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公開番号2024178804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097228
出願日2023-06-13
発明の名称情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06F 3/16 20060101AFI20241218BHJP(計算;計数)
要約【課題】音声認識の専門家が不在の場合でも、適切な入力形式を定めることが可能な情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る情報処理プログラムは、情報取得部と、形式推定部と、をコンピュータに実現させる。前記情報取得部は、項目ごとに、音声入力の入力欄を含む記録用データシートから、1つ以上の項目と、前記1つ以上の項目に対する入力欄の値に関する情報とを取得する。前記形式推定部は、前記情報に基づいて、前記入力欄の入力形式を推定する。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
項目ごとに、音声入力の入力欄を含む記録用データシートから、1つ以上の項目と、前記1つ以上の項目に対する入力欄の値に関する情報とを取得する情報取得部と、
前記情報に基づいて、前記入力欄の入力形式を推定する形式推定部と、
をコンピュータに実現させる情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記記録用データシートに含まれる複数の入力欄に値を入力するための入力手順が前記コンピュータのメモリに保持されており、
前記入力手順は、前記記録用データシートに含まれる入力対象項目の入力欄を識別する識別子と、前記推定された入力形式とを含んでいる、
請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記記録用データシートから複数の入力欄の範囲を選択する範囲選択部、を前記コンピュータに更に実現させ、
前記情報取得部は、前記選択された範囲の入力欄に対応して前記情報を取得し、
前記形式推定部は、前記対応して取得された前記情報に基づいて、前記範囲の入力欄に共通する入力形式を推定する、
請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記入力手順は、前記入力対象項目の項目名を含むガイダンスを更に含んでおり、
前記範囲選択部は、前記ガイダンス又は前記識別子に基づいて、前記入力欄の範囲を選択する、
請求項3に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記推定された入力形式に基づいて音声認識辞書を生成する辞書生成部と、
ユーザの発話に対して前記音声認識辞書を用いて音声認識を実行し、得られた音声認識結果のテキストを前記識別子に応じて前記入力欄に入力する認識制御部と、
を前記コンピュータに更に実現させる、請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
前記情報は、前記入力欄の値の例である入力値例であり、
前記情報取得部は、前記入力欄の値が予め入力された前記記録用データシートと、前記入力欄への値の入力を受け付けるユーザインタフェースとのうちの少なくとも一方から当該値を前記入力値例として取得する、
請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
前記情報は、前記入力欄の値の表示に用いられる書式設定であり、
前記情報取得部は、前記記録用データシートに含まれる前記書式設定を前記情報として取得する、
請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項8】
前記情報は、前記入力欄の値の例である入力値例と、前記入力欄の値の表示に用いられる書式設定とを含んでおり、
前記情報取得部は、前記入力値例と前記書式設定とを含む前記情報を前記記録用データシートから取得する、
請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項9】
前記形式推定部は、前記範囲の入力欄ごとに入力形式を推定し、前記推定された入力形式のうちの1つの入力形式を前記共通する入力形式として推定する、
請求項3に記載の情報処理プログラム。
【請求項10】
前記形式推定部は、前記範囲の入力欄ごとに入力形式を推定し、前記推定された入力形式のうちの複数を包含した入力形式を前記共通する入力形式として推定する、
請求項3に記載の情報処理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
製造現場や保守点検現場においては、測定機器による測定値および目視による点検結果などを、帳票や表などの記録用データシートに入力し、入力後の記録用データシートを作業員同士または顧客との間で共有する場合がある。この場合、記録用データシートに入力するべき内容が予め定められており、作業者は作業手順通りに作業を行い、得られたデータを記録用データシート内の所定の位置に入力する。
【0003】
一般的な帳票ソフトではデータをテキストで入力するが、作業中にテキストを入力するのは時間がかかってしまうため、音声を使ってデータを入力したいというニーズがある。例えば、帳票ソフトとは別のアプリケーションで入力対象項目とその項目に入力する内容を設定することで、発話をした際に選択している項目に値を入力でき、さらには、設定時に次に入力する項目を指定しておくことで、連続して項目に値を入力できる音声入力手法がある。このような音声入力手法によれば、入力される値の入力形式を音声認識の専門家が予め定めておくことで、入力形式に基づいて音声入力を行うことが可能である。
【0004】
以上のような音声入力手法は、通常は特に問題ないが、本発明者の検討によれば、音声認識の専門家が不在の場合には、適切な入力形式を定めることが困難な点で改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-52676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、音声認識の専門家が不在の場合でも、適切な入力形式を定めることが可能な情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る情報処理プログラムは、情報取得部と、形式推定部と、をコンピュータに実現させる。前記情報取得部は、項目ごとに、音声入力の入力欄を含む記録用データシートから、1つ以上の項目と、前記1つ以上の項目に対する入力欄の値に関する情報とを取得する。前記形式推定部は、前記情報に基づいて、前記入力欄の入力形式を推定する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図。
第1の実施形態に係る帳票データの一例を示す図。
第1の実施形態に係る入力手順記憶部の初期設定の一例を示す図。
第1の実施形態に係る単語リストの一例を示す図。
第1の実施形態に係る入力済み帳票の一例を示す図。
第1の実施形態に係る入力手順記憶部の自動設定済みを示す図。
第1の実施形態に係るガイダンスの入力形式対応表の一例を示す図。
第1の実施形態に係る入力手順作成処理を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る範囲選択の一例を示す図。
第1の実施形態に係るアラートの一例を示す図。
第1の実施形態に係るアラートの他の一例を示す図。
第1の実施形態に係る帳票の入力形式表示の一例を示す図。
第1の実施形態に係る帳票の入力値例表示の一例を示す図。
第1の実施形態に係る帳票の入力順序表示の一例を示す図。
第1の実施形態に係る帳票の入力順序表示の他の一例を示す図。
第1の実施形態に係る形式推定処理(連結無し)を示す図。
第1の実施形態に係る形式振り分けルールの一例を示す図。
第1の実施形態に係る形式推定(連結無し)を示す図。
第1の実施形態に係る形式チェック処理を示す図。
第1の実施形態に係る音声入力処理を示す図。
第2の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図。
第2の実施形態に係る範囲自動選択の一例を示す図。
第2の実施形態に係る入力手順作成処理を示すフローチャート。
第3の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図。
第3の実施形態に係る入力手順作成処理を示すフローチャート。
第3の実施形態に係る形式推定処理(連結無し)を示すフローチャート。
第3の実施形態に係る形式チェック処理を示すフローチャート。
第4の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図。
第4の実施形態に係る動作例表示処理を示すフローチャート。
第5の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら各実施形態を詳細に説明する。以下の説明では、音声入力機能を持つタブレット端末などの情報処理装置において、入力手順作成処理と、音声入力処理とを実行する場合を例に挙げて述べる。なお、情報処理装置としては、タブレット端末に限らず、外付けマイクや外付けスピーカーを装着したPC(Personal computer)やスマートフォン等の如き、任意のコンピュータが、適宜、使用可能となっている。また、情報処理装置は、必ずしも入力手順作成処理及び音声入力処理を行う必要はなく、少なくとも入力手順作成処理を行う装置であればよい。すなわち、入力手順作成処理のプログラムと、音声入力処理のプログラムとは、一つの情報処理プログラムとしてインストールしてもよく、別々の情報処理プログラムとしてインストールしてもよい。いずれにしても、情報処理装置は、当該情報処理プログラムを実行することにより、入力手順作成処理や音声入力処理の各機能を実現する。また、情報処理装置は、入力手順作成処理及び音声入力処理のうち、入力手順作成処理のみを行う場合には、マイクを省略してもよい。また、以下の説明中、入力手順作成処理に関するユーザを入力手順作成者と呼び、音声入力処理に関するユーザを音声入力者と呼ぶ。音声入力者と入力手順作成者とは、同一人物でもよく、異なる人物でもよい。また、複数の音声入力者と、複数の入力手順作成者とが協業してもよい。
【0010】
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。この情報処理装置1は、データ記憶部2、入力手順記憶部3、入力値例取得部4、範囲選択部5、形式推定部6、形式チェック部7、辞書生成部8、音声認識部9、音声合成部10、認識制御部11及び表示部12を備えている。情報処理装置1は、メモリにインストールされた情報処理プログラムの実行により、各部の機能を実現するコンピュータである。
(【0011】以降は省略されています)

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