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公開番号2025000350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023100156
出願日2023-06-19
発明の名称衣類処理装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D06F 73/02 20060101AFI20241224BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本開示は、衣類等の被処理物を蒸気に晒してシワ伸ばしなどを行う衣類処理装置において、運転終了後、収容部内の空気が外気と入れ替わることができるように構成される衣類処理装置を提供する。
【解決手段】本開示における衣類処理装置100は、被処理物4を収容する収容部5を有し前面に開口を有する外殻2と、前記開口を開閉する扉3と、を有する筐体1と、収容部5内で被処理物4を保持する保持部(懸架部8)と、収容部5内の空気を処理して循環させる空気処理装置6と、収容部5内に蒸気を供給する蒸気供給装置13と、収容部5を形成するケース5aに設けられケース5aの内部と外部とを連通させる通気口31と、通気口31を開閉する開閉装置32と、処理運転を実行する制御部40と、を備え、通気口31は、運転終了後に開成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被処理物を収容する収容部を有し前面に開口を有する外殻と、前記開口を開閉する扉と、を有する筐体と、
前記収容部内で前記被処理物を保持する保持部と、
前記収容部内の空気を処理して循環させる空気処理装置と、
前記収容部内に蒸気を供給する蒸気供給装置と、
前記収容部を形成するケースに設けられ前記ケースの内部と外部とを連通させる通気口と、
前記通気口を開閉する開閉装置と、
処理運転を実行する制御部と、
を備え、
前記通気口は、運転終了後に開成される、
衣類処理装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記開閉装置は、前記通気口を開閉する蓋体、前記蓋体を閉止方向に駆動する開閉モータ、及び、前記蓋体を開成方向に付勢する付勢部、を含む、
請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項3】
さらに、前記収容部の下部又は前記空気処理装置の送風路、に外気と連通する連通口を有する、
請求項1又は2に記載の衣類処理装置。
【請求項4】
さらに、前記処理運転により発生する凝縮水を貯留する排水タンクを備え、
前記送風路に設けられる前記連通口は、前記排水タンクから前記送風路に接続される溢水路に設けられる、
請求項3に記載の衣類処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蒸気、熱、外力を付与するなどして衣類等の被処理物の状態を改善する衣類処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載される洗濯処理機は、内部に洗濯物を受け入れる収容空間と、収容空間と流通する循環ダクトと、循環ダクトに沿って設けられ、収容空間に空気から水分を除去した乾燥空気を供給する第1の凝縮装置と、第1の凝縮装置から独立して、循環ダクトに沿って設けられ、収容空間に供給される乾燥空気からさらに水分を除去して空気の乾燥度を高める第2の凝縮装置とを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-247899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、衣類等の被処理物を蒸気に晒してシワ伸ばしなどを行う衣類処理装置において、運転終了後、収容部内の空気が外気と入れ替わることができるように構成される衣類処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における衣類処理装置は、被処理物を収容する収容部を有し前面に開口を有する外殻と、前記開口を開閉する扉と、を有する筐体と、前記収容部内で前記被処理物を保持する保持部と、前記収容部内の空気を処理して循環させる空気処理装置と、前記収容部内に蒸気を供給する蒸気供給装置と、前記収容部を形成するケースに設けられ前記ケースの内部と外部とを連通させる通気口と、前記通気口を開閉する開閉装置と、処理運転を実行する制御部と、を備え、前記通気口は、運転終了後に開成される。
【発明の効果】
【0006】
本開示における衣類処理装置は、収容部の内部と外部とを連通させて、収容部内の空気を外気と入れ替えることができる。これにより、空気処理装置に残る水分の湿気、又は、収容部の内壁及び送風路などに付着した臭気、を排出して収容部内にこもることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における衣類処理装置の斜視図
実施の形態1における衣類処理装置の機械室を見えるようにした斜視図
実施の形態1における衣類処理装置の側面断面図
実施の形態1における衣類処理装置の空気処理装置及び蒸気供給装置の構成模式図
実施の形態1における衣類処理装置の操作部の模式図
実施の形態1における衣類処理装置のシワ伸ばし運転のフローチャート
実施の形態1における衣類処理装置の通気口が開成状態の開閉装置近傍の平面図
実施の形態1における衣類処理装置の通気口が開成状態の開閉装置近傍の側面断面図
実施の形態1における衣類処理装置の通気口が閉止状態の開閉装置近傍の平面図
実施の形態1における衣類処理装置の通気口が閉止状態の開閉装置近傍の側面断面図
実施の形態1における衣類処理装置の空気処理装置及び蒸気供給装置の構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
衣類等の被処理物の生地についたシワを伸ばすためには、スチームアイロンのように高温の蒸気をシワ部分に噴霧することが有効な手段である。従来技術による衣類処理装置は、被処理物が本体内に吊り下げられて蒸気に晒され、乾燥されることにより、シワ伸ばし及び脱臭などの衣類処理を行う。このような衣類処理装置は、処理運転が終わった状態で、本体内にそのまま被処理物を保管しておくことが可能である。また、使用者は、衣類処理装置を一時的な保管庫として、処理をするつもりがないものを収容することもあり、衣類処理装置をクローゼット代わりに利用することがある。
【0009】
衣類処理装置は、シワ伸ばし処理の他にも色々な処理運転が可能であり、脱臭処理なども可能である。しかしながら、処理前の衣類の状態などによっては、使用者が衣類処理装置を使用した後、機械室側の空気処理装置に水分が残存したり、収容部の内壁及び送風路などに臭気が付着したりして、時間が経つとこれらの湿気又は臭気が収容部内にこもったりして不具合が発生する可能性がある。
【0010】
そこで、発明者らは、これらの不具合の発生を抑制することに着目し、本開示の主題を提供するに至った。
(【0011】以降は省略されています)

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