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公開番号
2024178268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2024160449,2021547134
出願日
2024-09-17,2020-02-12
発明の名称
顕微鏡用試料ホルダのための装置、システム及び方法
出願人
ユニヴァーシティ オブ ワシントン
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
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個人
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個人
,
個人
主分類
G02B
21/34 20060101AFI20241217BHJP(光学)
要約
【課題】顕微鏡の光学装置に干渉することなく、種々のタイプの試料や試料ホルダに対応する顕微鏡があると便利な場合がある。
【解決手段】モジュール式試料ホルダのための装置、システム及び方法である。顕微鏡は、照明パスに沿って照明光を試料の方に向け、集光パスに沿って試料からの光を集光し得る。照明パスに沿った光は、試料に到達するために、浸漬流体と試料ホルダの材料とを通過し得る。集光パスに沿った光は、試料ホルダの材料と浸漬流体とを通過し得る。試料ホルダは、照明パスの光軸に対して概ね垂直である、照明パスに沿った第1の光学面を有し得る。試料ホルダは、集光パスの光軸に対して概ね垂直である、集光パスに沿った第2の光学面を有し得る。試料ホルダは、モジュール式であり得る。試料ホルダは、密閉チャネル内に試料を含み得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
照明パスに沿って照明光を試料に向けるように構成された照明光学装置と、
集光パスに沿って前記試料からの光を受け取るように構成された集光光学装置と、
浸漬媒体を保持するように構成された浸漬チャンバと、
前記試料を支持するように構成された試料ホルダと、
を備える装置であって、
前記試料ホルダは、第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面とを含み、
前記第2の表面は、浸漬媒体に隣接し、
前記第2の表面は、前記照明パスに対して概ね垂直である、前記照明パスに沿った第1の光学面と、前記集光パスに対して概ね垂直である、前記集光パスに沿った第2の光学面とを含む、装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記装置は、前記照明パス及び前記集光パスに対する配向において前記試料ホルダを支持するように構成された支持部材をさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記試料ホルダは、前記支持部材の受け口に取り外し可能に位置決め可能なモジュール式試料ホルダである、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記第1の光学面は、前記第2の光学面に対して概ね垂直である、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記浸漬媒体、前記試料、前記第1の光学面及び前記第2の光学面は、整合された屈折率を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記試料ホルダは、前記試料を含むように構成された密閉チャネルを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記密閉チャネルは、当該チャネルに流体を供給するように構成された入口と、当該チャネルから流体を排出するように構成された出口とに結合されている、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記試料ホルダは、複数のトラフを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記試料ホルダは、複数のウェルを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
支持体受け口と浸漬流体とを含み、前記浸漬流体を通って照明パスに沿って照明ビームを焦点領域の方に向け、当該焦点領域から前記浸漬流体を通って集光パスに沿って集光光を受け取るように構成された顕微鏡と、
モジュール式試料ホルダと、
を備えるシステムであって、
前記モジュール式試料ホルダは、
試料を支持するように構成された試料チャンバと、
前記モジュール式試料ホルダの側面に沿って位置決めされた第1の光学面及び第2の光学面と、
を備え、
前記モジュール式試料ホルダは、以下のように前記支持体受け口に取り外し可能に位置決め可能である、即ち、
前記焦点領域は、前記試料内において位置決め可能であり、
前記第1及び前記第2の光学面は、前記浸漬流体に隣接し、
前記第1の光学面は、前記照明パスに沿って、前記照明パスに対して概ね垂直であり、
前記第2の光学面は、前記集光パスに沿って、前記集光パスに対して概ね垂直であるように、前記モジュール式試料ホルダは、前記支持体受け口に取り外し可能に位置決め可能である、システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年2月12日に出願された米国仮特許出願第62/804,606号の先行する出願日の米国特許法(35 U.S.C.)第119条の下における利益を主張するものであり、当該米国仮特許出願の内容全体は、あらゆる目的のために参照により完全に本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
研究開発に関する声明
本発明は、米国国防総省から授与された助成金番号W81XWH-14-2-0183及び米国国立衛生研究所から授与された助成金番号F32CA213615の下で政府支援を受けてなされたものである。政府は、本発明について一定の権利を有している。
【0003】
本発明の実施形態は、概して光学的撮像、特に顕微鏡に関する。
【背景技術】
【0004】
顕微鏡は、一般的に、光を試料に向け、次いで、試料から受け取った光に基づいて試料を撮像することに関与し得る。いくつかの顕微鏡においては、システムの光学装置を、試料に対して試料ホルダの反対側(底部)に配置する場合がある。これにより、試料へのアクセスを向上させ、試料の準備/装着などを容易にさせることができる。従って、照明光及び集光光は、光学装置と試料との間を通過するために試料ホルダの材料を通過する場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
異なるタイプの試料は、それらを支持するために異なるタイプの試料ホルダを必要とする場合がある。例えば、いくつかの試料は、ガラススライドのような平坦なプレート上に載置される場合があり、一方、他の試料は、液体(例えばウェルプレート内)に懸濁される場合がある。顕微鏡の光学装置に干渉することなく、種々のタイプの試料や試料ホルダに対応する顕微鏡があると便利な場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
概要
少なくとも1つの態様においては、本開示は、照明光学装置、集光光学装置、浸漬チャンバ及び試料ホルダを含む装置に関する。照明光学装置は、照明パスに沿って照明光を試料に向ける。集光光学装置は、集光パスに沿って試料からの光を受け取る。浸漬チャンバは、浸漬媒体を保持する。試料ホルダは、試料を支持し、第1の表面と、当該第1の表面とは反対側の第2の表面と、を含む。第2の表面は、浸漬媒体に隣接している。第2の表面は、照明パスに対して概ね垂直である、照明パスに沿った第1の光学面と、集光パスに対して概ね垂直である、集光パスに沿った第2の光学面と、を含む。
【0007】
装置は、照明パス及び集光パスに対する配向において試料ホルダを支持することが可能な支持部材を含み得る。試料ホルダは、支持部材の受け口に取り外し可能に位置決め可能なモジュール式試料ホルダであるものとしてもよい。第1の光学面は、第2の光学面に対して概ね垂直であるものとしてもよい。浸漬媒体、試料、第1の光学面及び第2の光学面は、整合された屈折率を有し得る。試料ホルダは、試料を含むことが可能な密閉チャネルを含み得る。この密閉チャネルは、チャネルに流体を供給するように構成された入口と、チャネルから流体を排出するように構成された出口とに結合されるものとしてもよい。試料ホルダは、複数のトラフを含み得る。試料ホルダは、複数のウェルを含み得る。
【0008】
少なくとも1つの態様においては、本開示は、顕微鏡とモジュール式試料ホルダとを含むシステムに関する。顕微鏡は、支持体受け口と、浸漬流体とを含む。顕微鏡は、浸漬流体を通って照明パスに沿って照明ビーム光を焦点領域の方に向け、当該焦点領域から浸漬流体を通って集光パスに沿って集光光を受け取る。モジュール式試料ホルダは、試料を支持する試料チャンバと、モジュール式試料ホルダの側面に沿って位置決めされた第1の光学面及び第2の光学面とを含む。モジュール式試料ホルダは、焦点領域が試料内において位置決め可能であり、第1及び第2の光学面が浸漬流体に隣接し、第1の光学面が照明パスに沿って、当該照明パスに対して概ね垂直であり、第2の光学面が集光パスに沿って、当該集光パスに対して概ね垂直であるように、支持体受け口に取り外し可能に位置決め可能である。
【0009】
照明ビームは、光シートであるものとしてもよい。試料ホルダは、試料を保持するように構成されたトラフを含み得る。その場合、第1の光学面及び第2の光学面は、トラフの底部を形成し得る。試料ホルダは、試料を保持するように構成されたウェルを含み得る。その場合、第1の光学面及び第2の光学面は、ウェルの底部を形成し得る。試料ホルダは、試料を保持することが可能なチャネルを含み得る。第1の光学面は、第2の光学面に対して概ね垂直であるものとするとよい。試料、浸漬流体、第1の光学面及び第2の光学面は、整合された屈折率を有し得る。
【0010】
少なくとも1つの態様においては、本開示は、照明光を試料に供給する照明光学装置と、試料からの光を受け取る集光光学装置と、浸漬流体を保持する浸漬チャンバと、試料ホルダとを含む装置に関するものである。この試料ホルダは、当該試料ホルダの材料を貫通する密閉チャネルを含む。この密閉チャネルは、試料を保持する。試料ホルダは、当該試料ホルダの表面が浸漬流体に隣接するように位置決め可能である。照明光は、試料に到達する前に、浸漬媒体と試料ホルダとを通過し、試料からの光は、集光光学装置に到達する前に、試料ホルダと浸漬媒体とを通過する。
(【0011】以降は省略されています)
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