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公開番号
2025001402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100963
出願日
2023-06-20
発明の名称
変位量計測システム、変位量計測プログラム、変位量計測方法、変位量計測装置
出願人
株式会社共和電業
,
株式会社ヒカリ
代理人
個人
,
個人
主分類
G01B
11/16 20060101AFI20241225BHJP(測定;試験)
要約
【課題】計測対象物の面内方向の変位量を精度よく計測できる変位量計測システム、変位量計測プログラム、変位量計測方法、変位量計測装置を提供する。
【解決手段】変位量計測システムは、計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影した2次元画像を用いて計測対象物の表面の面内方向の変位量を計測する変位量計測装置と、計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影する撮像装置と、を備える。変位量計測装置は、2次元画像内の2次元格子パターンを含む解析領域における2次元格子パターンの変位量を算出する算出処理と、変位量が所定条件を満たしている場合に、変位量に基づいて解析領域を移動する領域移動処理と、を実行する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影した2次元画像を用いて前記計測対象物の表面の面内方向の変位量を計測する変位量計測装置と、
前記計測対象物に設置された前記2次元格子パターンを撮影する撮像装置と、を備える変位量計測システムであって、
前記変位量計測装置は、
前記2次元画像内の前記2次元格子パターンを含む解析領域における前記2次元格子パターンの変位量を算出する変位量算出処理と、
前記変位量が所定条件を満たしている場合に、前記変位量に基づいて前記解析領域を移動する領域移動処理と、を実行する
変位量計測システム。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記変位量計測装置は、
前記領域移動処理において、前記変位量の絶対値が閾値以上である場合に前記解析領域を移動する
請求項1に記載の変位量計測システム。
【請求項3】
前記変位量計測装置は、
前記領域移動処理において、前記変位量が0以外の場合に前記解析領域を移動する
請求項1に記載の変位量計測システム。
【請求項4】
計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影した2次元画像を用いて前記計測対象物の表面の面内方向の変位量を計測する変位量計測プログラムであって、
前記2次元画像内の前記2次元格子パターンを含む解析領域における前記2次元格子パターンの変位量を算出する変位量算出処理と、
前記変位量が所定条件を満たしている場合に、前記変位量に基づいて前記解析領域を移動する領域移動処理と、コンピュータに実行させる
変位量計測プログラム。
【請求項5】
計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影した2次元画像を用いて前記計測対象物の表面の面内方向の変位量を計測する変位量計測方法であって、
前記2次元画像内の前記2次元格子パターンを含む解析領域における前記2次元格子パターンの変位量を算出する変位量算出処理と、
前記変位量が所定条件を満たしている場合に、前記変位量に基づいて前記解析領域を移動する領域移動処理と、を含む
変位量計測方法。
【請求項6】
計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影した2次元画像を用いて前記計測対象物の表面の面内方向の変位量を計測する変位量計測装置であって、
前記2次元画像内の前記2次元格子パターンを含む解析領域における前記2次元格子パターンの変位量を算出する変位量算出処理と、
前記変位量が所定条件を満たしている場合に、前記変位量に基づいて前記解析領域を移動する領域移動処理と、を実行する
変位量計測装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、変位量計測システム、変位量計測プログラム、変位量計測方法、および、変位量計測装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
橋梁および鉄塔等の計測対象物の点検作業では、例えば、計測対象物の面内方向の変位量が計測される。特許文献1は、計測対象物の面内方向の変位量計測方法の一例を開示している。特許文献1に開示される変位量計測方法では、計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影した2次元画像を用いて計測対象物の表面の面内方向の変位量を計測する。2次元画像は、例えば、撮像装置によって撮影される。2次元画像内には、2次元格子パターンを含む解析領域が設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4831703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記変位量計測方法では、計測対象物に対する撮像装置の位置が固定されている。このため、計測対象物の面内方向の変位量が大きい場合、換言すれば、計測対象物に設置される2次元格子パターンの変位量が大きい場合、解析領域の一部が2次元格子パターンから外れることがある。解析領域の一部が2次元格子パターンから外れた場合、解析領域内の2次元格子パターンの格子の数が減少するため、計測対象物の表面の面内方向の変位量を正しく計測することができない。また、2次元格子パターンは、計測範囲に応じたサイズが必要であり、設置するためのスペースが狭い場合、特別な取付治具が必要となる。このため、コストも高くなるといった付随的な課題も存在する。
【0005】
本発明は、計測対象物の面内方向の変位量を精度よく計測できる変位量計測システム、変位量計測プログラム、変位量計測方法、および、変位量計測装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係る変位量計測システムは、計測対象物に設置された2次元格子パターンを撮影した2次元画像を用いて前記計測対象物の表面の面内方向の変位量を計測する変位量計測装置と、前記計測対象物に設置された前記2次元格子パターンを撮影する撮像装置と、を備える変位量計測システムであって、前記変位量計測装置は、前記2次元画像内の前記2次元格子パターンを含む解析領域における前記2次元格子パターンの変位量を算出する変位量算出処理と、前記変位量が所定条件を満たしている場合に、前記変位量に基づいて前記解析領域を移動する領域移動処理と、を実行する。
【0007】
上記変位量計測システムによれば、2次元格子パターンの変位量が所定条件を満たしている場合には、2次元格子パターンの変位に追従するように解析領域が移動する。計測対象物の面内方向の変位量が大きい場合であっても、解析領域の一部が2次元格子パターンから外れることが抑制される。このため、計測対象物の面内方向の変位量を精度よく計測できる
【0008】
本発明の第2観点に係る変位量計測システムは、第1観点に係る変位量計測システムであって、前記変位量計測装置は、前記領域移動処理において、前記変位量の絶対値が閾値以上である場合に前記解析領域を移動する。
【0009】
上記変位量計測システムによれば、2次元格子パターンの変位量の絶対値が閾値以上である場合、換言すれば、2次元格子パターンの変位量がある程度大きい場合、2次元格子パターンの変位に追従するように解析領域が移動する。このため、解析領域の一部が2次元格子パターンから外れることが抑制される。
【0010】
本発明の第3観点に係る変位量計測システムは、第1観点に係る変位量計測システムであって、前記変位量計測装置は、前記領域移動処理において、前記変位量が0以外の場合に前記解析領域を移動する。
(【0011】以降は省略されています)
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