールねじ装置のねじ軸の製造方法
23日前
日本精工株式会社
直動案内装置のスライダ移設用スペーサ
5日前
日本精工株式会社
細胞注入装置、細胞回収補助治具、及び細胞回収方法
17日前
日本精工株式会社
モータ制御装置、モータ制御方法、及びモータシステム
2日前
日本精工株式会社
軸受の溝径測定方法及び溝径測定装置、並びに転がり軸受の製造方法、機械、及び車両の製造方法
29日前
個人
モータ
1日前
株式会社東光高岳
開閉装置
22日前
株式会社デンソー
モータ
9日前
神保電器株式会社
配線器具取付枠
1日前
株式会社神戸製鋼所
電動機
2日前
富士電機株式会社
電源装置
16日前
住友ベークライト株式会社
ロータ
16日前
スワン電器株式会社
電源装置
16日前
個人
太陽光発電電力活用プラットフォーム
1日前
住友電装株式会社
電気接続箱
9日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1日前
個人
路面走行車両を利用した発電システム
2日前
富士電機株式会社
電力変換装置
23日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
8日前
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
16日前
株式会社ダイヘン
電力システム
1日前
富士電機株式会社
電力変換装置
1日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
16日前
矢崎総業株式会社
蓄電システム
2日前
続きを見る
他の特許を見る