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公開番号2024179579
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098541
出願日2023-06-15
発明の名称車両用制御装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20241219BHJP(信号)
要約【課題】特定の状況下における運転にも対応した評価を行うことが可能な車両用制御装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかる車両用制御装置は、運転開始後にセンサ情報を取得する制御部と、センサ情報に基づき、運転評価項目の条件に該当する走行が第1所定時間以上継続した回数を計数し、走行が第1所定時間以上継続した場合には第1所定時間に続けて第2所定時間以上継続した回数を計数する計数部と、計数部が計数した運転評価項目の回数情報を、運転評価部へ出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
運転開始後にセンサ情報を取得する制御部と
前記センサ情報に基づき、運転評価項目の条件に該当する走行が第1所定時間以上継続した回数を計数し、前記走行が前記第1所定時間以上継続した場合には前記第1所定時間に続けて第2所定時間以上継続した回数を計数する計数部と、
前記計数部が計数した前記運転評価項目の回数情報を、運転評価部へ出力する出力部と、
を有する車両用制御装置。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記運転評価項目は、複数の評価段階が設けられており、
前記計数部は、前記複数の評価段階のうち該当する評価段階ごとに回数を計数する、
請求項1に記載の車両用制御装置。
【請求項3】
前記第2所定時間は、走行状況に応じて変更される、
請求項1または2に記載の車両用制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両が所定速度を超過すると速度超過アラームを通知することが可能な車両用制御装置がある。
【0003】
また、特許文献1には、予め設定された運転に関する評価項目において、各評価項目の条件に該当した回数を計測して、各評価項目の計測回数が所定の警告回数に達した場合に警告情報を通知する運転診断装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-138722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来は、車両が評価項目に該当する走行を所定時間以上続けた回数により運転を評価する。このため、特定の状況下の運転において評価項目に該当する走行を所定時間以上続けた場合においても、同様に回数が加算されるため、運転の評価が適正に行われないという課題がある。
【0006】
本発明の目的は、特定の状況下における運転にも対応した評価を行うことが可能な車両用制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するため、本発明にかかる車両用制御装置は、運転開始後にセンサ情報を取得する制御部と、前記センサ情報に基づき、運転評価項目の条件に該当する走行が第1所定時間以上継続した回数を計数し、前記走行が前記第1所定時間以上継続した場合には前記第1所定時間に続けて第2所定時間以上継続した回数を計数する計数部と、前記計数部が計数した前記運転評価項目の回数情報を、運転評価部へ出力する出力部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特定の状況下における運転にも対応した評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態にかかる車両用制御装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
図2は、運転評価項目のうちの「速度」項目を対象にした運転評価の説明図である。
図3は、車両用制御装置10が行う運転評価の処理の動作の一例を示すフロー図である。
図4は、運転評価項目のうちの「車間距離」項目を対象にした運転評価の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、添付図面を参照し、本発明の実施形態である車両用制御装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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