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公開番号
2025091565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206851
出願日
2023-12-07
発明の名称
カテーテル
出願人
株式会社塚田メディカル・リサーチ
,
国立大学法人大阪大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/20 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、伝送ケーブルを容易に組み込むことのできるカテーテルを提供することを目的とする。
【解決手段】
カテーテル100において、先端に形成された開口16,17に連通する内腔15が形成されたチューブ12を備え、前記チューブ12は、伝送ケーブル32を保持するためのケーブル保持部22,23が前記内腔15内に形成されるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
カテーテルにおいて、
先端に形成された開口に連通する内腔が形成されたチューブを備え、
前記チューブは、伝送ケーブルを保持するためのケーブル保持部が前記内腔内に形成されたことを特徴とする、カテーテル。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のカテーテルにおいて、
前記ケーブル保持部は、前記チューブと一体で形成されたことを特徴とする、カテーテル。
【請求項3】
請求項1に記載のカテーテルにおいて、
前記ケーブル保持部は、板形状に形成されたことを特徴とする、カテーテル。
【請求項4】
請求項1に記載のカテーテルにおいて、
前記ケーブル保持部は、前記内腔に沿って延在することを特徴とする、カテーテル。
【請求項5】
請求項1に記載のカテーテルにおいて、
一対の前記ケーブル保持部の各々が互いに対して対向するように、前記チューブの内周面から突出することを特徴とする、カテーテル。
【請求項6】
請求項5に記載のカテーテルにおいて、
一方の前記ケーブル保持部と他方の前記ケーブル保持部とは、前記チューブの内周面から突出する距離が同じであることを特徴とする、カテーテル。
【請求項7】
請求項5に記載のカテーテルにおいて、
前記伝送ケーブルを有するセンサをさらに備え、
一方の前記ケーブル保持部の先端と他方の前記ケーブル保持部の先端との間隔は、前記伝送ケーブルの直径よりも小さいことを特徴とする、カテーテル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、伝送ケーブルを通して使用されるカテーテルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
集中治療室の入院患者の30~50%に発生している急性腎傷害(AKI:Acute Kidney Injury)は、軽症であっても患者の予後に悪影響を与えており、血液浄化が必要になった場合の死亡率は60%にも及んでいる。また、慢性腎不全への移行も問題となっている。AKIは、腎髄質の低酸素が発症原因の1つであり、膀胱内の尿中酸素分圧を測定することにより腎髄質酸素分圧を推定できると考えられている。この膀胱内の尿中の酸素分圧を測定するために、酸素分圧測定センサを設けて膀胱内または膀胱壁の酸素分圧を測定するカテーテルが提案されている。この種のカテーテルでは、酸素分圧を測定するために、センサ本体とカテーテルの外部に取り付けられた装置とをつなぐ伝送ケーブルを通すために、尿を流すための排尿用ルーメンとは別に、伝送ケーブル専用の伝送ケーブルルーメンを形成していた(例えば、特許文献1参照)。この伝送ケーブルルーメンには、センサ本体と伝送ケーブルとが一体になったセンサをカテーテルの基端から伝送ケーブルルーメン内に挿入し、カテーテルの先端に設けられたバルーン近傍にセンサ本体を配置して、カテーテルの先端孔や側孔から流入する尿の酸素分圧を測定していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/051394号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、伝送ケーブルルーメンが別途形成されていた上記従来の技術によるカテーテルでは、伝送ケーブルルーメン内へのセンサの挿入が困難であった。より具体的には、カテーテルにセンサを組み込む際には、カテーテルの基端から伝送ケーブルの後端部を手で持って挿入していくが、シリコーン等で形成されたカテーテルは摩擦係数が高いことによりセンサが伝送ケーブルルーメン内を滑り難くかった。
【0005】
また、摩擦力が大きくて滑り難いことからセンサ本体を特定の位置に位置合わせして固定することが困難であった。
【0006】
さらに、センサをカテーテル内に位置合わせする際に、伝送ケーブルを無理に押し込んでいくと光ファイバ等で作成された伝送ケーブルが折れてしまう恐れがあった。
【0007】
さらにまた、カテーテルのチューブ内に伝送ケーブルルーメンを形成するのにチューブの一部を厚肉にする必要があるため、排尿用ルーメンの流路面積が小さくなってしまい、排尿用ルーメン内を流れる尿の流量が少なくなっていた。
【0008】
本発明は、上記従来の技術による課題を解消し、伝送ケーブルを容易に組み込むことのできるカテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、カテーテルにおいて、先端に形成された開口に連通する内腔が形成されたチューブを備え、前記チューブは、伝送ケーブルを保持するためのケーブル保持部が前記内腔内に形成されたことを特徴とする。
【0010】
この場合において、前記ケーブル保持部は、前記チューブと一体で形成されていてもよい。前記ケーブル保持部は、板形状に形成されていてもよい。前記ケーブル保持部は、前記内腔に沿って延在していてもよい。一対の前記ケーブル保持部の各々が互いに対して対向するように、前記チューブの内周面から突出していてもよい。一方の前記ケーブル保持部と他方の前記ケーブル保持部とは、前記チューブの内周面から突出する距離が同じであってもよい。前記伝送ケーブルを有するセンサをさらに備え、一方の前記ケーブル保持部の先端と他方の前記ケーブル保持部の先端との間隔は、前記伝送ケーブルの直径よりも小さくてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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