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公開番号
2025004623
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104432
出願日
2023-06-26
発明の名称
発電機のステータ構造
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
H02K
1/18 20060101AFI20250107BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】分割コア同士の軸方向の位置ずれを抑制する発電機のステータ構造を提供する。
【解決手段】発電機のステータ構造は、周方向に並べられた複数の分割コアと、前記複数の分割コアのうち隣接する少なくとも2つの分割コアの軸方向端面と重なるアタッチメントと、前記複数の分割コア及び前記アタッチメントに巻かれた複数のコイルと、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
周方向に並べられた複数の分割コアと、
前記複数の分割コアのうち隣接する少なくとも2つの分割コアの軸方向端面と重なるアタッチメントと、
前記複数の分割コア及び前記アタッチメントに巻かれた複数のコイルと、を備えた、発電機のステータ構造。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記分割コアは、前記周方向に延びた弧部と、前記弧部から径方向に延び且つコイルが巻かれる歯部と、を有し、
前記複数の分割コアは、互いに隣接する第1分割コア及び第2分割コアを含み、
前記アタッチメントは、
前記第1分割コアの前記歯部の軸方向端面に重ねられた基部と、
前記第1分割コアの前記弧部の軸方向端面及び前記第2分割コアの前記弧部の軸方向端面に重ねられたストッパ部と、を有する、請求項1に記載の発電機のステータ構造。
【請求項3】
前記第1分割コア及び前記第2分割コアは、互いに前記周方向に当接する周方向端面を有し、
前記第1分割コアの前記周方向端面及び前記第2分割コアの前記周方向端面の一方は、前記軸方向に延びて前記軸方向に開放された溝を有し、
前記第1分割コアの前記周方向端面及び前記第2分割コアの前記周方向端面の他方は、前記軸方向に延びた突起を有し、
前記突起は、前記溝に嵌合している、請求項2に記載の発電機のステータ構造。
【請求項4】
前記アタッチメントの前記基部のうちコイルが巻かれる部分の端部は、湾曲した形状又はテーパ形状を有する、請求項2又は3に記載の発電機のステータ構造。
【請求項5】
前記アタッチメントは、前記分割コアの前記軸方向端面に配置された端板である、請求項1又は2に記載の発電機のステータ構造。
【請求項6】
前記複数の分割コアのうち少なくとも1つの前記分割コアを前記周方向に挟む保持体を更に備え、
前記アタッチメントは、前記保持体に取り付けられている、請求項1又は2に記載の発電機のステータ構造。
【請求項7】
前記アタッチメントは、絶縁体である、請求項1又は2に記載の発電機のステータ構造。
【請求項8】
前記アタッチメントは、表面に絶縁処理が行われている、請求項1又は2に記載の発電機のステータ構造。
【請求項9】
前記保持体は、第1半体と、第2半体とを含み、
前記第1半体は、
前記分割コアの前記歯部に前記周方向の一方側から重なり且つ前記軸方向に延びた第1側板部と、
前記第1側板部の前記軸方向の一端に接続され、前記分割コアの前記軸方向の一方側の軸方向端面に重なる第1端板部と、
前記第1側板部の前記軸方向の他端に接続され、前記分割コアの前記軸方向の他方側の軸方向端面に重なる第2端板部と、を含み、
前記第2半体は、
前記分割コアの前記歯部に前記周方向の他方側から重なり且つ前記軸方向に延びた第2側板部と、
前記第2側板部の前記軸方向の一端に接続され、前記分割コアの前記軸方向の一方側の軸方向端面に重なる第1端板部と、
前記第2側板部の前記軸方向の他端に接続され、前記分割コアの前記軸方向の他方側の軸方向端面に重なる第2端板部と、を含む、請求項6に記載の発電機のステータ構造。
【請求項10】
前記第1半体の前記第1端板部は、対応する前記分割コアの一方側の軸方向端面と、対応する前記分割コアに隣接する前記分割コアの一方側の軸方向端面と、の両方と重なる、請求項9に記載の発電機のステータ構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発電機に用いられるステータ構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の分割コアが周方向に並べられることによりステータコアが形成される発電機が開示されている。特許文献1においては、周方向に隣り合う分割コア同士において、一方の分割コアに設けられた凹部と他方の分割コアに設けられた凸部とが嵌合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-176902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、複数の分割コアの軸方向の位置ずれが生じ得る。
【0005】
そこで、本開示の一態様は、分割コアの軸方向の位置ずれを抑制する発電機のステータ構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、周方向に並べられた複数の分割コアと、前記複数の分割コアのうち隣接する少なくとも2つの分割コアの軸方向端面と重なるアタッチメントと、前記複数の分割コア及び前記アタッチメントに巻かれた複数のコイルと、を備えた発電機のステータ構造である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、周方向に隣り合った2つの分割コアの軸方向の位置ずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るステータ構造を備える発電機の断面図である。
図1の発電機のステータ構造の斜視図である。
図2のステータ構造における分割コア、アタッチメント、及び、コイルの斜視図である。
図3の分割コアにおいて、コイルが巻かれた部分についての断面図である。
第2実施形態に係るステータ構造における分割コアに取り付けられる前の保持体及び分割コアの斜視図である。
図5の分割コアに保持体が取り付けられ、アタッチメントが取り付けられようとしている状態の分割コアの斜視図である。
図5の分割コアに保持体及びアタッチメントが取り付けられ、コイルが巻かれた状態の保持体、アタッチメント及び分割コアの斜視図である。
第3実施形態に係るステータ構造のうちの一対の半体についての斜視図である。
図8の一対の半体によって構成された保持体及び分割コアの斜視図である。
第4実施形態に係るステータ構造のうちの一対の半体についての斜視図である。
図10の一対の半体によって構成された保持体及び分割コアの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係る発電機のステータ構造について、図面を参照して説明する。なお、本開示においては、回転軸線Xに沿う方向を軸方向D1とし、複数の分割コア6が並べられた方向を周方向D2とし、回転軸線Xを中心とする円の半径方向を径方向D3とする。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るステータ構造1Aを備えた発電機2の断面図である。本実施形態においては、発電機2は、例えば、ガスタービンエンジンの内部に設けられた発電機である。ただし、発電機2は、他の機器に設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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