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公開番号2024178664
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023096978
出願日2023-06-13
発明の名称医療用綿棒
出願人国立大学法人大阪大学,株式会社山洋
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類A61M 35/00 20060101AFI20241218BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】綿状体とチューブとの密着性が向上した医療用綿棒を提供する。
【解決手段】医療用綿棒1は、綿状体10と軸部20とチューブ30とを備える。軸部20は綿状体10を保持する。チューブ30は中空内部31を有する。中空内部31は内周面32aに囲まれている。軸部20は内周面32aに接着部40を介して接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
綿状体と、
前記綿状体を保持する軸部と、
内周面に囲まれた中空内部を有するチューブとを備え、
前記軸部は、前記内周面に接着部を介して接続されている、医療用綿棒。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記チューブは、前記内周面に接続されている端面を有し、
前記綿状体は、前記端面に前記接着部を介して接続されている、請求項1に記載の医療用綿棒。
【請求項3】
前記チューブは長手方向に延びており、
前記長手方向に対して垂直な方向を径方向とすると、
前記綿状体の前記径方向における幅は、前記端面の前記径方向における幅以下である、請求項2に記載の医療用綿棒。
【請求項4】
前記綿状体は、先端部を有し、
前記先端部は、前記チューブから前記長手方向において最も離れた位置に配置されており、
前記先端部は、前記径方向に延在している平面部を有する、請求項3に記載の医療用綿棒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、医療用綿棒に関する。
続きを表示(約 890 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内視鏡における鉗子口の清掃用具として、綿状体がチューブに挿入された綿棒が知られている(例えば、特開2018-82838号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-82838号公報参照
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のような綿棒は、電気メスの代替として患者の患部における組織を剥離するために使用されてもよいが、使用中にチューブから綿状体が抜ける恐れがある。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するために成されたものであり、本開示の目的は、綿状体とチューブとの密着性が向上した医療用綿棒を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従った医療用綿棒は、綿状体と軸部とチューブとを備える。軸部は綿状体を保持する。チューブは中空内部を有する。中空内部は内周面に囲まれている。軸部は内周面に接着部を介して接続されている。
【発明の効果】
【0007】
上記によれば、綿状体とチューブとの密着性が向上した医療用綿棒が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る医療用綿棒の断面図である。
図1の領域IIにおける部分拡大断面図である。
実施の形態2に係る医療用綿棒の部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態を説明する。なお、特に言及しない限り、以下の図面において同一または対応する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
【0010】
実施の形態1.
<医療用綿棒の構成>
図1は、実施の形態1に係る医療用綿棒1の断面図である。図2は、図1の領域IIにおける部分拡大断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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