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公開番号
2024180551
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2024179651,2020206820
出願日
2024-10-15,2020-12-14
発明の名称
メモリシステム
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
12/00 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】メモリコントローラとメモリチップとの間のデータ転送の周波数を高くしたメモリシステムを提供すること。
【解決手段】メモリシステムは、メモリチップと、メモリチップを制御するように構成されたメモリコントローラと、を備える。メモリコントローラは、リード動作において、第1クロックに同期したコマンドをメモリチップへ送信し、第1クロックとは周波数が異なる第2クロックに少なくとも同期した第1タイミング信号を前記メモリチップに送信する、ように構成される。メモリチップは、リード動作において、第2クロックに同期した第2タイミング信号を、第1タイミング信号に基づいて生成し、第2タイミング信号に同期した第1データをメモリコントローラに送信する、ように構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
メモリチップと、
前記メモリチップを制御するように構成されたメモリコントローラと、
を備え、
前記メモリコントローラは、リード動作において、
第1クロックに同期したコマンドを前記メモリチップへ送信し、
前記第1クロックとは周波数が異なる第2クロックに少なくとも同期した第1タイミング信号を前記メモリチップに送信する、ように構成され、
前記メモリチップは、前記リード動作において、
前記第2クロックに同期した第2タイミング信号を、前記第1タイミング信号に基づいて生成し、
前記第2タイミング信号に同期した第1データを前記メモリコントローラに送信する、ように構成される、
メモリシステム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記メモリコントローラは、さらに、ライト動作において、
前記第1クロックに同期した第3タイミング信号を前記メモリチップに送信し、
前記第3タイミング信号に同期した第2データを前記メモリチップに送信する、ように構成される、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項3】
前記第1タイミング信号は、第1期間において前記第1クロックに同期し、前記第1期間とは異なる第2期間において前記第2クロックに同期し、
前記メモリコントローラは、さらに、
前記コマンドを前記メモリチップへ送信した後、前記第1クロックに同期した前記第1タイミング信号を前記メモリチップに送信し、
前記第2クロックに同期した前記第1タイミング信号を前記メモリチップに送信する、ように構成される、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項4】
前記メモリコントローラは、さらに、
前記コマンドを前記メモリチップへ送信した後、前記第1クロックで動作する第1タイマを用いて第1時間長を測定し、
前記第1時間長が第1値に達したことを前記第1タイマが検出したことに応じ、前記第1クロックに同期した前記第1タイミング信号を前記メモリチップへ送信する、ように構成される、
請求項3に記載のメモリシステム。
【請求項5】
前記メモリコントローラは、さらに、
前記第1クロックに同期した前記第1タイミング信号を前記メモリチップへ送信した後、前記第2クロックで動作する第2タイマを用いて第2時間長を測定し、
前記第2時間長が第2値に達したことを前記第2タイマが検出したことに応じ、前記第2クロックに同期した前記第1タイミング信号を前記メモリチップへ送信する、ように構成される、
請求項4に記載のメモリシステム。
【請求項6】
前記メモリコントローラは、さらに、前記第2時間長が前記第2値に達したことを前記第2タイマが検出したことに応じ、前記第2クロックに同期した前記第1タイミング信号を、前記第1データのサイズに応じた回数トグルさせる、ように構成される、
請求項5に記載のメモリシステム。
【請求項7】
前記メモリコントローラは、さらに、
前記第1タイミング信号を、前記第1データの前記サイズに応じた回数トグルさせたことに応じ、前記第1クロックで動作する前記第1タイマを用いて第3時間長を測定し、
前記第3時間長が第3値に達したことを前記第1タイマが検出したことに応じ、前記第1クロックに同期した前記第1タイミング信号を前記メモリチップへ送信する、ように構成される、
請求項6に記載のメモリシステム。
【請求項8】
前記メモリコントローラは、さらに、前記リード動作において、前記第1クロックに同期したアドレスを前記メモリチップへ送信する、ように構成される、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項9】
前記メモリコントローラと前記メモリチップとをそれぞれ接続する第1信号線、第2信号線、および第3信号線、をさらに備え、
前記メモリコントローラは、
前記第1クロックに同期した前記コマンドを、前記第1信号線を用いて前記メモリチップへ送信し、
前記第2クロックに少なくとも同期した前記第1タイミング信号を、前記第2信号線を用いて前記メモリチップへ送信する、ように構成され、
前記メモリチップは、
前記第2クロックに同期した前記第2タイミング信号を、前記第3信号線を用いて前記メモリコントローラへ送信する、ように構成される、
請求項1に記載のメモリシステム。
【請求項10】
前記メモリチップは、前記リード動作において、
前記第2タイミング信号に同期した前記第1データを、前記第1信号線を用いて前記メモリコントローラへ送信する、ように構成され、
前記メモリコントローラは、ライト動作において、
前記第1クロックに同期した第3タイミング信号を、前記第3信号線を用いて前記メモリチップへ送信し、
前記第3タイミング信号に同期した第2データを、前記第1信号線を用いて前記メモリチップへ送信する、ように構成される、
請求項9に記載のメモリシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、メモリシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
メモリコントローラと複数のメモリチップとを備えるメモリシステムが普及している。メモリコントローラと各メモリチップとの間のデータ転送の周波数をできるだけ高くしたいという要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2007/0106836号明細書
米国特許出願公開第2018/0225236号明細書
米国特許第7382679号明細書
【非特許文献】
【0004】
Ren-Shuo Liu, Jian-Hao Huang, “DI-SSD: Desymmetrized Interconnection Architecture and Dynamic Timing Calibration for Solid-State Drives”, [online], 2018 23rd Asia and South Pacific Design Automation Conference, [retrieved on 2020-12-11], retrieved from the Internet: <URL: https://ieeexplore.ieee.org/document/8297279>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一つの実施形態は、メモリコントローラとメモリチップとの間のデータ転送の周波数を高くしたメモリシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの実施形態によれば、メモリシステムは、メモリチップと、メモリチップを制御するように構成されたメモリコントローラと、を備える。メモリコントローラは、リード動作において、第1クロックに同期したコマンドをメモリチップへ送信し、第1クロックとは周波数が異なる第2クロックに少なくとも同期した第1タイミング信号を前記メモリチップに送信する、ように構成される。メモリチップは、リード動作において、第2クロックに同期した第2タイミング信号を、第1タイミング信号に基づいて生成し、第2タイミング信号に同期した第1データをメモリコントローラに送信する、ように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、ホストと接続された実施形態のメモリシステムの構成の一例を示す模式的な図である。
図2は、実施形態のチャネルの構成の一例を示す模式的な図である。
図3は、実施形態のライト動作においてNANDコントローラとメモリチップとの間で転送される信号の一部を説明するための図である。
図4は、実施形態のリード動作においてNANDコントローラとメモリチップとの間で転送される信号の一部を説明するための図である。
図5は、実施形態のNANDコントローラおよびメモリチップのより詳細な構成の一例を示す模式的な図である。
図6は、リード動作における実施形態のメモリシステムの動作を説明するためのタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、実施形態のメモリシステムを詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0009】
(実施形態)
図1は、ホストと接続された実施形態のメモリシステムの構成の一例を示す模式的な図である。メモリシステム1は、ホスト2と接続可能である。メモリシステム1とホスト2との間の通信路の規格は、特定の規格に限定されない。一例では、SAS(Serial Attached SCSI)が採用され得る。
【0010】
ホスト2は、例えばパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、またはサーバである。メモリシステム1は、ホスト2からアクセス要求(リード要求やライト要求など)を受け付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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